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《上村 肇 学校長からのメッセージ》
学ぶことと年齢
3月12日(土)は卒業式です。3年次生が新しい世界に巣立っていきます。小学校から高校までの12年間、国語、算数・数学、・・・と学んできました。世阿弥の『風姿花伝』には、年齢に応じてどのように修業をしていくべきかということが述べられています。小さいときから年齢に応じて系統的に学んでいくことが効果的であることは間違いないようです。
しかし、成人してから新しいことを学ぶということもあります。例えば、海外の赴任先の言語を学ぶということは多くの人に可能性があることです。
『福翁自伝』には、オランダ語を学んだ福澤諭吉が外国人の居留地に行ったときに英語を学ぶ必要性を感じ、一大決心して英語を学んだことが書かれています。大人になってから新しい外国語を学ぶことは大変なことだったでしょう。でも、学習の転移といって、オランダ語の学習で身に付けた外国語習得のノウハウが英語の学習を促進することに役立ったはずです。
何歳になっても必要なことは学ばなければなりません。そのときには、きっと墨田川高校で学んだことが役に立つはずです。卒業する皆さんが新しい世界を切り開いていくことを期待します。
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考査まっただ中! 3年次生はいよいよ卒業を明日に控えました。 1,2年次生も長く、そしてあっという間の一年間を終えようとしています。一年を終える前には、学年末考査!有終の美を飾るべく最後まで集中して取り組みます。 |
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考査直前の様子 |
いよいよ学年末考査 |
ウニ育成日記! 2年次生の生物演習1選択者がおこなったウニ幼生飼育は、飼育容器と飼育日誌を提出して終了しました。ウニ幼生の中で無事に育つのはごくわずかです。ようやく数個体が今週になって、稚ウニになりました。生物室に稚ウニがおりますので、ぜひご覧ください。 |
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七高より、春のお知らせ! 啓蟄を迎え、墨田川高校でも春の兆しが見えてきました。正門をくぐると、左手に満開の梅の花が咲いています。グラウンド脇の濃いピンクは桃の花。梅の花の下には、小さな池があり、舞い落ちた梅の花弁の間を動く影があります。冬の間、厚い氷の張っていた小さな池、その間はどう過ごしていたのか、めだかが泳ぐ姿がまた見られるようになりました。 いよいよ春、巣立っていく者たちがいて、また門を叩く者たちがいます。桜は静かに蕾を膨らませています。春です。 |
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玄関の梅 |
グラウンド脇の桃 |
めだかの影 |
桜のつぼみ |