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理数教育重点校プロジェクト

2022.1.5-6 環境学習(研修旅行)-足尾と奥日光 NEW!

銅山の採掘の様子を精錬の過程で木々が枯れ、鉱毒公害が起こった事実を学習し、草が生え、今は野生動物の観察場所になっている所を見学しました。
奥日光では新雪を歩きながら、動物の足跡を観察しました。
※東京都教育委員会新型コロナウィルス感染拡大防止措置ガイドラインの通り、多大なるご協力のもと安全に実施できましたことを感謝申し上げます。

 
 

2021.3~12 「探求」学習の取り組みによる各賞受賞 NEW!

コロナ禍の厳しい状況にも関わらず、各大学、企業、団体の皆様方には大変貴重な機会を賜り感謝御礼申し上げます。


3年藤本彩さん
〇日本学生科学賞 都大会 努力賞「人によって聞こえ方の異なる音」
〇日本人類学会高校生ポスター発表 優秀賞「あるフレーズを異なる言葉に聞こえさせる不思議なテクニック」

<謝辞>ご指導ありがとうございました
 神奈川工科大学情報メディア学科 上田麻里准教授
 TOA株式会社 玉井淳一氏
 電気通信大学情報理工学研究科 羽田陽一教授
 

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藤木 泉さん「アガーク効果における音声知覚」
〇日本学生科学賞都大会 努力賞
〇日本進化学会高校生ポスター発表 優秀賞
〇日本人類学会高校生ポスター発表 最優秀賞

<謝辞>ご指導ありがとうございました
東京女子大学 田中章浩教授
筑波大学 原島恒夫教授

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3年柳沼拓茂さん 三瓶晃太さん「チェネルキャットフィッシュの食性」
〇TAMAサイエンスフェスティバル 敢闘賞受賞
〇霞ケ浦流域研究2021研究発表参加

<謝辞>ご指導ありがとうございました!
土浦自然を守る会
地域漁師の皆様



2021.5.25.日本土壌動物学会大会 中高生ポスター賞 受賞

「火山地帯に生息するアリの生態」高槻遼大さん 三瓶晃太さん
 

 





2021年度 (~2024年度)

東京都教育委員会より「理数教育重点校」に指定されました。

理数に係る探究活動等において探究プロセスを主体的に行う取組を確立するともに、数学、理科、情報などの教科等横断的な学習方法、指導方法及び評価方法等の研究開発に取り組んで参ります。



 

2020年度 報告


■ 入賞の記録

  
  ☆TSEF首都圏オープン生徒研究発表会
 
   最優秀賞「発酵微生物が美容に与える美容効果

        ~乳酸菌と保湿の関連性について」
 
   成瀬詩織さん

  ☆第68回日本生態学会大会高校生ポスター賞

   審査員特別賞「火山地帯に生息するアリの生態」
 
   三瓶晃太くん、高槻遼大くん

  ☆日本森林学会「高校生ポスター発表」

   優秀賞「火山地帯に生息するアリの生態」


   



■ 校内発表会


  2021年3月23日に、保健体育と理科課題研究の校内発表会が

  行われました。
 
  今年度はすべてポスター発表で、三密に気を付けながら学年ごと

  にポスターを見る形で行われました。

  発表ポスター・研究テーマ一覧は こちら

  

   




■「教室内の順位制ー

  スクールカーストとヒトの本性についての考察ー」


  3年 荒川葉さん


 ▽ 第36回日本霊長類学会大会(中部大学・オンライン大会)

   中学・高校生発表
にて 優秀発表賞

 ▽旺文社全国学芸サイエンスコンクール 人文部門 赤尾好夫賞

    上記内容を論文にしたもの (応募総数 942件中13件入賞・入選)








■「カラスバトの環境嗜好性」

 3年藤島優也さん、東口朋世さん

 2年小川拓真さん、阿部萌果さん、高橋慧さん、松井陸さん


 ▽日本学生科学賞 東京大会 努力賞




 


■「火山地帯に生息するアリの生態」

        3年 寺島優響さん、神澤由己さん、2年 三瓶晃太さん

▽日本学生科学賞 都大会奨励賞


▽第132回日本森林学会大会 第8回高校生ポスター発表 優秀賞

▽日本生態学会高校生ポスター発表 審査員特別賞






2019年度 報告
 今年度は、2つのプロジェクトチームが活動をスタートしています。
1.Girls’ Rocketry Challenge(GRC)チーム
今年第4期を迎えるGRCは、日本モデルロケット協会、科学教育会社リバネス、千葉工業大学の支援と協力のもと、10月の全国大会に向けて、オリジナルモデルロケットを作成しています。1、2年生の女子7名が参加しています。

校庭でのモデルロケット打ち上げ実験


2.Mission-E 洋上風力発電チーム
  今年度も日鉄エンジニアリングが主催する、情熱・先端Mission-Eのプロジェクトに参加できることになりました。今年度のテーマは、洋上風力発電です。まだ開発途中であるこのテーマに、1、2年生11名のチームで挑戦します。8月1日に任命式とワークショップ、講演会、見学会があり、活動がスタートしました。

任命式                   ワークショップ
 


2018年度 報告

 前年度に引き続き、2018年度も日鉄エンジニアリングが主催する『次世代育成プログラム 情熱・先端 Mission-E』に参加しました。2018年度のテーマは、2030年冬季五輪のメイン会場の空間構造物(スペースアーキテクチャー)の設計・開発です。8月の任命式の後、10月末の中間イベントを経て、3月に最終コンテストがありました。
 国分寺高校のプロジェクトチームは、所属する部活動も様々で、活動時間が限られる中、2種類の建築模型を作りました。3月22日には体育館で行われた校内発表会にも参加し、模型耐荷重実験をしました。3月24日には最終コンテストに参加し、カテナリー曲線を用いた建築模型で、耐荷重43.5kgを記録し、見事技術賞と総合優勝を勝ち取りました。

製作中


3月22日 校内発表会


3月24日 最終コンテスト
 

東京都立国分寺高等学校チーム(技術賞、総合優勝)…日鉄エンジニアリングのHPより
 

 

◎研究生物で行われた課題研究の報告

 研究生物で行われた課題研究の一つ「霞ヶ浦産淡水魚の脳の形態とその生態に関する研究」(発表者:佐野君、山口君、大平君、岩本君)を東京大学駒場キャンパスで行われた日本進化学会高校生ポスター発表にて披露しました。霞ヶ浦で捕れた淡水魚の脳を摘出し、樹脂で永久標本にして、各魚の生活形態と脳の発達部位を考察した労作です。44作品が発表されましたが、レベルの高い作品が多く、大いに刺激を受けて帰ってきました。
 
 

◎理数リーディング校について

平成30年度、東京都教育委員会より「理数リーディング校」に指定されました。この事業は、昨年度まで指定されていた「理数イノベーション校」に引き続く新規事業になります。
 
(趣旨)
第1 本事業は、都立高等学校及び都立中等教育学校(以下「高等学校等」という。)における大学や研究機関等と連携した最先端の実験・講義を通して、理数に秀でた生徒の能力を一層伸長するとともに、生徒の科学的能力及び技能並びに科学的思考力、判断力及び表現力を培い、東京都の理数教育を牽引する科学技術を支える人材の育成を図ることとする。
(目的)
第2 東京都教育委員会は、上記趣旨の達成に必要な高等学校等の理数教育に関する探究活動等の改善に資するため、科学技術、数学・理科における探究活動を充実させるとともに、数学や理科における「見方・考え方」を活用しながら、数理横断的なテーマに徹底的に向き合い考え抜く力を育成するため、数学と理科の知識・技能を総合的に活用して主体的な探究活動を行う新たな選択科目の学習内容や学習方法、指導法等の先進的に研究開発を行う高等学校等を理数リーディング校に指定する。併せて、理数教育に係る高大接続の在り方についても研究開発を行い、将来、スーパーサイエンスハイスクールの指定を視野に入れた理数教育に関する校内の指導体制を構築する。
「理数リーディング校」事業実施要項より


◎平成30年3月31日まで指定の「理数イノベーション」報告


理数イノベーション・・・・・斎藤健一郎氏 講演会 
「5アンペア生活をやってみた 電気代170円で豊かに暮らす」報告
 
2018年2月17日 視聴覚室 & 図書館
 本校は「理数イノベーション校」の指定を受け、科学技術系の人材育成を行っています。その事業では自然エネルギーについて継続的に学習を行っており、今回『5アンペア生活をやってみた』(岩波ジュニア新書)の著者である、斎藤健一郎氏(朝日新聞文化くらし報道部 be編集部記者)に講演をしてもらいました。

 斎藤さんは2011年3月11日の東日本大震災の時に福島県の郡山支局に勤務し、地震被害と福島第一原子力発電所の事故による放射能による汚染とに直面しました。その時の経験から、エネルギー問題について自分の力でできることはないかと考えた結果、なるべく電気を使わない生活を送ろうと決意したそうです。東京電力に電話をかけ、5アンペアという最低の電気契約にアンペアダウンを行いました。電話で対応したカスタマーセンターの職員に「普通の生活はできなくなりますよ」と言われたたそうです。

 いざ5アンペアの生活が始まると電子レンジやドライヤー、エアコン、掃除機などの家電が使えなくなりました。最初はどの家電がどのくらい電気を使うのか分からず、洗濯機を回す時には家中の電気を消してから動かしたりしたそうです。

 その後ワットチェッカーという電気使用量を「見える化」する道具を購入し、それぞれの電気製品がどのくらい電気を使うかを調べたことにより、ようやく安心して電気を使えるようになりました。電気製品でもパソコンやスマートフォンなどはあまり電気を使わないのと対照的に、熱を発する器具などはものすごく電気を使うことも分かったそうです。

 また、電気器具の代わりとして伝統的に使われてきた物を活用することの重要さを知ったそうです。掃除機の代わりにほうき、電子レンジの代わりに蒸し器、ご飯は炊飯器ではなく鍋で炊くというように、伝統的に使われてきた道具には電気を使わなくても快適に暮らす知恵が秘められています。
 

 このように節電生活を進めていった結果、ある月の電気料金が170円にまで下りました。節電生活は今でも続けていて、マンションのベランダに太陽光発電のパネルを設置し、冷凍庫で冷やした保冷剤をクーラーボックスに入れて冷蔵庫がわりにするなどの工夫をしながら暮らしているそうです。無理をしながら節電生活を送るのではなく、節電生活を楽しめるようにするのが大切だと語っていました。

 講演会の会場には高校生のほか、保護者の方も数多く参加していました。みなさん熱心に講師の話を聞いていました。
講演会後には会場を図書館に移し、講師を囲んで座談会も行いました。その席では、高校生たちが繰り出す様々な質問に熱心に答えてもらいました。参加した生徒と保護者にとって、新たな視点を知ることのできた会になったと思います。
 

 
理数イノベーション 「天体観測会」&「篠原の里見学」報告
2017.12.20  物理科(石橋)
 12月15日(金)~12月17日(日)2泊3日の日程で、天文部は天体観測会を実施しました。宿泊施設は、相模湖近隣の神奈川県立「藤野芸術の家」です。国立駅からJRとバスで1時間程度で行ける場所ですが、夜間は市街地の灯りがなく、普段の観測では見ることが出来ない星座やふたご座の流星も観測することが出来ました。
 16日には、近くの「篠原の里」に自然エネルギーに関わる様々な施設を見学に行きました。「篠原の里」は、平成15年に閉校になった篠原小学校の施設を利用して、宿泊や研修ができる体験施設です。当日は、NPO法人「篠原の里」の後藤さんが、施設内の自然エネルギーを利用した設備のほか、近くの炭焼き小屋、ご自宅に設置した太陽光発電パネル、太陽熱利用温水器など、時間をかけて丁寧に説明してくださいました。
 
                      旧篠原小学校
 
 
                      蒔を利用する石窯
 
                      炭焼き施設        太陽光パネルとヤギ
 『篠原の里周辺については、本当に上手く自然エネルギーを取り入れているなという印象です。・・・自然を極力傷つけず、その良さを引き出してまさに「取り入れ、共存する」力は、これからますます必要になってくると思うし、今回とても良いお手本を見せていただいたと感じています。』生徒の感想の一部です。

 

理数イノベーション 自然エネルギー「風力チーム」報告
                         2017.11.24  物理科(石橋)
 今年度は、年度の初めに「自然エネルギープロジェクトチーム」の募集をしました。1、2年生から10名以上のメンバーが集まり、「風力チーム」と「バイオマスチーム」に分かれて活動しています。「風力チーム」は新日鉄住金エンジニアリングが主催するMission-Eエネルギーアイランドプロジェクトに参加しています。参加チームは、以下の開発条件をバランスよく満たす、新しいエネルギーアイランドを提案します。
  (1)実際の大きさの1/250サイズの浮体式洋上風力発電所の模型を開発し、東京海洋大学の本格的な造波装置付水路を使用してコンテストを実施。
      (2)コンテストは、風車による発電量だけではなく、コストや環境面を含めた総合得点で競う。
11月23日には、東京海洋大学で中間イベントがありました。各学校が海に浮かべる風力発電の模型を持ち寄り、大学の本格的な実験装置を利用して、波や風を模型に当てながら、発電量やコストを競う中間発表会に参加しました。研究者やエンジニアからの貴重なアドバイスをいただいて、3月の発表会に向けて、さらに模型の磨きをかけていく予定です。「風力チーム」にぜひご期待ください。
 新日鉄住金エンジニアリングのHPにも、Mission-Eの報告が載せられていますので、ぜひご覧ください。
 
   試作モデルのコンセプトを紹介      実験の様子(各校2回ずつ)
   
   結果発表 改良ポイントなど      全体写真(3月に向けて頑張ろう!)
 

理数イノベーション バスツアー2017 報告

                              2017.8.30 物理科(石橋)

 昨年度の筑波の研究施設を見学するツアーに続き、今年の夏は群馬県へのバスツアーを計画しました。理数イノベーション校指定2年目にあたる今年は、自然エネルギーの調査・研究を行う生徒たちのプロジェクトチームを立ち上げ、活動を開始しています。その研究の一環として、群馬県にある施設の見学ツアーを企画しました。
 8月23日(水)朝7:00 国立駅南からバス出発。中央道、圏央道、関越道経由で、10:00やんば資料館(群馬県長野原町川原湯地先)到着。午前中の見学・・・八ッ場ダム工事現場見学をスタートしました。

1.八ッ場ダム工事現場
 八ッ場ダムでは1日3回、各1団体のみ見学の予約を受け入れています。夏休みは混むそうで、国分寺高校も4月早々予約を入れました。建設途中のダムは日本では八ッ場ダムだけなので、人気の見学場所のようです。私たちは、まず資料館横のホールで、八ッ場ダムの計画の歴史から、途中の工事中断を経て平成31年完成を目指して昼夜連続して工事が進められている現状をビデオで紹介されました。その後、ヘルメットをかぶり、案内の方に従って右岸天端付近の見学からスタートしました。対岸山頂にはコンクリートの工場があり、生コンクリートを補充された大型タンクが、ケーブルで上下移動し、工事面のトラックにコンクリートを補給します。

右岸の見学後、バスで下流に移動し、ダム下流付近の見学をしました。ダム完成後の観光誘致を考え、ダムの設置場所を当初の計画より上流に変えて、名勝吾妻峡を残しました。バスで移動
中に吾妻川の景色を見ることができました。現在のダムの高さは完成ダムの3割程度で、昼夜24時間体制で工事をしているとのことでしたが、単純にコンクリートを流し込むのではなく、丁寧な作業の説明を受け、ダム完成までの膨大な時間と労力に圧倒されました。
 
2.道の駅八ッ場ふるさと館
 昼食休憩を兼ねて、道の駅で1時間程度ゆっくりしました。平日でしたが夏休み中なので、賑
わっていました。「ダムカレー」「ダムカレーパン」「生食可の朝採りトウモロコシ」「足湯」など、地元の道の駅ならではのものがありました。

3.電力中央研究所 赤城試験センター
 道の駅を13:00出発、赤城山の麓、赤城試験センターに14:30到着。ホールで所長の志田さんから丁寧な説明を受けました。また、見学担当の飯川さんが、鉄、アルミ、プラスチックのパイプを使ったデモ実験を見せてくださり、生徒たちも興味を持ったようです。赤城試験センターの敷地は広大で、約85万m2/東京ドーム18個分もあります。時にはクマ出るそうで、飯川さんが身につけていた鈴が印象的でした。「太陽光発電試験設備」では、敷地を利用して、様々なメーカーの発電パネルが設置されており、発電出力特性や気象観測・日射予測に基づく発電出力の把握、安定運用などの開発をしています。「高性能電池実験棟」では、高性能リチウム二次電池の開発研究、「温熱環境測定用植物工場実験設備」では、ヒートポンプと従来のボイラー暖房の比較検討実験が行われていました。生徒たちは、どの施設も熱心に見学し、質問もするなど、普段の授業では経験できない様々な考えを持てたように感じられました。

 
温熱環境測定用植物工場実験設備  

 
 
 
 
 
 
 
 

                          
北関東道、関越道、圏央道、中央道経由で、国立駅南到着19:50。渋滞で時間はかかりましたが、天気には恵まれ、生徒にとっては印象に残る一日だったと思われます。9月9、10日の文化祭では、今回の見学施設のパンフレット等による紹介や、参加生徒たちの感想などを紹介します。ぜひ足をお運びください。
〒185-0004 東京都国分寺市新町3-2-5
電話 : 042-323-3371 ファクシミリ : 042-325-9833