本日の放課後、東京都 教育庁 都立学校教育部 学校健康推進課が募集する「飲用牛乳パックデザイン案」の二次審査がオンラインで実施されました。
環境にやさしい牛乳パックデザインを本校5年生の3名が書類と模型で応募し、一次審査を全員が通過しました。本日、行われた二次審査では、一人当たり15分の持ち時間内で、各自のデザインの工夫やアピールポイントのプレゼンテーションを行い、その後、質疑応答がありました。その際には、東京都立産業技術研究センターの研究員の方から専門的な質問が多数ありました。応募した3名は、自分の作品についてしっかりとプレゼンテーションし、質問にも適切に答えていました。審査の結果は7月上旬に発表される予定です。
本校では、2年前から海洋プラスチックの削減に貢献する活動として、給食時の牛乳パックのストロー不使用に取り組んできました。昨年2月には東京都立産業技術研究センターの研究員の方が来校し、本校生徒と牛乳パックについて協議をしました。(その際の様子はこちらを御覧ください。)今回のコンテストに応募した生徒は、その時から牛乳パックについて研究を進め、今回のコンテストに応募しました。
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本日午後、4年生を対象として、東京大学 先端科学技術研究センターの小泉 秀樹 教授を招いて講演会を実施しました。
前半では、小泉教授から「都市工学 持続可能な都市の未来を考えよう」というタイトルで、研究者の視点からまちづくりに関わる研究について概説していただきました。都市そのものの作り方の解を求めるためには、都市工学だけでなく、歴史学、生物学、心理学を含めた多角的なアプローチが必要であることなどをお話していただきました。
後半では、小泉研究室の研究員の方や大学院生の方から、それぞれの研究内容や、研究生活での楽しさや苦労などをお話いただきました。
今回は、新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインでの開催となりましたが、ホームルーム委員の生徒を進行役として、活発に質疑応答することができました。小泉研究室の方々からは、「予想を遥かに上回る量の鋭い質問をもらい、(中略)一部の質問は、本日紹介した私の研究の審査会で実際に大学教授から出た質問とほぼ同じもので、自分が高校1年生のときには考えられなかったような解像度の高さでモノを見て考えている」などコメントを頂きました。生徒たちも、大学での学びと生活、研究を職業にすること、研究への心構えなど、学ぶことが多かったようです。
本校では、4・5年生(高1・高2)の2年間をかけて、個人で関心のあるテーマを設定して、仮説を立てて検証し、最終的に論文を執筆する探究活動(ライフワークプロジェクト)を実施しております。現在、4年生はテーマを設定している段階です。今回の講演会をはじめ、様々な角度から最先端の研究に触れ、各自の探究のレベルアップにつながればと考えています。
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本日、学年ごとに開催された体育祭の合間をぬって、4年生対象の Cross the Border 講演会 ~地域社会からの学び~ がオンライン方式で開催されました。
今回は、八王子市 子ども家庭部 青少年若者課の 吉岡 淳二 氏から八王子市の現状と課題、2040年の八王子を考える意義、地域社会で探究学習する意義についてお話いただきました。この講演会は昨年度から始まり、2月に開催される八王子市政策提言発表会に向けてのきっかけとなる講演会です。本校以外に市内にある都立高校3校でも同様な講演会が実施され、4校が連携して八王子市政策提言発表会を実施しています。
講演会の終わりには、大学生が制作した八王子市のPR動画も流され、生徒たちは興味深く視聴していました。今後、Cross the Border 講演会としては、ビジネスの視点やグローバルな視点からの講演会が予定されています。
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以下に生徒の感想を紹介します。