類型・コース紹介

総合技術科の概要

総合技術科は、生徒の希望と特性に応じた専門的な工業教育をおこなう科です。
1年生では、機械・電気・電子の基礎を全員が学び、自分がどの分野の技術者に適しているか見つけます。2年生に進級する時点で、自分の希望や適性・成績を考えてそれぞれ専門的学習をする類型を選択します。2年生以降では各類型の専門科目をしっかりと学習するカリキュラムになっています。また、選択科目では、得意分野を伸ばします。
類型を選択する際、人に左右されるのではなく、各類型の内容を十分に理解をして、しっかりと考えて選んでください。ただし、必ず第一希望になるとは限りません。

1年次

工業の基礎的な内容を全員学習します。

2年次以降

自分の適性や希望によって分かれます。

機械関係に関することを学習していきます。
内容を全員学習します。

電気関係に関することを学習していきます。
内容を全員学習します。

電子関係に関することを学習していきます。
内容を全員学習します。

各類型の概要

機械類型

各種工作機械の操作方法や工具の使い方、また設計・工作・製図など「ものづくり」に必要な基本の知識や技術・技能を学びます。
在学中に取得可能な資格として、製図検定などがあります。
主な就職先として、製造業、設備会社など

電気類型

どのようにして電気が作られ、各家庭や工場などに送られていくかを学習します。また、送配電された電気を利用して照明、電動機制御などの電気応用や機器内の電子回路についても学習します。
卒業すると、第二種電気工事士の筆記試験が免除になります。また、第三種電気主任技術者(実務経験が必要)が認定されます。
在学中に取得可能な資格として、第二種電気工事士、第一種電気工事士などがあります。
主な就職先として、製造業、電力会社、電気設備会社など

電子類型

電気基礎について学んだ後、半導体の特性やそれを使った様々な電子回路や通信技術の回線、回路など幅広く学習します。
卒業すると、特殊無線技術者が認定されます。また、4学年で電子計測制御を修得すると工事担任者試験(第2級デジタル通信)の一部の科目(電気通信技術の基礎の試験科目)免除されます。
在学中に取得可能な資格として、工事担任者(第2級デジタル通信)、無線技士などがあります。
主な就職先として、製造業、通信産業、電気設備会社など