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2024/12/09 学校の様子
令和6年度 上級救命講習
上級救命講習
12月10日(火) 本校体育館にて上級救命講習を実施しました。
成人や小児・幼児への救命処置や応急手当、傷病者の搬送法などについて学びます。


第2学年を対象に「西新井消防署舎人出張所」、「(公財)東京防災救急協会」のご指導で講習が始まりました。


東京消防庁公式サイト内の電子学習室にて上級救命講習について学習しテストに合格すると、実習受講時間を2時間短縮することができます。
本校では、電子学習を修了した上で本日の講習に臨んでいます。


この講習の大半は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDによる「心肺蘇生法」を心肺蘇生教育人体モデルを用いて行う実習が中心です。
AEDとは、Automated External Defibrillator の頭文字をとったもので、日本語では「自動体外式除細動器」といいます。


AEDは、心臓が不規則に震え、血液を送り出せない状態(心室細動)を心電図で自動検知し、必要な場合に電気ショックを与えて心臓のリズムを正常に戻す機能を持っています。


「心肺蘇生法・AEDの使用方法」についての実習風景 胸骨圧迫については、強度とテンポが重要です。
テンポの目安となる発信音が体育館内に流れる中、一定のリズムを保って胸骨を圧迫し、AEDの使用を試みます。


医療行為であるAEDの使用は、2004年7月以降一般市民でも取り扱いできるようになりました。
救急車の出動を要請してから現場到着までの概ね10分間、初動としての応急処置が救命に繋がります。


こちらは、三角巾を活用した「包帯法(外傷の手当)」の様子。この他、ノドに詰まった異物の除去や傷病者への止血法実習も行いました。

最後に、受講した生徒から講師の方々へ実習のお礼を述べ講習を終えました。
生徒一人ひとりへ親身なご対応をいただきありがとうございました。


こちらの画像は、校内設置のAED(自動体外式除細動器)です。校内数か所に設置しています。
☆最後までお読みいただきありがとうございました。
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