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食品科より(3)

3回目の今回は、
昨年度の予備食材として低温貯蔵しておいた
米麹を使った「米みその製造」を紹介します。
   
    


   
   土汚れなどを「洗浄」後、一晩程度「浸漬」しておきます。
   今回は4kgです。 3年総合実習では60kg(昨年度)使います。

   

       
  
   「浸漬」後の「水切り」をした状態の大豆です。
   
上記画像と比較してみてください。 豆がよく膨らんでいます。
    
問1:「浸漬」工程終了の目安は・・・?
    問2:浸漬後の大豆は、約何倍に膨れているでしょうか?





   
         レトルト(加圧加熱)殺菌装置を使って「蒸煮」します。





        
   
     大豆の蒸煮する時間を利用して、この後使用する器具類を
   二重釜を使って加熱殺菌しておきます。

         併せて、豆を冷却している間に、よくほぐした米麹と食塩を
   均一に混合しておきます。

      
問3:この「食塩と混合した麹」のことを何と言いますか?

    
    

   
     「蒸煮」終了直後の様子です。
   豆の色が褐変化(茶褐色に変色)しています。

      問4:「蒸煮」工程終了の目安は・・・?
     
問5:湯煮した豆の色とどう異なるのでしょうか?


    

  

    味噌挽き機で、蒸煮大豆を「破砕(細かく砕く)」します。
   
     



      
      
       破砕した大豆と問3の麹を「混合」後、空気を抜きながら、
   ソフトボール程度の味噌玉にします。
   




      
       
 容器に味噌玉をたたきつけるとともに、上から押さえつけ、
   すき間が残らないように詰めていきます。
   


   

  
   
 「充てん」後の様子です。
   左側は味噌玉を作るときに、種味噌を添加しました。
   3年総合実習の授業時も種味噌を添加します。
    
問6:右側(無添加)と左側では、今後(発酵・熟成工程)
       どのような違いがでることが考えられますか?





   
     重しをのせた後も、空気に触れないように覆(おお)っておきます。
   この後、醸造室にて「発酵」「熟成」させます。
   





 1年生の皆さん  2年後を楽しみにしていてください。
 
 2年生の皆さん  1年後を楽しみにしていてください。
         例年通りですと、3年生が仕込んだ味噌を来年皆さんがパックに詰めます。
 
 3年生の皆さん  「食品製造」教科書を参考に、上記の問いについて予習しておくと、
         授業が理解しやすいです。
          


 
 皆さんと安全衛生に配慮した実習授業ができる日が
一日でも早く訪れますように。


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