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ノーベル賞受賞顕彰記念碑

大村智先生のノーベル賞受賞顕彰記念碑の除幕式が挙行されました
大村智先生(記念碑の前で)
                  大村智先生(記念碑の前で)
 北里大学特別栄誉教授の大村智先生が、平成27年(2015年)に、ノーベル生理学・医学賞を受賞されたことを記念して、定時制同窓会(学友会)と全日制同窓会の皆様から記念の石碑が寄贈され、平成28年12月15日に、大村智先生をお招きし、除幕式が盛大に挙行されました。
 大村智先生は、昭和33年から5年間、本校定時制の教諭として、理科などの授業を担当されました。ノーベル賞を受賞された折に、「昼間は工場などで働き、夜間は学校に通って、油のこびりついた手で鉛筆を握り、勉学に励んでいる生徒の姿を見て、学び直しを決意した」というエピソードがひろく知られるようになり、世界的な科学者である大村先生が、ご自身の研究の原点の一つとして、本校の教員生活を挙げていらっしゃることは、現在の本校生徒、教職員にとっても誇りとするところです。
 記念碑には、大村先生の座右の銘である「実践躬行(じっせんきゅうこう)」という文字が刻まれています。これは、「口先だけでなく、実行することが大切である」という意味があり、本校が取り組んでいる工業教育にもそのまま通ずる言葉です。この言葉を校是とし、墨工の教育活動をますますパワーアップさせたい、そのことが、多忙を極める中、ご自身の教え子をはじめ、墨工に対して温かな愛情を注いでくださっている大村先生へ感謝の気持ちを伝える一番の方策だと決意を新たにいたしました。
 大村先生にあらためて敬意を表すとともに、記念碑の設置にあたってご尽力をいただきました、定時制学友会、全日制同窓会の皆様に、心より感謝申し上げます。

         大村先生を囲む本校同窓生 

 
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