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東京都立杉並工科高等学校

ニュース

2024/11/09 学校行事

「ビオトープ改良作業」が始まりました!!①

 

 理工環境科 

 

1.従来のビオトープ

本校の中庭には、水循環式のビオトープが有ります。ポンプが故障し暫くの間、水の循環をとめていました。

現在は、ポンプを修理し循環が可能となっています。

 

ビオトープ1  ビオトープ2

6月頃のビオトープ        秋のビオトープ

ビオトープ3

ビオトープには、冬になると大量の落ち葉がたまります。また、昨年より外来種のオオカナダモが大量に発生していました。

ビオトープを改良するため、課題研究のビオトープ班のメンバーで4年ぶりに水を抜いて掃除をしました。

ビオトープ4 ビオトープ5

徐々に水を抜き、落ち葉やオオカナダモを掘った穴に埋めました。

ビオトープ6 ビオトープ7

水を抜き、底にたまった落ち葉やヘドロをすくい取りました。

文化祭の金魚すくいの残りを先輩が放したと言い伝えられている金魚は、別の大きなプラスチック水槽に水草と一緒に移しました。

(金魚は100匹以上いました)

ビオトープ8 ビオトープ9

底のタイルがきれいに見えるまで掃除しました。

 

2.新たなビオトープ作製に向けて

これから、ビオトープの回りの掃除や枝はらいを行い、水をはり、循環させていきます。

新しいビオトープのコンセプトは、「杉並に生息する在来種の保存」です。

小川の部分に川砂利を敷き詰め、湿地帯の一部に堰を設けて水のたまり場を作ります。さらに湿地帯の一部に小さな池を作り、川砂を敷きます。

この作りは、見学させて頂いた田無神社のビオトープ(3段の深さの異なる池をうまく組み合わせて、多様な生物の生息を実現していた)を参考にしました。

将来的には、在来種の水草や浮草、本校の住所の由来となるイグサ等の植物を入れ、小川や湿地帯にエビやドジョウを放したいです。

そして、まだ明かせない極秘プロジェクトが動いており、その為のビオトープの改良となっているのです。

その極秘プロジェクトを知りたい中学生は、杉並工科へ入学してください!