若葉総合高校 入試制度のご案内
若葉総合高校の入試には、3つのタイプがあります。
(1) 一般推薦
(2) 文化・スポーツ等特別推薦
(3) 一般入試
(1)+(2) 募集人数全体の30% ⇒ 72名
(3) 募集人数全体の約70% ⇒ 164名 合計 236人
※転勤枠等を合わせて、全体で240人となります。
《令和2年度入試》
(1)一般推薦
募集人数 |
72名(文化・スポーツ等特別推薦枠を含みます) |
試験内容及び満点 |
作文 300点
面接 300点(「自己PR」を含みます)
調査書 600点(観点別評価は使用せず、5段階評定を点数化します) |
合計点 |
合計1200点満点 |
試験日 |
1月26日(日) 作文 50分・集団討論
*集団討論は30分程度
1月27日(月) 個人面接
*個人面接は10分程度(面接8分+自己PR2分) |
出願 |
1月22日(水) 午前9時から午後3時まで |
合格発表 |
1月31日(金) 午前9時 |
(2)文化・スポーツ等特別推薦
募集人数 |
12名 |
種目と推薦の基準 |
サッカー |
女子4名 以下の全てに当てはまる者
○中学生で、学校又は地域のサッカークラブ等に所属し、大会出場等の経験がある者
○入学後、女子サッカー部で3年間継続して活動するとともに、学業と両立することができる者 |
バスケットボール |
男子2名 以下の全てに当てはまる者
○東京都大会にレギュラー選手として出場した実績のある者又は他の大会においても同様の実力があると認められる実績のある者
○本校バスケットボール部の活動方針を十分に理解している者
○上記に加え、入学後、学業と両立するとともに、3年間活動を継続できる者 |
陸上競技 |
男女合わせて6名 以下の全てに当てはまる者
○中体連主催の通信陸上競技東京都大会又は中学総体陸上競技東京都大会に出場経験のある者又は同等以上の競技成績のある者
○本校陸上競技部の活動方針を十分に理解している者
○上記に加え、入学後3年間、部活動を継続するとともに、学業と両立することができる者 |
試験内容及び満点 |
個人面接 200点(「自己PR」を含みます)
実技検査 200点
調査書 400点(観点別評価は使用せず、5段階評定を点数化します) |
合計点 |
合計800点満点 |
試験日 |
1月27日(月) 個人面接・実技検査(一般推薦の個人面接終了後に行います) |
出願 |
1月22日(水) 午前9時から午後3時まで |
合格発表 |
1月31日(金) 午前9時 |
《文化・スポーツ等特別推薦と一般推薦について》
*文化・スポーツ等特別推薦入試と一般推薦入試は、両方を受検することができます。
両方の推薦入試を受検し、文化・スポーツ等特別推薦入試で不合格となった場合は、
さらに一般推薦入試で合否が判定されることになります。受検日当日は面接を2回
受けることとなりますが、この場合、願書は1枚となります。自己PRの内容も同じ
でかまいません。ただし、受検料はそれぞれ必要となります。
(3)一般入試
募集人数 |
164名 |
学力検査 |
国数英社理の5教科 *500点満点を700点に換算します |
調査書の扱い |
国語、数学、英語、社会、理科の評定値→1倍
音楽、美術、保健体育、技術・家庭の評定値→2倍
*加算した計65点満点を300点に換算します |
合計点 |
合計1000点満点 |
試験日 |
2月21日(金) |
出願 |
2月5日(水) 午前9時から午後3時まで・2月6日(木) 午前9時から正午まで |
合格発表 |
3月2日(月) 午前9時 |
《過去の入試データ》
(一般推薦、一般入試では、男女別の定員はありません)
|
29年度入試 |
30年度入試 |
31年度入試 |
(1)推薦入試 |
(2)一般入試 |
(1)推薦入試 |
(2)一般入試 |
(1)推薦入試 |
(2)一般入試 |
募集人数 |
72 |
164 |
72 |
164 |
72 |
164 |
受検人数 |
201 |
243 |
158 |
207 |
114 |
169 |
男 45 |
男 61 |
男 37 |
男 61 |
男 25 |
男 48 |
女 169 |
女 184 |
女 121 |
女 146 |
女 89 |
女 121 |
合格者数 |
72 |
166 |
72 |
164 |
72 |
165 |
男 11 |
男 40 |
男 16 |
男 46 |
男 13 |
男 46 |
女 61 |
女 126 |
女 56 |
女 118 |
女 59 |
女 119 |
※ 倍率 |
2.97 |
1.47 |
2.19 |
1.26 |
1.58 |
1.03 |
※倍率は受検人数を合格者数で割ったものです。一般入試の募集人数は転勤枠などの別枠を引いた数値です。
「本校の期待する生徒の姿」
本校は多摩地区初の総合学科高校として、4系列・14分野にわたる多彩な選択科目を用意し、あらゆる場面で生徒の個性を伸ばし、総合的な力の向上を図る教育活動を進めています。これまで積み重ねてきた実践を基に、生徒の多様な進路実現や自主・自律・自己責任の確立を目指します。本校は、以下に示すような生徒の入学を期待しています。
1 本校の教育理念や教育方針について理解・共感し、入学を強く希望する生徒
2 総合学科の教育の特色を理解し、興味・関心を深めるとともに、幅広く学ぶ意欲のある生徒
3 将来の進路について真剣に考え、さらに社会へ貢献することを視野に入れて進路実現を目指す生徒
4 向上心にあふれ、自ら課題に積極的に取り組むとともに、他者と協調して課題解決を図ろうとする姿勢をもつ生徒
5 中学校での総合的な学習の時間への取り組み、特別活動、部活動等に著しい成果がある生徒
※特に推薦選抜においては、本校の教育活動やその特色を十分理解し、進路実現に向け自主的に努力する生徒を望みます。
※「文化・スポーツ等特別推薦」を、陸上競技、男子バスケットボール、女子サッカーについて実施します。
推薦入試に関してのよくある質問
●集団討論って何?
グループに分かれてテーマについて討論し、自分の考えを相手に的確に伝えるとともに、
相手の考えを的確に捉え、人間関係を構築するためのコミュニケーション能力があるか
どうかを評価するものです。 |
【若葉総合:過去のテーマ】(グループによって異なるテーマを指定します)
例1.このグループは環境委員として、校内の美化活動に関して話し合ったり、活動を行ったりしています。委員会の意見箱に「教室内にゴミ箱を置かない。」という提案があり、このことについて話し合うことになりました。
(1)次の(1)、(2)について、自分の考えを挙げてください。
(1)教室内にゴミ箱を置かないことのよい点
(2)教室内にゴミ箱を置かないことで起こりうる問題点
(2)(1)も踏まえて、「教室内にゴミ箱を置かない。」という意見に賛成か、反対かについて考え、その理由も挙げてください。以上について考えを出し合い、この提案について討論してください。
例2.このグループはクラスの学習活動について提案を行う「学習班」です。担任の先生から「考査前のホームルームの時間はクラス全体で学習の時間としたいので、その実施方法について提案してほしい。」と言われました。この1時間の内容について、学習班で話し合うため、クラスの生徒から意見をもらったところ、次の二つの意見が挙げられました。
(1)次の二つについて、行うことで得られることや実施する上での課題を挙げてください。
(1)一人一人が一切話をしない、自習の時間とする。
(2)分からないことを教え合う、学び合いの時間とする。
(2)(1)について、(1)、(2)のどちらを行いたいかを考え、その理由も挙げてください。以上について考えを出し合い、このことについて討論してください。
例3.最近10代の若者に対して、様々な立場の大人が、「周りの人に言われてやるのではなくて、自分で考えて、自分で判断し、やる前から諦めないで挑戦する姿勢が大切」といった内容のメッセージを送っています。
(1) 大人がこのようなメッセージを10代の 若者に送る理由について、自分の考え を述べてください。
(2) (1)を踏まえて、このメッセージに対し て若葉総合高校に入学して取り組める ことについて考えを出し合い、討論して ください。
例4.マナーやルールは、長い社会の歴史の中で人々の間で合意形成されてきたものです。一般的に、マナーは、礼儀や礼儀作法のことで、言葉遣い、態度や動作として表現されます。ルールは守らなければならない決まりごとであり、規則、規律、決まりともいいます。以上のことを踏まえ、以下について発表・討論をしてください。
(1) 社会や学校で、マナーやルールを守 ることはなぜ大切なのですか。理由も 含めてあなたの考えを発表してくださ い。
(2) 社会や学校で、マナーやルールが必 ずしも守られないのはなぜだと思います か。また、皆がマナーやルールを守れる ようにするためには、どうしたらよいと思 いますか。具体的な例を挙げながら話し合ってください。
●2分間の自己PRについて
あなたについて自由に表現してもらう時間です。
2分間、面接官はあなたを見る(聞く)だけです。 |
自己PRは、面接会場で受検生一人が入室して行います。正しい方法というものは存在しません。表現方法は一人一人異なってかまいません。前頁にある「本校の期待する生徒の姿」をよく読んで内容を考えましょう。
【注意】
・発表(口頭発表、作品、演技、演奏等)を通して、自分の優れた点や個性を表現(自己PR)すること、としています。
・一芸入試ではありません。技術等を評価するのではなく、個性を表現する力や説明する力を評価します。
・作品、賞状の持ち込み、楽器演奏も認めます。ただし、他の受検会場の迷惑になることは避けて下さい。
・時間の延長はありません。また、コンセントの使用や情報通信機器の使用をすることはできません。
・一般推薦と文化・スポーツ等特別推薦を同時出願する人は、自己PRを2回行います。これは、同じ内容の自己PRでもかまいません。
*不明な点があれば、10月以降に行う学校説明会・個別相談会を利用するなどして確認して下さい。
●作文検査について
・制限時間50分600字以内を予定しています。
【若葉総合:過去三年間に出題されたテーマ】
<平成29年度>
「2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。その時に、あなたは高校を卒業して18歳か19歳になっていると考えられますが、あなたは東京オリンピック・パラリンピックにどのように関わり、どのような貢献をしたいと考えますか。」
<平成30年度>
「言語に関する力を向上させるためには、A「読む」・B「書く」・C「聴く」・D「話す」の全ての面を、バランス良く鍛えることが大切だと言われています。あなたは若葉総合高校に入学したら、どの面に最も力を注いで言語能力を向上させようと考えていますか。あなたがこれまで重視してきた面を一つ挙げ、今後どのように行動していきたいと考えるか書きなさい。」
<平成31年度>
「高校生にとって本を読むことはなぜ大切なのかについて、これまでの経験を踏まえ、若葉総合高校での学びに関連させ書きなさい。」