本日、第11回成果発表会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2年連続で保護者の方を含む一般公開はできず、在校生と教員が中心となる形態での実施でした。
午前中に実施した第1部では、本校の探究学習の中心にあるフィールドワーク活動の発表をしました。前期課程(1~3年)の生徒は、班ごとに実施した1年間のフィールドワーク活動のまとめを発表しました。どの班も、1年間かけて取り組んできた内容を工夫しながら発表していました。後期課程(4・5年)の生徒は、ライフワークプロジェクト(LWP)の発表をポスターセッションで実施しました。4年生は全員が中間発表を、5年生は代表生徒が最終発表をしました。密を避けるため、小ホールと体育館の2会場に分けて実施しました。ポスターの前では、前期生も交えて、お互いの研究についての活発な質疑応答が展開されていました。
第1部に関しては、リハーサル等の様子を事前に収録したものをオンデマンド方式で公開しました。事前申込み制としましたが、遠く北海道や京都府からの申込みもあり、オンラインの良さを活かすことができました。
午後に実施した第2部では「WWLの取組と育てたい生徒像」というテーマで、教員を対象としたパネルディスカッションを動画配信しながら実施しました。その際、文部科学省の白井 俊 室長、國學院大學の田村 学 教授に加え、京都府立鳥羽高校、静岡県立三島北高校と本校の教員がパネリストとなりました。各校での取組み紹介に加え、どのような生徒の育成を目指すか、OECD Education 2030 プロジェクトにあるエージェンシー(Agency)について等、様々な事柄について意見交換が行われました。
全国の公立の高校・中等教育学校の担当の先生方の現場の声を踏まえた情報共有と、有識者の先生方の助言を踏まえ、来年度もより質の高い学びを実践できるように努めてまいります。
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本日3・4限目、5年生を対象に、卒業したばかりの7期生の受験体験を聞く会が開催されました。23人の卒業生(6期生1名を含む)が、人文科学・芸術系、社会科学系、理工系、医・薬・農・生物系の4会場に分かれて講演を行いました。講演では、卒業生それぞれが志望校決定や学習の進め方、文化祭終了後からの時間の使い方、大学入学共通テスト対策や二次試験対策などを5年生にアドバイスしてくれました。どの卒業生も受験学習のはじめでは基本事項を徹底すること、教科書を十分に学ぶことを強調していました。
5年生からは「自分なりの勉強法を早めに確立し、それを貫くことが大切と知った。」「受験期の心の保ち方について勉強になった。」といった感想がありました。
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本日の講演者(7期生及び6期生)の進学先
東京大学・東京工業大学・一橋大学・京都大学・筑波大学医学群医学類・信州大学医学部医学科・お茶の水女子大学・東京芸術大学・横浜国立大学・筑波大学・千葉大学・東京都立大学・早稲田大学・武蔵野美術大学
昨年に実施された給食における牛乳パックデザインコンテストで入賞した本校生徒の作品を東京学乳協議会の方々へ提案する会が、本日、東京都庁にある都民ホールで開催されました。
牛乳パックデザインコンテストでは、ストローを無くし、牛乳を直接飲めるデザインが求められました。本校生徒からは、最優秀賞1名、優秀賞2名が入賞しました。(表彰式の様子はこちらを御覧ください。)この入賞した生徒の作品を、東京都立産業技術研究センターの研究員の方がさらに改良しました。
本日、3名の生徒は自分の作品について、企業の視点、生徒の視点、環境の視点からそれぞれプレゼンテーションを行いました。その後、東京都立産業技術研究センターの研究員の方が3人の作品の改良作品をプレゼンテーションしました。最後に試作品を東京学乳協議会に贈呈しました。
東京学乳協議会の方からは、試作品を容器メーカーに提案し、製品化に向けていきたいというお話をいただきました。
生徒たちの作品が実際の給食場面に登場することが期待されます。
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