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校長より

校長挨拶
  
                                               
              
  
東京都立農産高等学校長 伊達﨑 広

 

  農産高校のホームページをご覧いただきありがとうございます

 

新型コロナウイルス感染症対策にご協力ください

今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、4月5月が臨時休業となり、本校では日より段階的に学校を再開しました。朝の健康チェック、咳エチケットやマスク着用、こまめな手洗い、消毒の実施など、生徒と教員が協力して感染防止対策に取り組んでいます。新型コロナウイルスへの対応は、これからも長期間継続していく必要があり、その中で新しい日常の在り方を作り上げていくこととなります。困難な時こそ、当たり前のことを一つ一つ丁寧に実行していくことが大切です。皆様のご協力をお願いします 。(リンク


 

はじめに

 この一年間、私は農業や農業教育に関わることができたことを大変に幸せに感じています。その理由は、大きく三つあり、そのどれもがこの学校の在り方と強くかかわっています。私は、農業をとおした教育活動の中で、生徒の心をはぐくむ教育を推進していきたいと思います。そして、生徒にも農業を大好きになってほしいと思っています。


農業には喜びがあります

農場や食品実習での作業は、厳しくつらい側面もありますが、作物を収穫する喜び、きれいな花が咲いた喜び、製造した食品をおいしくいただく喜び、作物や食品をお客様に買っていただいた時の喜び、様々な喜びを学校生活の中で感じることができます。そこに達成感や充実感があり、その体験が生徒の心を育んでいくと感じています。日々の学習の中で大きな喜びを感じることができるのは、農業教育の大きな特長であると感じています。私は、農業教育をとおして、生徒の心を育てていきたいと考えています。
 

農業は総合的な学びがあります

野菜や花を育てる、花壇や庭を造る、原材料から食品を加工する、これらの中には自然と対話しながら我々が昔から培ってきた知識や技術が詰っています。そしてそこに、現代の科学や技術の知見が加わって、総合的な学びの場となっています。生徒は、学んだことをもとに自分で課題を設定し、課題を解決するために探究して実践する活動に取り組みます。この活動をやり抜くことが、生徒を一回り大きく成長させると感じています。学びを知識の習得のみに終わらせず、実践に結び付けていくところが農業教育の素晴らしいところです。私は、この農業の学習を通して、生徒に多くのことに挑戦してほしいと思っています。
 

農業には大きな可能性があります

今、持続可能な開発が世界の大きな課題となっている中で、農業も大きな変革の時を迎えています。日本においても、情報技術を取り入れた様々な技術革新や株式会社化等、新しい農業の在り方が模索されています。これからの農業は、挑戦しがいのある分野なのです。国の新規就農支援もあり、農業を志す生徒にとっては、将来の進路を大きく開く可能性があるのです。もちろん、就農がすべてではありませんが、私は、生徒一人一人が自分の進路にしっかりと向き合い、農業での学びを生かして大きく羽ばたいてほしいと願っています。
 

むすび

私は、この一年ですっかり農業が好きになってしまいました。皆さんにも是非、農業の素晴らしさを知ってほしいと思います。これから、このホームページで農業の魅力、農産高校の魅力をたくさん発信していきたいと思います。
皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします。
(令和2年6月)
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