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2026/03/24 学校行事
1学年進路行事(国の機関で宇宙に関する研究に携わっている方の講話)
令和8年3月23日(月)、国の機関で宇宙に関する研究に携わっている方から進路に関するご講演をいただきました。
研究員の世界のお話をうかがい、最新の技術の世界を体験し、
将来の進路活動のきっかけ、さらには自己実現に向けての意欲を養うことを目的としています。
前半に講義をいただき、後半は研究員の方のテーマであるドローンを実際に飛ばして体験をさせていただきました。
まず、
「どんな仕事をしたいか。
そのためには実際に社会で働いている人の意見やお話を聴くこと。
社会に出てから40年間は長い。
社会に出るために準備をすることは非常に大切。」
とのことでした。
確かに納得です。
社会がどのようなものであるかは、社会経験のない学生にとっては、イメージしがたいと思いますが、研究員の方から非常に興味深いヒントをいただきました。
「ネットとスマホがある現代社会では知っているということは武器にはならない。」

「学校のテストは正解があらかじめ存在する。テストではスマホも本も見てはいけない。
社会の問題は正解がない場合が多い。スマホも本も見てよい。答えを出した人が勝ち。
世の中は複雑で、生じる問題の最適解(正解)=Bestに近づくことは難しい。Betterを探すことになっていく。」
「正解を覚えているということは優秀の基準ではない。
令和に生きるためには覚えることからの脱却し、考えることのできる人間になることが重要。」
とのことでした。
次に研究員の方の研究テーマであるドローンについてのお話をいただきました。
「ドローンそのものの研究は一定の到達点に達している。
今は、ドローンを使って何をするか、何を生み出すかが大切。」
とのことでした。
ドローンの活用の例として
人の命を助けたり、
火山の環境調査に使ったり、
さらに、マナリアという病気の病原体を媒介する「ハマダラカ」の幼虫が住む池を特定したりするのにも応用されています。池を特定できれば幼虫の段階で駆除できるからだそうです。
ドローンを上空から飛ばして、AIの画像認識の技術を使います。
本校でもこの技術は学んでいますね。

浅い池では水温が熱くなって卵が凝固してしまう。
深すぎても魚や他の虫が存在するので食べられてしまう。
よって、ハマダラカは幼虫が生存に適した深さの池に卵を産むそうです。
また池周辺の植生等も影響があるとのこと。
そのような環境を上空から撮影することで特定をしていきます。
講義の最後に、
「どんな大人になるか。
親や先生と話すだけではダメ。
また高校の先生も世の中の職業について詳細に知っているわけではない。
様々な社会人の話を聞くようにすべき。社会に出て何が楽しかったのか。どんな達成感があったのか、を聴かなければならない。」
「高校のうちから自分が向いているものを探したほうが良い。
自分の方向性と大学で学ぶことがあっている方がよいから。
後から変えると苦労する。
ただ、自分の経験上、苦労はするが、社会人になっても学び続けることはできる。
自分は、高校卒業後社会人になり、その後4つの大学で学んだ。大変ではあったけれども。
大学は何個出てもよい。」
大変貴重な素晴らしいお話をいただきました!生徒たちにも良い刺激になったのではないでしょうか。
後半は、実際にドローンを飛ばしていただきました。生徒たちも体験です!



今日の講義や体験を生かして、ぜひ、この3年間で何ができるのか、そしてその先は、ということをイメージしていってください。