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2026/05/15 お知らせ
数学カフェ@杉並工科 2025.5.12
本日の数学カフェ@杉並工科のテーマは
「ベクトル空間」と「ガンマ関数とその周辺」でした。
数学は、ユークリッド原論に見られるように、おもに定義、
定理を土台として、様々な主張が作られ、理論が構築されて
いきます。
高校数学の教科書では、数学用語は太字で表示され、その用語
の定義が分かりやすい言葉で説明されています。問題の解き方
を習得することはもちろん大切ですが、「数学と会話する」ため
には、何よりも数学用語の定義を正確に理解し、正確に使える
ようにしなければなりません。

今回の第一のテーマでは、「ベクトル空間」が厳密に定義
されました。定義していく中で、当たり前とされる
0+0=0
が現れ、驚いていた生徒もいました。しかし、この厳密な定義
が高校2年生によるものであったことは、さらなる驚きです。
第二のテーマは、ガンマ関数です。
高校数学Aで「場合の数」を求めるときに「階乗」という計算を
利用します。
例えば、6の階乗は、1から6までの連続した自然数の積を表し、
6!=1×2×3×4×5×6
と表記し、実際に掛け算すると、720 になります。
ガンマ関数は、自然数の階乗を、実数や複素数に拡張した関数と
いえるでしょう。
下の写真にある「等式」は、すぐには理解できない数式ですが、
現在、懸命に研究している途中で、もしかしたら大発見に繋がる
可能性を秘めていると、発見者の A さんは言っていました。
今後の研究に大いに期待しましょう。

この他、「実数の公理」と高校数学Bの数列でも学ぶ「望遠鏡和」
について、担当者から資料が提供されました。
また、難しい議論が続いたため、「Monkey Calculator」という
知育玩具と「素数トランプ」も紹介されましたが、果たして脳の
癒しになったか否かは不明です。

さらに、文化祭に向けて、「数学カフェ@杉並工科」のワッペンの
デザインが用意され、現在、限定 60 枚の頒布に向けて準備中です。