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平成28年度  今週の七高 第43号 (2/23・通算392号)

平成28年度   「今週の七高」第 43 号( 2/23・通算392号)

 

29. 2. 23更新

 

「七高」とは墨田川高等学校の前身です。詳しくは墨田川高校の歴史へ。

 

 


 

《上村 肇 学校長からのメッセージ》

予習が生きる
 
 1年次生の「数学2」の授業で、三角関数の加法定理を学習していました。墨田川高校では、12月に「数学1」の単位を認定し、1月から「数学2」を学習しています。

 正弦の加法定理は次の式で表されます。
        sin(α+β) = sinαcosβ+cosαsinβ

 具体的な数値では、例えば簡単な計算でも
 sin75°=sin(30°+45°)
           =sin30° cos45°+cos30°sin45°
      =(1/2)×(1/√2)+(√3/2)×(1/√2)
           =(√2+√6) /4

のように、30°、45°、60°などの三角関数の値を使った計算になります。板書を写すにしても、予習をして、これらの三角関数の値を覚えていないと、ひとつひとつ考えて求めていくことになり、板書のスピードについていけません。また、予習をしていないと、ただ式を写しているだけになったり、誤って写したりしてしまうおそれがあります。
 当該のクラスの生徒諸君は、スムーズにノートを書いていたことから、予習をしっかりやってきていることが分かり、大変頼もしく思いました。

 (ホームページに表示する関係で、科目名のローマ数字は、アラビア数字で表示しています。また、数式と根号は上記のように表示しています。)

 
 

                              

英語の授業 その1


 墨田川高校には、JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)で一昨年の8月に来日し、平日は学校に常駐しているBaartzes(バーチェス)先生がいらっしゃいます。バーチェス先生は1、2年次のコミュニケーション英語の授業において、英語でわかりやすく教科書の内容をまとめてくれたり、パワーポイントのスライドを使ってQ&Aをしながら理解を深めてくれています。英語に苦手意識を持つ生徒にも常に優しく接してくれます。

 空いてる時間には生徒のessayをチェックしてくれたり、英語検定試験の面接の練習をしてくれたりと、とても大忙し。またスポーツも万能で、生徒と一緒に部活をやることもあります。個人的には、母国である南アフリカ共和国にいる時からやっているテコンドーとラグビーに特にはまっているそうです。

 そんなバーチェス先生の今日の授業は、2年次のコミュニケーション英語で、あるパートのサマリー(要約)を書くためのキーワードを、生徒に確認しながら板書していました。そのあと生徒たちはそのキーワードを元に、サマリーを60語から100語で書き上げていきました。

 

keywordsを使ってパートのまとめをしていきます。


keywordsはあとで自分でspeakingの練習ができるようにノートに書いて…


1年次からsummary writingをやっているので、さらさらっと書いていきます。



2階英語科準備室横のホワイトボードは、バーチェス先生と生徒とのコミュニケーションボードになっています。



右の英語を簡単に日本語にすると…

「墨田川高校で過ごしてきた時間はすばらしいものです。最初は恥ずかしがっていた生徒たちも、いまでは積極的に話しかけてくれます。部活でもあたたかく迎えてくれるし、いつも一生懸命答えようとしてくれます。」
Message from Baartzes Sensei
 
 Good day.

 I have to say the time I have spent at
 Sumidagawa High School has been 
 amazing. I have seen students grow in
 confidence regarding their
 conversational English abilities.
 At first they were very shy to engage
 with me, but now students take the
 initiative and start conversations. They
 warmly welcome me at club activities
 and always try their best to answer my
 questions.

 

英語の授業 その2

 
 本校には、ALT (Assistant Language Teacher ) の先生方もいます。ALTの先生方は主に1年次に配置され、年間20週、教えに来てくれます。年間20週とは、長期休業中や定期考査の授業のない日を除くと、ほぼ1週間に1回のペースなのです!しかも、ALTの先生の授業は少人数クラスの20人単位なので、生徒たちは英語を話す機会大幅アップ!
 
 そんなALTの先生のひとり、マイケル先生の今日の授業では、1年次生のShow & Tellというプレゼンテーションを聞いて、質問したり評価をつけたりコメントを述べていました。生徒たちは、みんなに見せる (show) 物を用意し、それについて英語で説明をする (tell) という、ちょっと緊張する授業でしたが、みな事前の準備をきちんとしていたのでとても良い発表ができていました。また、お互いの発表を聞くことでリスニング力も伸びますね。


 

マイケル先生の挨拶はいつもおもしろいです。「今日は天気がいいね、勉強したくないね、でも英語は大好きだよ」をみんなで英語で言います!


伊能忠敬について語っています。eye contact もばっちりです。

おせち料理について説明しています。
 

こんな少人数の授業なので、確実に順番が回ってきてしまいます!
 

吹奏楽部

第5回シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会出場
 
 2月12日(日)に、吹奏楽部がSJ&Pコンテストに出場しました。音源審査を通過した中学生、高校生、大学生、社会人の18団体による本格的なシンフォニックジャズ&ポップスの演奏の中で、全国大会という緊張感を味わいながらも、本番の演奏を楽しんでいる姿が印象的でした。
参加した生徒の感想
 
「結果は銀賞でした。素晴らしいホールでの演奏を楽しむことができましたが、上位校の実力を目の当たりにした一日でもありました。いただいた講評を糧にこれからの練習に励みます。」
 

生物部 交流会

 
 2月11日(土)に、都立小山台高校で開催された生物部交流会に、生物部11名が参加しました。本校の生物部は毎年参加をしているのですが、今年は15校から約150名が集まり、活動報告や研究発表などで交流を深めました。

 参加した部員の感想

 「他校との交流によって他の生物部がどのようなことをしているかを知ることができてよかった。今回の交流を活かして、来年度は充実した活動ができるように努力していきたいです。」

 
 
 
 
 
 
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