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2025/11/26 学校生活
芸術鑑賞教室
令和7年11月20日(木)
相模女子大学グリーンホールにて、芸術鑑賞教室を行いました。
本校の芸術鑑賞教室は、
「古典芸能」・「音楽」・「演劇」を毎年順番に実施しています。
今年度は「古典芸能」の年で、
「上方落語・江戸落語」の演目で、
落語をはじめ、様々な演芸の詰まった寄席を鑑賞してきました。

はじめは、笑福亭べ瓶(しょうふくていべべ)さんが「寄席の楽しみ方」を丁寧に解説してくれました。
目線や声の出し方で何人もの登場人物を演じ分けること、
使用する扇子と手ぬぐいで様々な物を表現すること、など勉強になりました。
また、鳴り物と呼ばれる、太鼓や三味線にはどのような意味があるのかなど、
解説を聞いて初めて知ることがとても多かったです。
そして、生徒や先生たちが舞台に上がり、表現の仕方を体験しました。
噺家笑福亭べ瓶(しょうふくていべべ)さんから事前のアドバイスを受け、
太鼓は三遊亭好二郎(さんゆうていこうじろう)さんの指示に従いながら、
三味線の稲葉千秋(いなばちあき)さんと息を合わせて行いました。

生徒は、普段とは違った先生の一面を見ることができて、
とても盛り上がっていました。
次は、三遊亭好二郎(さんゆうていこうじろう)さんの「江戸落語」でした。
昔から長く演じられている演目なのだそうで、
話にどんどん引き込まれていきました。

次は、「紙切り芸」の林家楽一(はやしやらくいち)さん。
その場で即興のお題を聞き、下書き無しでハサミで紙を切って表現します。
その技術には驚かされました。
生徒も我先にと挙手し、いろいろなお題をお願いしていました。

10分間の休憩をはさみ、
次は、「江戸曲コマ」」の三増れ紋(みますれもん)さん。
回転しているコマを刀や扇子などの上に乗せて回してくれました。

ケシュアー先生は糸の片側を持ってコマ移動を実体験。
貴重な経験ができたと、とても喜んでいました。

最後は、笑福亭べ瓶(しょうふくていべべ)さんの「上方落語」でした。
生徒と先生が登場するお話で、
場面を想像しやすかったのではないでしょうか。
笑いが多く、楽しい演目でした。
終了後、生徒からお礼の言葉を送りました。

とても貴重な体験ができた「芸術鑑賞教室」になりました。