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2024/12/24 学校行事
「ビオトープ改良作業」が始まりました!!②
杉工に「杉並メダカ」がやって来た!!
荻窪生まれの昆虫学者である須田孫七先生宅で60年以上飼育されていたメダカは2007年12月、東京都の野生生物保全センターのDNA検査により東日本に生息した純血種のDNAを持つ貴重なメダカであることが分かりました。この貴重なメダカは、「杉並メダカ」と名付けられ、現在は須田孫七先生のご長男・須田真一先生(真一先生も昆虫学者)が大切に飼育されています。
この度、この貴重な「杉並メダカ」を分けて頂き、杉並工科高校で「種の系統保全」のための飼育を任せて頂けることになりました。「環境リテラシー」は、本校の教育の柱の一つであり、これから未来永劫「杉並メダカ」を杉工生が守り育てていくことは、杉並工科高校の使命であり伝統となるのです。そして、須田真一先生のお話ですとお父様の孫七先生が「杉並メダカ」を採取した場所は、杉並工科高校からすぐそばである井草川流域の四宮にある水田付近の用水路であったそうです。約80年の時を経て、採取地近くに「杉並メダカ」は戻って来たとも言えます。
12月14日、須田先生より本校の中里校長が「杉並メダカ」を受け取りました。また、同時に貴重な在来種の水草を多数分けて頂きました。この水草は、本校のビオトープの改良作業に活用させて頂きます。
中里校長へ須田真一先生(右)より「杉並メダカ」が手渡されました。
分けて頂いた「杉並メダカ」は、秋生まれの体調2cm程度の元気なメダカです。
★「杉並メダカ」は、「種の系統保存」の見地から個人への分与や本校からの2次配布等はお受けできません。分与に関する須田先生と本校へのお問い合わせは、御遠慮願います。
参考文献・引用:「すぎなみ学倶楽部 https://www.suginamigaku.org/corner/nature/medaka/」
分けて頂いた水草は、容器に入れて早速水やりを行いました。(中里校長自ら水まきを行いました)
「杉並メダカ」の系統保存とビオトープの改良プロジェクトに興味のある中学生は・・・、
杉並工科高校に入学しよう!!