校章

東京都立中野工科高等学校

ふりがな

ニュース

2026/07/27 今日の中工

【1年 デザイン基礎】造形基礎①(デッサン)

暑さが増す今日この頃ですが、今回は1学期に実施した授業の様子をご紹介します。

 

【1年 デザイン基礎】造形基礎①(デッサン)

この科目は、1年生全員が履修する必修科目で、3つのパートに分かれて授業を行っています。

今回ご紹介するのは、そのひとつである「造形基礎」パートの授業です。

造形基礎では、デッサン・色彩(座学)・平面構成を通して、デザイン表現の基礎となる力を身に付けていきます。

今回は「デッサン」の授業の様子をお届けします。

1年D基礎デッサン01

海外でも活躍する作家の先生を特別専門講師としてお迎えし、

鉛筆の種類、削り方そして使い方、パースの基礎についてご指導いただきました。

まずは実際に描いてみることからスタート。

その後、練習作品をもとに講評を受けながら、

「どのようにすれば形を正確に捉えられるのか」

「デッサンで大切なポイントは何か」を丁寧に学びました。

 

1年D基礎デッサン02

デッサンでは、対象を正しく観察し、パースを意識して描くことが重要です。

しかし、このパースの理解に苦手意識を持つ生徒も少なくありません。

講師の先生は、「形を正確に捉えるためには、視点の位置がとても大切であり、見る位置によって見え方が大きく変わる」ということを、

実演を交えながら分かりやすく説明してくださいました。

 

1年D基礎デッサン03

そして、いよいよ本番作品への実践です。

今回のモチーフは「トイレットペーパー」

「えっ、どうしてトイレットペーパー?」

「食品デザインと関係があるの?」

そう思われた方もいるかもしれません。

実はこのモチーフは、円柱の形を正確に捉えるための練習であり、

将来取り組む「缶詰」パッケージデザインへとつながる大切な学習です。

本校は「食」に特化した専門高校です。

3年生になると、学校生産品のパッケージデザインや映像制作、広告デザインなど、

実践的な制作活動に取り組みます。

その土台となるのがデッサンです。

2年生では球体・立方体・紙・木・金属など、さまざまな素材を描き分けながら質感表現を学びます。

さらに3年生では、ガラス・竹・布・金属など、より高度なモチーフにも挑戦し、

形態表現と質感表現を磨いていきます。

その第一歩となる1年生では、「形を正確に観察し、描く力」を育てることを目的として、

このモチーフに取り組みました。

 

1年D基礎デッサン04

講師の先生からアドバイスをいただきながら、

生徒たちは少しずつ構図や形の捉え方を理解し、描写力を高めていくことができました。

観察する力は、デザインのすべての基本です。

今回の授業を通して、生徒たちは「よく見ること」の大切さを実感し、

一人ひとりが確かな成長を見せてくれました。

 

「もっと描いてみたい!」

「表現することが楽しい!」

「デザインの力でもっと食の魅力を伝えたい!」

 

そんな気持ちを持った皆さん。

ぜひ私たちと一緒に、食品デザインを学んでみませんか。