校章

東京都立杉並工科高等学校

卒業生紹介

徳本さん顔写真

2015年度本校 電子科卒業

徳本 由生

現:杉並工科高等学校(教諭)

中学生の頃の私は、勉強が嫌いで、とくにやりたいこともありませんでした。
工業に関する知識など全く知らないうえに、パソコンもほとんど使ったことがなかったのですが、「工業高校なら高卒で就職しやすいだろう」、「ロボットやプログラミングなら少し興味あるかな」といった軽い気持ちで、杉並工科の電子科に入学しました。

しかし、どの授業においても、先生方が親身になって、丁寧に教えてくださるので、「授業についていけないかも」といった不安は入学早々に無くなりました。また、実習を通して、授業で学んだ知識を基に、実際にものづくりができることはとても楽しく、勉強することも次第に楽しくなっていきました。
自分に自信が持てるようになり、様々な資格取得に挑戦するなど、自ら進んで物事に取り組み始めるようになりました。

電子科では、三年生になると「課題研究」という授業があります。
生徒それぞれが、研究したいもの、製作したいものを自分たちで決め、1年通して取り組んでいく授業です。私は風力発電機の製作に取り組みました。いろいろな壁にぶつかり、上手くいかないこともありましたが、仲間と協力して一つのものを作り上げたことは、これまでの経験に無い満足感が得られました。また、自分達が製作したもので大会に出場し、他校の生徒達と競い合ったことは、悔しさもありつつ、楽しさと達成感がありました。

中学生の皆さん、ぜひ杉並工科で、「ものづくり」の楽しさを通じて、自身の将来につながる学び、経験をしてみませんか?

2020年度 理工環境科卒業

桶本 優也

現:尚美学園大学スポーツマネジメント学部・学科

私は、在学中3年間部活動に励みました。野球部に所属していましたが、休みは週に1度で、平日は練習、土日は毎週試合がありました。その経験を通して学んだことは、何事も継続することです。週6日での活動で精神的、肉体的に辛い日々でしたが、その中でも日々自分に課題を設けて取り組むことで成長を感じることができました。この経験が大学生活でも活きています。

高校生のうちにするべきことは、成績を取っておくことだと思います。その為には、テスト前だけではなく日頃から予習復習しておくことが大切です。

私は今、教員免許取得に向けて勉学に励んでいます。夢を叶えるために一緒に頑張りましょう。

2020年度 電子科卒業

兼平 憲佑

現:株式会社ブリヂストン技術センター

私は就職をして、社会人として働いていますが、高校生活が恋しいです。突然ですが、つい最近まで高校生だった人間から、就職するに当たってのアドバイスをしたいと思います。

それは、学校生活についてです。新人が会社に入って求められることは、敬語等の人間としての部分です。敬語は学校生活の中で意識していなければ身につかないので、敬語を意識して生活してみては如何でしょうか。きっと卒業後に役に立つと思います。

最後になりますが、高校生活は人生で1度きりですので、とにかく楽しんでください。

2020年度 電子科卒業

原山 倫輝

現:日本大学生産工学部応用分子科学科

私が杉並工科高校に入った理由は、他の工業高校とは違い進学にも力を入れているからでした。中学三年生の頃の私は将来就職か大学進学かも決められずにいたので両方を選べる杉並工科高校に行きました。

杉工では授業をしっかり受けノートやプリントなどの提出物を出し続ければ成績は必ずついてきます。また、杉工では度々資格試験の勉強をする会があります。この時に勉強を怠らず確実にひとつずつ資格をとることそれは就職でも進学でも必ず自分自身の財産になると思います。少し先の自分自身を考えて行動してみてください。

2020年度 機械科卒業

江田 龍星

現:日本貨物鉄道株式会社 関東支社

私の入った日本貨物鉄道株式会社ことJR貨物では入社式から直接、ホテルに宿泊し、約1ヶ月の新入社員研修が始まりました。100人近い同期の新入社員がいる中、友人を作り、共に鉄道会社特有の規程、法律など日々様々な知識を学んでおります。

高校でやり残したことといえば、新型コロナの影響もあって機械工作部と模型工作部、所属していた双方の部活動も終わることができず、更に文化祭も2年しか参加できなかったので全体的に、思い出が作り足りなかったかな、と感じております。高校での思い出はこうして社会人になった時に力をくれる時が多く、在校生の皆さんは今いる友達と学生生活ならではの楽しい思い出を山ほど作って欲しいなと思っています。

最後に、在校生の皆さんへは「自分らしく」と言う言葉を送らせていただきます。

この先、緊張する事、挫折する事など多々あるとは思いますが、それで自分を見失っては叶う夢も叶いません。私自身がそうだった様に、夢を持ち、何事も自分らしく取り組む事でその夢への道は開かれると思います。ですので、辛い時は周りにいる友人や家族といった仲間を頼り、自分らしく、楽しんで高校生活を送ってください。

2020年度 機械科卒業

佐久間 都成

現:京王バス株式会社

私は今、新社会人として色々なことをやっていますが、たまに毎日通った高校のことを思い出します。毎日学校に通うことはつらいかもしれませんが、心配はいりません。クラスのみんなと仲良く遊ぶような感覚でもいいのです。卒業や進級までまだ時間があると思いますが、いい意味で遊んでしまいましょう。それが後に思い出として残りますから。

卒業してしばらく経ってからも「こんなことしたなぁ〜」と語れるような素敵な学校生活、目指してみてください。