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東京都立中野工科高等学校

ニュース

2023/07/19 今日の中工

「世界一優しい工房をバーチャル見学しよう!」を実施しました

2023年7月、カンボジアでバッグやポーチを製作しているNPO法人SALASUSU様と連携し、

世界の“今”と繋がるグローバル学習カンボジア編〜世界一優しい工房をバーチャル見学しよう〜」を実施しました。

カンボジアと生中継を結んで、カンボジアのスタッフの方からクメール語を学んだり、カンボジアの街並みや工房の様子をバーチャル見学したりしました。

さらに、ものづくりで責任と誇り、人と人との繫がりが生まれるということ、モノの裏にはたくさんのストーリーがあるということ、

ものづくりとひとづくりを通して自信や可能性を追求できるということ、

そしてこれらを可視化するために、作り手一人ひとりが自分のスタンプを持っており、それを商品に刻印する取り組みや、

QRコードで作り手の動画を見られるようにする工夫などを学びました。

これからも私達はグローバル学習を通して、ものづくりとひとづくりの素晴らしさを探求していきます!

 

SALASUSU

 

以下、生徒の感想です。

○今回のグローバル学習を通して、SALASUSUの職場の雰囲気や仕事の内容、そして商品への誇りと責任を学びました。

私は商品を作ることや販売することに「責任」はとても重要だと思っていましたが、「誇り」は感じていませんでした。

しかし、今回のお話を聞き、これから何かを作っていく僕らにも「誇り」は必要だと思いました。

カンボジアのSALASUSUの皆さん、ありがとうございました。オークン (=O-skun:クメール語で感謝を表す言葉)。


○カンボジアのクチャ村に工房があり、井草をメインに一から商品を作っていることを学びました。

また、サンダルやポーチなどの商品の色はカンボジアをコンセプトにしていることも知りました。

「違うことを知り、認め合い、学び合う」ということを大切にされていて、どのように商品を作っているか背景を知ることができ、

学校でも、ものづくりに対して、もっと気持ちを込めていきたいと思いました。貴重な体験ができ、とても楽しかったです。

 

○SALASUSUのお話を聞いて、人は親だけが育てるのではなく、皆で育てるということを知ることができたり、

ものづくりを通して色々なことを学ぶことができるということを知ることができました。

カンボジアという国は、人と人の繫がりも大切にできる国だと感じました。

 

○学校に行けていなかった人達が働くところという場所づくりがすごく良いと思った。スタンプ制度などの考え方、

作り手への配慮など、今回リモートで授業を受けて、すごく良い雰囲気で仕事に取り組めているんだろうなと感じることができました。

 

SALASUSU HP:SALASUSU