07403410_杉並総合
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幼児にとって歩けるようになることは目的ではありません。歩くこと自体が面白くて仕方がないのでしょう。杉並総合は、できることが愉快、分かることが心躍るという学びを目指しています。取りあえずやってみたら愉快だった、心躍ったという体験を生徒に数多く積ませたいと思っています。「できたから面白い。」「分かると興味がわく。」このことの積み重ね。この積み重ねを育むためには…。日々、暗中模索の繰り返しです。皆さんも、杉並総合で「できること探し」を一緒に始めましょう!進路希望や能力、興味に応じた科目選択ができます。例えば、進学に備える演習科目、資格・検定のための科目、外国語科目、日本の伝統文化を学ぶ科目、芸術関係の科目、福祉や介護、児童文化や食文化について考える科目etc・・・33R安藤 奈央 さん 私が杉並総合高校に入学した理由は、部活動も授業内容も自分に合っていると思ったからです。私は高校3年間は部活動を頑張りたいと思い、都立高校で一番強いこの学校のバドミントン部に入部しました。同じような目標を持った友達や先輩方と出会い、毎日練習に励みました。その結果、関東大会出場や個人戦で東京都ベスト4に入るなど、多くの経験をすることができました。次の理由として総合高校の特徴の自分で時間割を作成できるところです。私はたくさんの事に挑戦してみたかったので、総合学科でしか学ぶことができない専門科目があるところに魅力を感じました。そして、多くの選択科目の中で今では韓国語に興味を持ち、将来に向けて勉強しています。 様々な才能を持っている素敵な友達に出会え、毎日色々な刺激があり、とても楽しい学校生活を送っています。私は総合学科を選んだことや、杉並総合高校に入学して良かったと思っています。「やる気なんて後からついてくるものだ。」と思います。やる気はなくても、やっているうちにやる気が出てくる。最初は誰でも何かをやり始めることは面倒くさいものです。やる意味とか意義とかを考えること自体が大変です。ですが、気が進まないながらも取りあえずやってみる。そのうちに意味や意義が見えてきて、やる気が出てくる。つまり、「やる気の元は取りあえずやってみる姿勢」なのです。では、取りあえずやってみる姿勢をどう育てるか。未知への挑戦力をどう養うか。これらの問いに杉並総合は、本気で応えようと日々取り組んでいます。幼児を見ていると、とても勉強になります。伝い歩きは上手なのに、最初の一歩をなかなか踏み出せない、という光景を見ることがあります。そんな幼児も一歩踏み出して歩けることが分かると、後はどんどん上達していきます。小さな成功体験が自信となり、次々と成功体験を積み上げ、自信を深めていく。取りあえずやってみる姿勢は、小さな成功体験の積み上げから生まれるものなのです。34R後藤 美憂 さん 杉並総合高校は、自ら考え行動する機会を多く得られる高校だと思います。例えば、自ら授業を選択し進路の実現や自分の学びたいことが学べる自由度の高い時間割。生徒会活動でも生徒会主催の行事に関しては特に、生徒自身が次に何をしたら良いか、何かトラブルにつながりそうな要因はないか、考えながら運営しています。また生徒の賛成が得られた場合、校則を変えるために活動することができ、その活動内容も生徒が考え行います。何を全校生徒に促せば良いか、先生方にも生徒にも協力してもらうにはどうしたら良いか、学校運営に関わることで一つのことを進めるために多角的に考える機会を得ることができました。 高校より先の人生では、誰かが導いてくれるわけではなく、自分で行動し歩んでいく必要があります。これからの人生において、最も重要であると言っても過言ではない力を杉並総合高校では得られると思います。一人一人の生徒が、自分の興味、関心、進路希望に応じた 科目選択 を行い、 自分だけの時間割 で学習を進めます。自分自身のやりたいことや進路がはっきりしていて、さらに 自分の能力を伸ばそうとする生徒、自分自身の能力や適性、進路希望はまだはっきりしていないけれど、自分のやりたいことや生き方を見つけようとしている生徒がいます。●杉並総合高校は、 選択 することと、 体験 することを通じて、力を伸ばす学校です。学校長 西村 伸二杉並総合高校では、キャリア教育や国際理解教育など体験的に学ぶことを重視し、インターンシップや海外高校生との交流、部活動・学校行事への参加などを奨励し、体験の機会を多く設けています。選択体験総合学科の魅力在校生の声取りあえず…やってみよう、杉総で!●総合学科では・・・●杉並総合には・・・

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