このページはリニューアル前のホームページです。リンク先は存在しない場合があります。現在のサイトへ移動

令和2年度 12月

←2021年1月11月→

南多摩トピックまとめ

 

12月25日(金) 4年生 進路学年集会

 本日の終業式の後、オンラインを利用した4年進路学年集会を実施しました。進路学年集会は、年4回の実力テストの結果返却に合わせて、実力テストの結果分析や学習アドバイスを生徒主導で行うものです。

 今回は11月の実力テストの個人結果を返却し、多目的室に集まった進路委員や教員がオンラインツールを通じて、4年HR教室にいる生徒へ様々な情報を配信しました。教員のよる模試の全体講評、各クラス進路委員による国語・数学・英語の結果分析、本校の強み・弱み、学習アドバイス、最後に各教科の教員による冬休みの学習アドバイスがありました。オンラインによって提供された情報を聞いて、教室にいる4年生はテスト結果の振り返りをしていました。

 今後の実力テストは、1月19日(火)と2月8日(月)に実施予定です。


生徒の司会

 
 進路部の教員による全体講評

 
 各教室に映像を配信


生徒による分析(国語)

 
 生徒による分析(数学)

 
 生徒による分析(英語)

 

 

12月23日(水) WWL STEAM教育講座 第1回「ドローン講座」開催

 WWLコンソーシアム構築支援事業の一環であるSTEAM教育講座 第1回「ドローン講座」を、本日放課後、3~5年生の希望者を対象にして本校体育館で行いました。

 デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー ドローン専攻の3名の講師の方に加え、多くのアシスタントの方のご協力により充実した講義と実習となりました。

 本校の空撮映像から始まり、空撮に利用したドローンと講師の方が、体育館入口から入場してきました。初めて見る本校および本校上空からみた八王子周辺の映像に生徒は感動していました。講座の冒頭では、現在の社会におけるドローンの活用(空撮・建築点検・農業・物流・エンターテインメント等)について講義いただきました。続いて、ドローンの構造を学びました。先端技術であるドローンにはさまざまなセンサーが搭載されることで、安定して飛行し、高度な作業を実行できることを学びました。

 続いての実習では、2種類のドローンの操縦にチャレンジしました。体育館内に作られたコースを通過したり、各所に置かれたVRボードでゲームをしました。楽しみながらドローンの基本的な操縦技術を学ぶことができました。デジタル世代である生徒たちは最初手こずっていましたが、すぐに操縦に慣れ、課題をクリアしていました。

 講座の最後のまとめでは、インターネットがあっという間に当たり前になったように、近い未来においてドローンが当たり前の社会になり、その活用を担うのは、現在の中高生だというお話をいただきました。

 生徒のアンケートでは、科学技術への関心、Society5.0社会への関心が高まり、大学での学びの意欲が増したという回答が多数を占めました。

 今後のWWL STEAM教育講座は、2月に「Society5.0社会における工学」というテーマで実施する予定です。


冒頭に紹介された
南多摩の空撮映像

 
 空撮をした講師と
 ドローンが入場

 
 ドローンについての講義
 


ドローンの仕組みについて

 
 体育館全体を使っての実習

 
 わずか 18 g のVRドローン


最初は操縦に苦労

 
 設定コースを飛行

 
 最後のまとめ

 

 

12月21日(月) WWLグローバル講座「ベトナムの風」開催

 本日午後、WWLコンソーシアム構築支援事業の一環として、WWLグローバル講座「ベトナムの風」を開催しました。

 講師は、ハノイ国家大学で日本語を学び、日本への交換留学、ベトナムでの就職を経て、東京外国語大学大学院 博士後期課程を修了した方でした。現在、東京外国語大学 オープンアカデミーでベトナム語講座も担当されています。

 講演では、ベトナムの基本情報、ベトナム人から見た日本の不思議、日本語の不思議、外国人が日本や世界で学ぶ意義などをお話いただきました。そして、空気のような母語を大切にすること、様々なことを決めつけず理解しようとする姿勢の大切さを伝えていただきました。

 質疑応答では、外国語学習について、海外で学ぶ上での注意点、日本とベトナムの違い、異文化に接するときの注意点などが出されました。最後には、講師の方の日本語に疑問について活発に意見交換がなされました。本年度は、Study Tour でホーチミンを訪問することができないので、生徒にとってはよい学びになったようです。

 以下は、講師の方がもっている日本語の疑問です。皆さんも是非、この疑問の解明にチャレンジしてみてください。

  • 「焼き魚」に対して「卵焼き」となるのはなぜ?
  • 「卵焼き」に対して「茹で卵」となるのはなぜ?
        (調理法と素材の組み合わせの合理的な説明ができないようです)


ベトナムから見た日本

 
 民族衣装アオザイ
 日常的に着用する人も
 多いそうです。

 
 質疑応答
 講師の方がもつ日本の習慣や
 日本語の疑問について、
 一緒に考えました。

 

 

12月19日(土) 東京都公立中高一貫教育校 英語スピーチコンテストで第3位!

 本日午後、都立立川国際中等教育学校で「東京都公立中高一貫教育校 英語スピーチコンテスト」が行われました。全ての都立中高一貫教育校(10校)から代表生徒が集まる中、本校からは3年の生徒が参加し、見事、第3位となりました。

 “It is better to create than to learn! Creating is the essence of life” のタイトルのもと、薙刀部での練習の経験から「薙刀」の演技の美しさの追及を創造性と結び付けて発表しました。各校の代表のレベルの高いパフォーマンスの中で健闘しました。

 

 

12月15日(火) 南多摩ホームカミングデー(理系の学び)

 卒業生の「学びの体験」を聞く南多摩ホームカミングデーの最終回「理系の学び」を、本日16:30から実施しました。

 今回は、東京大学大学院で分子生物学を、東京工業大学大学院でシステム制御・サイバーセキュリティを研究する1期生2名にお話いただきました。その内容は、理系分野を志した動機、大学受験、大学と大学院のおける研究内容、大学と大学院の学びの違い、研究生活、アルバイト等、多岐にわたりました。

 研究の内容を理解するのは難しい面もありましたが、お二人とも自分で決めた研究を楽しそうに、かみ砕いて説明くださいました。お話のあとは、これまでのホームカミングデーと同様、時間を超過しての質疑応答となりました。お二人からいただいたアドバイスには、以下のようなものがありました。

  • 学力は大切・・・進学や進路の選択の幅が広がる
  • 高校で身につける教養は、大学における学習や研究に役立つ
       文理関係なく教養は大切
  • 大学での基礎科目を大切にする
  • 大学では自分で自分をマネジメントでき、どうマネジメントするかで何でもできる
  • 何かに全力で打ち込む経験は大切・・・学問でも、サークルでも
  • 南多摩で探究活動することは、大学でも大きな強みになる
  • 理系でも英語は必須(論文を読むのも書くのも英語)
       東大の大学院は英語での授業もあるそうです

 これまでの講座と同様に、受講生徒たちの大学で学ぶ意欲、大学院への関心が高まり、進路について考えるよい機会となったようです。


分子生物学のお話

 
 システム制御のお話

 
 二人の先輩へ質問

 

 

12月9日(水) 南多摩ホームカミングデー(文系の学び)

 卒業生の「学びの体験」を聞く南多摩ホームカミングデーの2回目「文系の学び」を本日の放課後に実施しました。

 今回は早稲田大学大学院で心理学、東京学芸大学教職大学院で数学教育を学ぶ本校1期生の2名に加え、東京外国語大学国際日本学部の1期生で、本校4期生の計3名にお話いただきました。話の内容は、理系とは違う文系の学びの過程、文系研究の意義、学部と大学院での学び、南多摩での経験、在校生へのアドバイス等でした。

 大学の学部では授業中心、大学院では自らの研究中心というそれぞれの学びの違い、文系の研究は「研究の足跡を残し、あとからの研究者がそれをさらに高めていくこと」、英語の論文を読むことで各段に研究の幅が広がることなどをお話しいただきました。質疑応答では、学部をいつから決めるべきか、特に関心あるものがないときはどうするかなどの質問がありました。先輩からのアドバイスとしては、えり好みせず、なんにでもチャレンジすること、やってみたことはいつかつながっていくというお話をいただきました。

 受講生徒たちの大学で学ぶ意欲、大学院への関心が高まり、進路について考えるよい機会となったようです。


先輩の講演

 
 活発だった質疑応答

 

 

12月9日(水) 5年生 異文化理解講座

 本日の午後、株式会社メディア総合研究所から講師の方をお招きし、「異文化理解」についてお話しいただきました。

 以下に生徒の感想を紹介します。

  • 問題解決には現実と理想のギャップを埋めることが大事であることがわかった。
  • ゴリラの実験を通し、いかに周りが見えていないか痛感しました。社会の中でもスマホに熱中したり、自分の目的に目を奪われたりする人が多いと感じます。周囲の人やものに気を遣い、周囲と協力し合いながら目標を達成出来るようにしたいです。
  • 講座の最後の「問題の一部になれなければ solution の一部になれない」という言葉を聞いて、誰かに何かを直してほしいと言うときに、自分の考えを押し付けるのではなく、なぜ相手がそうしてしまうのか原因を想像したり、一緒に考えたりすることが大切なのかもしれない、と考えた。

 

 

〒192-8562 東京都八王子市明神町4-20-1
電話 : 042-656-7030 ファクシミリ : 042-642-2195
E-mail : S8000803@section.metro.tokyo.jp