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暑さが増す今日この頃ですが、今回は1学期に実施した授業の様子をご紹介します。
【1年 デザイン基礎】造形基礎①(デッサン)
この科目は、1年生全員が履修する必修科目で、3つのパートに分かれて授業を行っています。
今回ご紹介するのは、そのひとつである「造形基礎」パートの授業です。
造形基礎では、デッサン・色彩(座学)・平面構成を通して、デザイン表現の基礎となる力を身に付けていきます。
今回は「デッサン」の授業の様子をお届けします。

海外でも活躍する作家の先生を特別専門講師としてお迎えし、
鉛筆の種類、削り方そして使い方、パースの基礎についてご指導いただきました。
まずは実際に描いてみることからスタート。
その後、練習作品をもとに講評を受けながら、
「どのようにすれば形を正確に捉えられるのか」
「デッサンで大切なポイントは何か」を丁寧に学びました。

デッサンでは、対象を正しく観察し、パースを意識して描くことが重要です。
しかし、このパースの理解に苦手意識を持つ生徒も少なくありません。
講師の先生は、「形を正確に捉えるためには、視点の位置がとても大切であり、見る位置によって見え方が大きく変わる」ということを、
実演を交えながら分かりやすく説明してくださいました。

そして、いよいよ本番作品への実践です。
今回のモチーフは「トイレットペーパー」。
「えっ、どうしてトイレットペーパー?」
「食品デザインと関係があるの?」
そう思われた方もいるかもしれません。
実はこのモチーフは、円柱の形を正確に捉えるための練習であり、
将来取り組む「缶詰」パッケージデザインへとつながる大切な学習です。
本校は「食」に特化した専門高校です。
3年生になると、学校生産品のパッケージデザインや映像制作、広告デザインなど、
実践的な制作活動に取り組みます。
その土台となるのがデッサンです。
2年生では球体・立方体・紙・木・金属など、さまざまな素材を描き分けながら質感表現を学びます。
さらに3年生では、ガラス・竹・布・金属など、より高度なモチーフにも挑戦し、
形態表現と質感表現を磨いていきます。
その第一歩となる1年生では、「形を正確に観察し、描く力」を育てることを目的として、
このモチーフに取り組みました。

講師の先生からアドバイスをいただきながら、
生徒たちは少しずつ構図や形の捉え方を理解し、描写力を高めていくことができました。
観察する力は、デザインのすべての基本です。
今回の授業を通して、生徒たちは「よく見ること」の大切さを実感し、
一人ひとりが確かな成長を見せてくれました。
「もっと描いてみたい!」
「表現することが楽しい!」
「デザインの力でもっと食の魅力を伝えたい!」
そんな気持ちを持った皆さん。
ぜひ私たちと一緒に、食品デザインを学んでみませんか。