大変遅くなりましたが、東京都立杉並総合高等学校陸上競技部2021年度活動報告をさせていただきます。
本年も新型コロナウィルス感染症の影響があり、大会が中止となったり、本校が大会に参加できなかったりということがありました。しかし、そんな中でも生徒たちは一生懸命練習に励み、春季競技会・都総体支部予選会・学年別大会・秋季競技会の4つの大会で奮闘してくれました。以下はその記録になりますので、コロナ禍でも頑張る生徒の活力を感じていただければと思います。
(1)春季競技会(4/3(土))
長い冬の期間が明け、久しぶりの大会となる春季競技会が世田谷総合運動公園陸上競技場で開催されました。
3年生女子2名、2年生女子2名、3年生男子2名、2年生男子1名が出場しました。
3年生女子1名と2年生女子1名が800mに、3年生女子1名と2年生女子1名と3年生男子1名が走り幅跳びに、3年生男子1名が1500mに、2年生男子1名が100mに出場しました。
800mでは、久しぶりの大会にも関わらず、なかなかのタイムで走ってくれました。3年生女子1名は足の負傷によりこれが最後の大会となってしまいましたが、最後まで全力で走る姿に感動しました。部活動の運営にも大きく貢献してくれたので、とても感謝しています。ありがとうございました!
走り幅跳びでは、都総体予選会に向けて上昇を感じさせる良い跳躍を見せてくれました。
1500mでは、ベストタイムではなかったものの、最後の大会に向けて何か掴むものがあったようでした。
100mでは、久しぶりだったこともあり、満足のいくタイムは出ていませんでしたが、大会の雰囲気を久しぶりに味わったことで、モチベーションがあがったようでした。
全体を通して、大きな怪我をすることなく大会を終えられたのは良かったです。
次は4月の下旬の都総体予選会となりますが、3年生がこの大会で引退なので、3年生は有終の美を、2年生は3年生を安心させるようなたくましい姿を見せてほしいです。
(2)都総体予選会(4/24(土)・4/25(日))
3年生にとっては最後となる大会が世田谷総合運動公園陸上競技場で開催されました。
3年生女子1名、2年生女子3名、3年生男子2名、2年生男子1名が出場しました。
3年生女子1名と2年生女子2名と、3年生男子1名が走り幅跳びに、2年生女子1名が800mに、3年生男子1名が1500mに、2年生男子が100mに出場しました。 走り幅跳びでは、3年生の二人が最後まで全力の跳躍を見せてくれました。ベストは出ませんでしたが、練習メニューを一から考え、コツコツと積み上げてきた2人の最後の雄姿には感動しました。そして、2年生女子が4m65(+0.7)の自己ベストを記録し、決勝でも6位に勝ち残り、何と
都大会への出場を決めました!!!本部活動としては4年ぶり、私が顧問を務めてからは初めての都大会出場です!!最初は生徒も顧問も実感が湧いていませんでしたが、賞状を頂いて都大会進出を実感し、嬉しさかがこみ上げました。ポテンシャルだけでなく、自分で考えながら日々練習してきた成果がここに結実したと思います。 800mでは、自己ベストに迫る走りを見せてくれ、思わず声を出して応援したくなりました。
1500mでは、4:40.49の自己ベストを記録してくれました!決勝には残れなかったものの、自分で淡々と目標を設定した上で練習し、最後の大会で自己ベストを出した姿はとてもかっこよかったです。
100mでは、12.81(+1.3)の自己ベストを記録してくれました!3年生にとって最後の大会で自己ベストで走る姿を見て、3年生も安心することができたと思います。
3年生が引退となる大会で、もちろん全員が満足のいく記録を出せたわけではありませんが、部活動全体としては、とても成果の多い良い大会になったと思います。 3年生には、本当にこの部活を引っ張ってもらいました。3年生のおかげで部活動が変わったところも多かったと思います。次は進路決定に向けて頑張ることになると思いますが、引き続き応援しています。ありがとうございました!
次は5月の学年別大会になるので、3年生が抜けてもしっかりとできるというところを見せて欲しいです。
※都総体(5/9(日))
私が顧問になってからずっと目標に掲げていた都総体が駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催されました。
いつもの大会会場よりも大きく、芝が青々としているのを見るだけで圧倒されました。 2年生女子もこれだけの大舞台で跳躍することができて気持ちよさそうでした。予選の記録を上回ることはできませんでしたが、この経験が必ず力になると思います。またこの舞台に戻ってこられるように、より一層、練習に励んでほしいです。
(3)学年別大会(5/29(土)・5/30(日))
新体制になって初めての大会が世田谷総合運動公園陸上競技場で開催されました。
2年生女子2名、1年生女子1名、2年生男子1名が出場しました。 2年生女子2名が走り幅跳びに、1年生女子1名が200mに、2年生男子1名が100mに出場しました。
走り幅跳びでは、出場した2名が二人とも決勝に残り、それぞれ4m71(-3.1)と4m27(+2.4)の自己ベストを記録してくれました!新体制としては、とても幸先の良い結果となったと思います。
200mでは、初めての大会ということで緊張していたにもかかわらず、最後までしっかりと走り切ってくれました。
100mでは、あまり調子が出ず、スピードに乗り切れていないように見えたので、是非とも次回はリベンジして欲しいです。
今回の大会で新体制の成果と課題を確認することができたと思うので、さらに記録を伸ばしていくために、一人ひとりに何ができるかを考えながら、練習をしていってほしいです。
次の大会は9月の新人戦予選会です。
(4)秋季競技会(11/7(日))
今年度最後の大会が、世田谷総合運動公園陸上競技場で開催されました。 2年生女子1名が走り幅跳びに出場しました。
走り幅跳びでは、アクシデントなどもあり、5月以来の大会になってしまったために、満足のいくジャンプはできなかったものの、久しぶりの大会で一生懸命に取り組む姿を見せてくれました。
ここからはオフシーズンとなり、次の大会は新年度となりますが、長い冬の間に基礎から自分を見つめ直し、学年が上がって初めての大会でベストな記録が出るように努力して欲しいと思います。
以上が2021年度の活動報告になります。更新が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。 これからも東京都立杉並総合高等学校陸上競技部をよろしくお願いいたします!! ありがとうございました。