8 Q :若葉総合高校生時代はどんなことをしていましたか?小野さん:踊ることが好きで、チアダンス部に所属していました。また日体大を高校1年生の頃から志望していた為、選択科 Q :進学した日本体育大学 スポーツ文化学部 スポーツ国際学科ではどんなことをしていましたか?小野さん:大学では、指導者になる為に『中学・高校の保健体育の教員免許を取得する為の勉強』と高校時代に興味を持った『スポーツと国際協力』について学んでいました。また、体操部に所属していて、徒手体操や組立体操、体づくり運動を行っていました。自分が好きな『身体を動かすこと』で人の役に立ちたいと考えるようになり、大学3年次には青年海外協力隊・体育隊員としてカンボジア王国の体育教員養成校で1ヶ月間体操を教えたこともあります。高校時代に考えていた将来やってみたいことの1つを実現させることができました。大学でたくさんの勉学にも励みましたが、なにより同志に出会えたことが誇りです。いろんな人と関わり、いろんな人の考えに触れることができた大学時代はわたしの考えを豊かにしてくれました。 Q :現在はどんなことをしていますか?小野さん:現在は、ドイツのデュッセルドルフにある日本人向けの幼稚園で体操の先生として働いています。日中は幼稚園の正課の体操・保育補助を行い、放課後は体操教室の先生として幼稚園児から小学生を対象に体操の指導をしています。大学時代、保育の分野を専門としていませんでしたが、高校時代に保育の分野に触れていた経験が今とても生きています。子どもたちの笑顔や楽しそうに体操をしている姿、『できた!』を共有してくれる姿はとてもやりがいになっています。高校・大学で学んできたことや自分の好きなことを生かせる場で働かせていただけてとても充実しています。 Q :最後に、若葉総合高校での学びと進路指導について、中学生たちにアドバイスをお願いします。小野さん:若葉総合高校の魅力は、自分が興味のある分野について大学や専門学校に行く前に触れることができることです。大学や専門学校に行ってからでは専門分野を変更することが困難になることもあると思いますが、その前に自分が本当にやりたいことは何かを見極めることができます。進路指導においても、専門分野の先生方に相談できるので自分がやるべきことをしっかりと把握することができます。私は実際に、高校2年次で保育系をメインに体育系も選択していましたが、いろんな経験をさせていただく中でスポーツにおける国際協力に興味を持った為、3年次では体育系と英語の科目を選択していました。若葉総合高校の授業は、自分次第で可能性をたくさん広げられるものばかりです。それぞれの専門の先生方に出会い、専門的な知識に高校時代触れられたことは、貴重であり今の私にとても生きています。また、同じようなことに関心を持った仲間に出会えるのも魅力の一つだと思います。若総に入学したら自分が興味を持ったことや探究してみたいことには積極的に挑戦してみて欲しいです。 若葉総合高校 10期生 小野 朱里さんに本校での学びと進路指導について伺いました。目では体育系・保育系を主に選択していました。在学中に「JENESYS2.0」という外務省のプログラムでタイ王国に派遣させていただいたことをきっかけに国際協力に興味を持ちました。分 野英 語情 報商 業実用英語技能検定ICTプロフィシエンシー検定(P検) 色彩検定日商簿記検定 全経簿記検定 秘書検定 日検日本語ワープロ検定資格試験の種類取得可能な資格等卒業生からのアドバイス
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