教育目標・カリキュラム
教育目標・教育目標の考え方
教育目標
- ・勤労と責任を重んじる誠実な人をつくる。
- ・個性を伸ばし、自主的にして協調性のある人をつくる。
- ・豊かな教養を備えた地球環境に配慮できる技術者をつくる。
教育目標の考え方
本校の教育目標を達成するために、育てる力を定めています。
- ・幅広い教養を身につけ、生涯にわたって学び続ける力を育てます。
- ・目標とする大学へ進学するための学力を身につけます。
- ・電子工学、情報工学の基礎的知識および環境リテラシーを身につけ、より高度な学びに向かう姿勢を育てます。
- ・Society 5.0における環境問題など社会の課題を解決に導く志を育てます。
- ・自他を思いやる心、仲間と協働してものを作りだす力を育てます。
教員インタビュー
本校の特徴は何か。
① 国語や数学、英語などの基礎教科と一緒に、ITと環境に関する教科を勉強します。
② ITや環境に関することを含め幅広い学びの中で、自分が興味のあることや得意なことを見つけることができます。
③ 興味のあることや得意なことを更に学び深めるために、大学進学を目指す学校です。
なぜITや環境について学ぶのか。
ITや環境に関わる知識は、これからの世の中では、必要不可欠な当たり前の知識で、身に付ければ必ず役に立つ知識です。そして、今、産業界のあらゆる業種で、ITスキルと環境リテラシーを兼ね備えた人材が必要とされています。だから、本校にIT・環境科を設置して、杉並工科高校に入学してくる全ての人に、従来の国語や数学、英語などの授業と一緒にITと環境に関する授業を受けてもらうことにしました。
これまでの工業高校と何が違うのか。
これまでの工業高校は、機械科、電子科、理工環境科3つの科がそれぞれ専門的な分野において,職に結び付くものづくりのスキルをしっかりと身に付けさせ、卒業後は就職し、会社の即戦力として活躍できる人を育成してきました。
今度の工科高校IT・環境科は、国語や数学、英語などの従来からある授業と一緒に、ITや環境に関する授業で、幅広く基礎知識や専門的技術を身に付けてもらいます。卒業後は大学に進学し、職に結び付くより専門的な知識や技術を学ぶことができる人を育成します。
大学進学のために用意されているものは何か
- ・一般入試に必要な教科を重点的に指導する時間割(特に数学と英語、情報)をおいています。
- ・小人数で大学受験スタイル別の授業を行います。
- ・大学総合型入試で大切な活動報告書に記載できる豊富な体験活動が準備されています。また、研究論文を3年間の集大成として作り上げます。
- ・大学と連携した授業などを行います。今年の4月に法政大学理工学部と連携関係を締結しました。東京農業大学、工学院大学、玉川大学、実践女子大学、東京家政大学、IU専門職大学との連携を予定しています。大学を身近に感じさせ、高校の学びの先に大学の学びがあることを伝えます。卒業後に進学することを目指す大学になります。
ここで学生生活送ると、たとえばどんな未来が待っているか
自分の好きなことを仕事にできる未来が待っています。杉並工科高校での学びで、未来への可能性
が大きく拡がります。今、あらゆる業種の企業や会社がITスキル、環境リテラシーを兼ね備えた人を必要としています。大学を卒業する時に、ものを作る会社に勤めたい、学校の先生になりたい、農業に就きたい、広告業界に勤めたい、スポーツに関われる仕事をしたい、病院に勤めたい、研究者になりたいなどの夢を描けば、その夢を実現することができます。
スクールミッション・スクールポリシー
スクールミッション
高いレベルでITスキル、環境リテラシー、教養、そして人間力を備え、Society5.0社会の課題を解決に導く有為な人間を育成する。
スクールポリシー
(1) グラデュエーションポリシー
幅広い教養を身につけ、生涯にわたって学び続ける力を育てます。
目標とする大学へ進学するための学力を身につけます。
電子工学、情報工学の基礎的知識および環境リテラシーを身につけ、より高度な学びに向かう姿勢を育てます。
Society5.0社会における環境問題など社会の課題を解決に導く志を育てます。
自他を思いやる心、仲間と協働してものを作りだす力を育てます。
(2) カリキュラムポリシー
- IT、環境に関する教科から普通教科まで、幅広く学習できるカリキュラム編成
1・2年生は、必修科目を中心としたカリキュラムにより、基礎から応用までバランスの取れた学力を身につけます。
3年生は、自由選択科目を置くカリキュラムにより、生徒一人一人の進路目標に必要な学力を身につけます。
- 大学へ進学するためのプログラム
1年生から特進クラス設置、2年生から大学受験スタイル別クラス編成とします。
高大連携の取り組みで、高校の学びの先の大学を意識させます。
大学受験で必要な資格を取得します。
外部模擬試験で成績の定点観測を行い、授業で弱点教科を改善し、得意教科の伸長を目指します。
- 体験型・課題解決型の教科横断的な学習
ITや環境をテーマに探求的な学習活動を行うことで、基礎的・基本的な知識・技能を活用して課題を解決するために必要な、思考力・判断力・表現力を育み、他者と協働して課題を解決する力を身につけます。
(3) アドミッションポリシー(求める生徒像)
ITや環境に関心があり、将来は大学に進学する意思を持って積極的に授業に取り組む生徒
中学校で学ぶ基礎学力を概ね身につけている生徒(目安として評定平均3.5以上、数学と英語は4.0以上)
学校行事、部活動、生徒会活動等に積極的に参加し、自他を思いやり、仲間と協働することができる生徒
教育課程表
令和6年度入学生
令和4年度、令和5年度入学生