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こんにちは、今日の中工です。
今回は先日おこなわれた海外派遣研修の5~8日目の様子をお届けいたします!
今年度から始まった東京都専門高校生徒海外派遣研修で、本校の生徒2名がオーストラリアのケアンズに派遣されました。
この記事では、研修の5日目から8日目までの様子を掲載します。
1~4日目の様子はコチラ!→ 本校HP>ニュース>今日の中工>『東京都専門高校生徒海外派遣研修報告①』
【5日目】
5日目は、NEWMAN CATHOLIC COLLEGEを訪問しました。
本校では、工業科エンカレッジスクールの特色を活かして、
定時制課程と作成した風鈴とからくり人形(茶運び人形)を本校からのお土産として用意しました。
午前中は、オープニングセレモニーのあと、バディとの現地校の授業、
モーニングティー、ランチの時間を通して、バディと交流を深めました。
現地校のバディが日本から持参した文房具や日本文化のおもちゃを大変喜んでくれ、楽しい交流となりました。
【NEWMAN CATHOLIC COLLEGE】 【オープニングセレモニーでのプレゼント交換】
【現地校のサイエンスの授業】 【モーニングティーの様子】
午後は、これまで取り組んできた本校の課題研究「海を守る:海洋汚染への取組」の発表を行いました。
なんとエンカレッジスクールで初めて、約100人の前で英語を使ってプレゼンテーションをすることができました!
2人とも立派にやり遂げることができました!
【プレゼンを行った会場】 【プレゼンの様子】
【校長先生と記念写真】
学校訪問を終えて、夕方はヒルトンホテルにて、
「海外で働くこと」をテーマに、日本人スタッフからレクチャーを受けました。
【6日目】
6日目は、ケアンズ市内を視察しました。
エスプラネードラグーン、ラスティーズマーケット、ケアンズ・アートギャラリー、
ケアンズ博物館、ケアンズ水族館、ケアンズショッピングセンターに行きましたが、
中でもケアンズ水族館では、スタッフの方に質問をするなどして本校の課題研究のテーマをさらに深めることができました。
【ラスティーズマーケットでの英会話】 【ケアンズ水族館】
【7日目】
7日目は、フィッツロイ島を視察しました。
行きの船では、悪天候のため船酔いの生徒が多数いましたが、本校の生徒2人は元気に到着することができました。
フィッツロイ島では、ヌーディーズビーチやウミガメリハビリテーション施設を視察し、
グレートバリアリーフのデータ調査や珊瑚礁の再生に関するレクチャーを受けました。
特にウミガメリハビリテーション施設では、プラスチックによるウミガメの被害を学び、
本校の課題研究の意義を再確認して、インタビュー調査を行うことができました。
レクチャー後、ウミガメリハビリテーション施設では、本校が代表として英語でお礼の言葉を述べました。
スタッフの方が涙ぐんでくださって感動していただき、大切なのは心を込めることであることを改めて学ぶとともに、
言葉を超えた心の深いところで相手の気持ちを感じる交流ができました。
最後に乗ったグラスボートでは、綺麗な珊瑚礁や優雅に泳ぐウミガメを見ることができ、
改めて本校の課題研究のテーマである海を守っていくという気持ちを強く持つことができました。
【ヌーディーズビーチ】 【データ調査に関するレクチャー】
【ウミガメリハビリテーション施設】 【スタッフの方との交流】
【グラスボート】
ホテルに帰り、研修全体の振り返りを発表しました。
2人とも本研修と事前準備を通して、新しいことに挑戦し、
これまでの自分を乗り越え、そして最後まで研修をやり遂げることができました。
【8日目】
8日目は、いよいよ日本に帰国です。とても学びの多い8日間となりました。
帰国後は、現地で学んだことや現地でのインタビュー調査を整理し、
本校の課題研究のテーマ「海を守る:海洋汚染への取組」をさらに深め、5月に成果を発表します。
私達は、これからも自分の夢を追いかけるだけでなく、日本や世界の課題を考え、
将来社会に貢献できるよう、力を高めてまいります。引き続き、Nakako Global Leadersに応援をよろしくお願いします!
なお、東京都教育委員会のホームページにも本研修の様子が掲載されています。ぜひご覧ください。
都立高校生のオーストラリアへの派遣研修について|東京都教育委員会ホームページ (tokyo.lg.jp)