三島食品株式会社　関東工場を見学してきました！

５月９日（金）に理工環境科３年E組が三島食品（株）関東工場を見学しました。

始めに工場長よりスライドによる会社概要などの説明がありました。

三島食品はその基本理念を創業者三島哲男が魅せられた「楠」になぞらえています。

「楠」は晴れの日も雨の日も、変わることなく成長を続け、やがて大地にどっしりと

根を張り、葉を繁らせて、人々が集う大樹となります。三島食品はそのように自らの道を

歩んできたということでした。

「三島食品」といえば、ふりかけの「ゆかり®」等で有名な企業ですが、関東工場では

レトルトパウチ商品を中心に生産しているため、業務用で販売しているレトルトパウチ

食品製造工程とふりかけ包装工程を見学しました。

決められた見学コースから窓越しに見るだけでなく、製造機械のすぐ側を通り、熱や音など

を感じたり、ベルトコンベアで流れる商品に触れたりすることができました。

見学中は毛髪混入を防ぐために髪帽子を着用し、異物混入を防ぐためにアクセサリーはもちろん

筆記具やカメラ、腕時計も持ち込み禁止など、食品工場の徹底した衛生管理の厳しさを学ぶことが

できました。また、すべてを機械が行うのではなく、最終チェックは人の目や手による作業が行われて

いることも学ぶことができました。

丁寧に解説、誘導していただきました三島食品のスタッフの皆様、ありがとうございました。

見学後の質疑応答では、食品工場で働くうえで大切にしていることや、人間の作業と機械化の区別化、

食品のリサイクルなどの取り組みなど現場で働く人の様子や生の声を聞くことができ、今回の工場見学が

進路やSDGsについて考えるうえで大変貴重な経験となりました。是非、今後ともよろしくお願いいたします。

理工環境科では、「施設見学」、「フィールドワーク」などの校外での学習も積極的に進めていきます。

「感性を磨け！　by理工環境科」