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2022/09/30 学校行事
屋上の環境測定
理工環境科
理工環境科3年生の課題研究は、プラスチック油化システムだけではありません。
今回は環境測定班の紹介です。
この日は、屋上の3か所に観測点を設けて
- 気温
- 湿度
- 気圧
- 風向き
を測定していました。
観測点の一か所目はは芝の上。
データを取ると同時に、センサが倒れたりしないように見守っています。
二か所目はコンクリートの上。
三か所目はゴム素材で描かれた文字の上。
この場所は床が一番熱くなり、気温が高く晴れた日は一番過酷な測定地点となります。
どの観測点でも、一定時間毎にセンサからパソコンへデータが転送されるように設定しています。
このように書くと、人間が立つ必要がないように思えますが、
- センサの故障
- 異常な数値の観測データ
- 突然の気象の変動
などに備えるため、少なくとも一人はセンサの傍で監視する必要があります。
とても地味で単調な作業ですが、このような作業の繰り返しで集められたデータがなければ環境測定は成り立ちません。
また、データを整理し比較することが、新たな発見や、斬新なアイデアにつながることもあります。
研究には地味で単調な作業がとても大切なのです。
一方、その頃のプラスチック油化システム班は
いつものように再生油を生成し
いつものように分析していました。