1 学期
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ガイダンス・年間計画の確認
講座内に共通する知識を身に付ける。 基礎知識をもとに、共通テーマについて考察し、議論する。 |
2 学期
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テーマを設定し、問題を把握する。
各自のテーマを設定する。 テーマに沿った調査・研究を行う。 情報機器を用いた分析・解釈を行う。 |
3 学期
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調査・研究したことをまとめ、結論を導き出す。
フィロソフィー3発表会 講座によってアプローチの仕方は異なるが、課題を発見・解決し、自らの考えをまとめ発表する過程を共通の課程として実施している。 |
<講座名と講座概要>
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<担当教員から受講希望生徒へのメッセージ>
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<3月の発表会テーマ一覧>
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(1)「古事記」と日本人
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越智 薫
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あなたは海外の人に「日本」「日本人」をどのように紹介しますか?
「古事記」の原文を読み進めながら、日本人の精神の根っこにあるものを探っていきましょう。 |
「古事記」を声に出して読み進めていきます。辛抱強く原典に向き合う姿勢が求められます。
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「夜の帝王月読命、その真の姿に迫る」
「初代天皇誕生まで」 「古事記と音楽」 紙芝居「古事記」Fisherman, Hunter and White Rabbit in Wonder Land 「八岐大蛇をスカッと成敗」言葉の起源を探る 「神社に祀られている神々と御利益」 「現代版 古事記劇」木花之佐久夜毗売(このはなのさくやびめ) 海佐知と山佐知 |
(2)メディア活用研究 ~新聞から考えるジャーナリズム~
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畑 綾乃
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本講座では、新聞についてのさまざまな知識を知り、またジャーナリズムの変化の可能性や現在の課題等について考察や討議を行います。そして、各自で設定したテーマによる研究とその発表を行います。その中で、世の中を見る目をしっかり育てていこう。
メディアと人々の関係が日々多様化する中で、あらためて新聞を見直し、ジャーナリズムについてじっくり考えてみよう。 |
・メディアと社会の関わりや、新聞、ジャーナリズムについて興味があり、積極的に討議・考察や、調査・研究をすることができ、意欲的かつ協力的に課題に取り組める者。
※場合によっては校外での活動や、時間外での活動が必要となる。 |
「震災報道の現状と在り方」
「紙の新聞の行方」 「新聞というメディアの歴史比較」 「News of The War」 「社説に見る各社の方針」 「TPP報道に見る新聞社の役割」 「イスラム国をどう報じるか」 「オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツ報道の在り方」 |
(3)世界の三大宗教とその周辺
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岡田 芳男
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キリスト教、イスラム教、仏教および日本の宗教の概観を学習し基礎知識を得た上で、各自の関心に応じた調査・研究を行う。学年末には、研究成果として全員に小論文作成を課する。
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・予備知識は必要ないが、原典資料を読むこともあるので、難しい文章を読む気概がある者が望ましい。
・小論文のテーマは宗教に関する範囲内で各人自由に設定できる。 |
「儒教」
「アンコール遺跡に見られる宗教建築・彫像」 「いろんな宗教の禁止事項」 「スリランカの仏教」 「カトリックとプロテスタントの違い」 「フランス革命における非キリスト教化について」 「宗教画から見る」 「イスラム国とは」 「宗教とは ~日本人は無宗教か~」 「宗教は怖くない」 「身近に潜む宗教」 「イスラム国の正体」 「宗教ごとに異なる死後の世界」 「ゾロアスター教の意味」 「エルサレムはなぜ聖地なのか」 「なぜ魔女狩りは行われたのか、また被害者に女性が多かった理由」 |
(4)裁判の変遷と裁判員制度
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中家 健
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古来、ことの正否を問う裁判は、ある時代には神が、ある時代には朝廷が、又ある時代には幕府が担ってきた。明治以降は裁判官が審理に当たってきたが、中世の一時期と、現代の裁判員制度において、庶民がそれに関わっている。この講座では、前半部で裁判の歴史を紐解き、「裁く」とは如何なることか考えてみたい。そして後半部では裁判員制度と従来の裁判官による裁判との違いや、陪審制をとる英米、参審制をとる仏独伊等とも比較しながら日本の司法改革の現状を学びたい。
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都民の日や考査最終日午後、あるいは、夏休み中に最高裁・法務省法務史料展示室の見学や東京地裁の傍聴を予定している。生半可な気持ちで訪れる場所ではない故、真摯な態度で参加する生徒を望む。
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「裁判の歴史」
「刑事裁判と民事裁判」 「裁判員制度」 「模擬裁判」 |
(5)(6)数楽(すうがく)に親しむ
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齊藤 隆德・中村 明
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・授業では触れないような内容に触れながら、数学の楽しさ、奥深さを実感していく講座です。
・講座を通じて、各自で研究するテーマを決めてもらい、課題研究発表会等で成果を発表してもらいます。 ・日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)にも挑戦していきます(希望者)。 |
数学の成績の良し悪しは問わず、“数学に対し、日頃から高い関心を持っている生徒”を対象とします。
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「楕円と二次曲線」
「トポロジー~やわらかい幾何学~」 「折り紙の数学」 「数学と音楽の関係」 「黄金比」 「ピタゴラス数の証明とフェルマーの最終定理」 「πから学ぶ無理数」 「和算」 「和算」 「素数~4n+1,4n+3~」 「ゲームの必勝法 let’s play!」 「フラクタル」 「超越数とリュービルの定理」 「いろいろな性質」 「コンピュータと二進数」 「確率について」 「無限和の収束」 「黄金比と白銀比」 「パスカルの三角形」 「ハノイの塔の拡張」 「和算について」 「トリックを暴け」 「3・4次方程式の解の公式」 「応用されている数学」 「フィボナッチ数列」 「石取りゲームの必勝法」 「折り紙と作図」 |
(7)自然科学・探究活動の基礎
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上村 礼子・中野 進一
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自然科学の探究活動のために必要な知識や技量の習得を目標に進めます。具体的には,仮説の立て方・考え方,実験計画,統計処理(表計算ソフトの使用法を含む),発表の方法(プレゼンテーションソフトの使用法を含む)などについて,講義・演習・実習を行います。
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発表会では,1年間学んだことを使い,既存「のデータを元にプレゼンテーションを行います。
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「暖冬と大雪の関係性」
「睡眠と脳の活性度」 「香りによる身体の変化」 「色や配置と記憶力の関係」 「紙飛行機の重さ(質量)と飛距離の関係」 「コイントスにおける表裏の出る確率の比」 「食器用洗剤と布汚れ」 「プログラムの実行回数と処理時間の関係」 「パンケーキを柔らかくする方法」 「区ごとの小石川の人気の推移」 「プロ野球を科学する」 「花粉症患者の花粉症患者による花粉症患者のための実験」 「電磁石を利用した飛翔体発射装置の作成」 |
(8)スポーツ理論及び実習
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鈴島 陽介
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一つのスポーツ種目をテーマに選び、その特性を研究する。そして、その特性を活かした教材作りをし、実際に体験していく。
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積極的に行動することができる生徒
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教える“”伝える“”理解させる“”楽しませる“”興味を持たせる“”全体をまとめる“など、スポーツを通してその指導者の立場になって実際に体験する。その経験をもとに振り返りをして、リーダー育成につなげる。
『発表題目 前半:フットサル 後半:バスケットボール |
(9)Reading for Pleasure
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板垣 厚子
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多くの本を楽しんで読み、英語力をつけることを目標にした講座です。小説のみならず、さまざまなジャンルの本を自分の興味と英語のレベルに合わせて、各自で本を選んで読んでいきます。読んだ本をレポートにまとめ他の生徒に英語で紹介することによって、プレゼンの力もつけます。
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基本的に本を読むことが好きな人、教科書とは別の本を読んでみたい人、読書によって英語力をつけたい人が受講してください。本を購入するので本代がかかります。
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この1年間、各自で読みたい英語の本を選んで読んできました。(年間一人5冊以上)読んでいます。
発表会では、英語でビブリオバトル にチャレンジします。(これまで読んできた本の中から一人一人が一番お勧めの本を5分で紹介 |