東京都立杉並工業高等学校

  

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2021/09/01 校長便り

校長便り 20210901

 9月1日(水)コロナ禍が収まらず感染防止の観点から時差登校とし、2学期の始業式は放送で行うことになりました。それでもほとんどの生徒は、9時30分前に昇降口を通り教室に向かい元気な姿を見せてくれました。校長講話として以下の内容を話をしました。また、今日は、始業式の後に地震を想定した避難訓練を全校で行いました。

  今年の夏は、新型コロナウイルスの猛威が収まらず、感染者数、重症患者数が増加し、医療の逼迫を招きました。また、豪雨による自然災害が各地に起き、尊い命を失うなど大きな被害をもたらしました。ここに亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするととともに、今もなお避難所での生活を余儀なくされている方々や、病気療養中の方々の一刻も早い回復を願い、そして、昼夜を問わず災害復旧作業に携わっている方々や医療現場に従事されている方々へ、敬意と感謝の念を表したいと思います。

 今、これ以上、新型コロナウイルスの感染拡大による医療の逼迫や不幸な出来事を繰り返さないために、私たちには、正しい知識による適切な行動が求められています。一人一人が「うつらない」「うつさない」、という強い自覚を持ち生活していくことが重要です。

ワクチン接種により先の明かりも見えています。みんなで、もう一工夫、もうひと頑張りして、この窮地を乗り切りましょう。

 

 2学期始業式の話として、今日は、夢を持つことの大切さと、勉強することの大切さについて、アメリカのメジャーリーグで活躍する菊池雄星選手のエピソードを交えて話をします。

 

 菊池選手が、日本の西武ライオンズを退団して、マリナーズの入団会見をした時のことです。菊池選手は、現地の記者に対して、全て英語で受け答えをしていました。その堂々とした姿と、流ちょうな英語での受け答えを、海外メディアが絶賛したそうです。野球少年だった菊池選手が、アメリカで野球をするという夢を持った時、文化も考え方も違う、超一流の選手たちと野球をするには、英語で対等に言葉を交わせるようにならなくては、と、考えたそうです。それから、菊池選手は、夢を実現するために、野球の練習に取り組むとともに、言葉の壁を乗り越えるために、英語の勉強を頑張ってきたそうです。

2つ目は、西武ライオンズに入団が決まり寮に入る時のことです。彼は、野球道具のほかに50冊以上の本を寮に持ち込んだそうです。菊池選手は、本を読んで、様々な知識を吸収するだけでなく、語彙力を上げ、想像力・思考力を高めようとしてきました。本を読み続けることで、菊池選手の言語能力が高まり、コミュニケーション力が磨かれたと言われています。

 菊池選手は、12年間かけて、野球の練習とともに、英語の勉強を続け、言語能力を高める読書を続けてきました。この積み重ねで、メジャーで成功するために必要な、野球の技術だけでなく、文化や考え方の違いに適応できるたくさんの知識を身に付けることができました。そして、菊池選手は、15歳の時に描いた夢を実現させました。

夢を持つことは、人を努力に向かわせます。努力して勉強することで、多くの知識が手に入り、人生を豊かにしてくれます。

夢の実現は、知識が多ければ多いほど可能性を大きく広げます。

 2学期が始まります。コロナ禍で落ち着かない状況ですが、取り組み方によっては、勉強に多くの時間を費やすことができるはずです。

「ものづくりの心を持って、将来を切り拓く、無限なる可能性」

 2学期は、「将来を切り拓く」ことを目標にして、授業に臨み、一生懸命勉強して、たくさんの知識を吸収してください。

 皆さんには無限なる可能性が拡がっています。

 

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