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2022/07/20 お知らせ
全国初の「プラスチック油化システム」が始動しました!! 2
理工環境科
プラスチック油化システムの課題研究(こちらの記事)の続きです。
まず、前回洗浄したペットボトルのキャップを計量し、500gはかり取ります。
はかり取ったキャップを油化装置の中に入れます。
冷却用の水槽に水を入れます。
タッチパネルを操作して、油化装置を運転します。
ブラスチックが加熱により溶けて液体となり、さらに気体となると管を通って水槽へ移動します。
水槽で冷えた気体は、液体となり水槽の水の上に浮きます。
左の写真では、水槽の管の先から、気体が発生していることが確認できます。
右の写真では、黄色いオイルが水槽の上にたまってきていることが分かります。
ある程度オイルがたまったところで、運転を停止し再生したオイルを取り出します。
再生オイルの重さをはかると395.80gでした。
500gのペットボトルキャップから、再生オイルを約400g作ることができました。
(油化率は、約79.2%です。)
次回は、再生したオイルをガスクロマトグラフィーで分析した結果を報告いたします。
つづく・・・。