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問題にはストーリーがある 大学入試センター試験では、日本史Aの第1問で妖怪にかかわる内容が出たと話題になっています。
現在の東洋大学の創立者である井上円了は「妖怪博士」(鬼太郎の仲間に詳しいということではありません!)として有名な人です。井上円了は、妖怪の多くを合理的に説明してみせて、人々のもつ迷信を批判しました。妖怪は日本で語り継がれてきたもので、「ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪ウォッチ」もその伝統の上に存在しているわけです。この問題が妖怪博士の話から近現代史につなげていたのは、意表をついた出題でした。 さて、大学入試の問題では、主題に沿ったストーリーがあります。今回の日本史Aの第1問は、妖怪のつながりで文章を作り、その内容に関連した様々なことが問われています。また、第3問では、三島通庸についての文章の中に、高橋由一に絵を依頼したことが出てきます。そして、小問で高橋由一の作品を選ばせる問題(正答は有名な「鮭」の絵です)が出題されています。 入試問題は広がりのある問題になっています。どのような構造になっているか、考えてみるのも面白いかもしれません。 |
センター試験も終わり、寒さもいよいよ厳しくなっています。三年次生は特別指導期間に入り、学校の雰囲気も少し変わってきます。今週の七高では、そんな校内の様子をご紹介しましょう。 |
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演劇部新春公演
1月11日に演劇部新春公演が行われました。今回の公演は部の中で三グループに分け、三つの小品をオムニバス形式で見せるというもの。脚本は全て一年次生によるオリジナルという一つの挑戦でした。純文学にインスパイアされ、スカート研究サークルだなんて奇想天外なアイディアの中で自分を見つめなおし、あるいは擬人化した野菜が飛び出し・・・、限られた時間と空間の中で、アイディアと挑戦に満ちた公演でした!この後も冬公演、卒業公演と、舞台は続きます。乞うご期待! |
美術部ギャラリー!
第一校舎二階、図書館前の廊下に美術部の作品が展示されています。年が明け、そちらが一新されました。写真で一端を紹介します。さすが、七高生という技量に満ちた作品、こんなものまで描くのかというおもしろいモチーフなどなど見どころ沢山。そのほか五階、美術室前にもたくさんの作品が展示されています。ご来校の際にはぜひご覧ください。 |
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![]() 二階、図書館前ギャラリー
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![]() 五階、美術室前ギャラリー
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天文部ポスター!
4階、地学室の前には天文部の作成するポスターが貼られています。季節・月ごとに作り替えられるポスターは見ごたえ十分。今月は、一月初頭に見られた「しぶんぎ座流星群」「冬の大三角形」そして「オリオン座」について特集されていました。これを参考にしながら星空散歩も乙なもの。東京でも見られる星があります。こちらもご来校の際にはぜひ実物をご覧ください。 |
体育!
グラウンドに足を運ぶと…、体育の授業中です。寒風吹きすさぶ中、一年次生が元気に走っています!今日の体育はハンドボールを行いました。競技の前に、準備運動、ジョギングで身体を温めます。動けば体は温まるので、ほとんどの生徒が半袖短パンです!
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校門の石碑
更に校門付近を少し歩けば、校門を入ってすぐ右手、つつじの茂みの中に一つの石碑があります。
「情けを花とうるはしく
こころを富士と高くして・・・」 刻まれているのは、七高の校歌の四番の歌詞です。七高校歌は、幸田露伴の作詞によるもの。こちらは幸田露伴の直筆を石碑に刻んだものだそうです。こちらもどうぞご覧ください。
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