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東京都立杉並工科高等学校

ニュース

2021/10/31 お知らせ

杉工祭~3学年編~

こんにちは!

本日は杉工祭が行われております。今年度の杉工祭は、校内でのみの実施となっていますので、中学生の方、保護者の方、卒業生の方など、お客様の来場ができません。

 

そこで本日のニュースでは、杉工祭がどんな雰囲気で行われているのか?!

現場からレポートをお届けします。

このニュースでは特に3学年の企画について、ご紹介いたします。

 

3年A・B組は今年度、合同での展示作品を作成しました。

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この作品は高さが約6mと非常に大きく、本校の3階から吊るしての展示となりました。この作品は近くで見ると何が書かれているかわかりづらいのですが、全体を見ることができる距離まで離れると、このようにきれいに見ることができます。杉工祭のためだけに3年A・B組の生徒たちは協力して、この絵の色を塗ってきました。途中から雨が降ってしまったものの、外部公開ができない杉工祭の中で、この作品があったことで地域の方々にも楽しんでいただけたのではないかと思います。

機械科の3年生2クラスが協力して絵を吊るした瞬間は感動的でした。この最後の文化祭の思い出を大切に卒業後も頑張ってほしいです。

 

3年C組は沖縄についての展示の実施でした。

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今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言等の発令により、修学旅行の実施ができませんでした。沖縄に行く予定で楽しみにしていた生徒も多い中で、3年C組の生徒は協力して、沖縄に関する様々な情報を調べ、そしてまとめ、展示を行いました。1年生の時には、まったくパソコンの扱いに慣れていなかった生徒たちが、この展示では画像を使ったりして分かりやすくまとめた資料を見ると、成長を感じることができました。全員で沖縄に行くことはかないませんでしたが、いつかこのまとめた情報を胸に沖縄を楽しむことを願っています。

 

3年D組はペットボトルボウリングを実施しました。

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夏休み前から企画をし頑張ってきたクラスで、実際に教室に行ってみてびっくり。ボウリングとは聞いていたもののこの企画では教室全体を使った非常に大掛かりなボウリングでした。立体的に設置されたコースで狙ってストライクをとることは困難を極めます。杉工の3年間で学習した電子制御を応用し、ピンが倒れると光るように制御していました。また、何より良かったのは、クラスの人たちが大勢で盛り上げてくれたことです。ピンを外しても大きな声で盛り上げてくれるので楽しめました。3Dはまじめに授業を受けたり、挨拶ができる生徒が多く、そういった生徒たちが日常以上のテンションで盛り上げてくれることがとてもうれしかったです。また景品がどの企画よりも豪華だったことも印象的です。

 

3年E組は参加型アトラクションを実施していました。

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教室に入って印象的だったものは、竹を切って作ったコースです。実際に竹を切って削って作ったそうで、このコースにボールを転がし、スプーンや箸を使ってキャッチできるか?!を競うアトラクションがありました。また、ほかにはボウリングがあったり、ボールをキックして的に入れるアトラクションがあったり、非常にバラエティが豊富な企画でした。普段、3Eの生徒を受け持っていませんでしたが、行ってみると優しく説明をしてくれたのがとても好印象でした。

 

 

外部公開や飲食など制限が多い文化祭でしたが、非常に多くの生徒の笑顔を見ることができました。

そして、楽しむだけでなく、機械科、電子科、理工環境科それぞれの特色を感じることができる文化祭でした。また、ニュースには乗っていませんでしたが、各三科でも展示をしていたり、美術部の作品展示、写真部の展示、軽音楽部のライブ、機械工作の杉工タクシー、模型工作部のミニ四駆体験作品展示、有志団体のダンスやバンドなどが開催されました。

 

 

杉工のいいところは文化祭だけに限らず普通科で実施困難なことでも、機材がそろっていたり、教えてくれる先生がいたり、いろんなことにチャレンジできることが魅力です。

もしこの記事をみて興味を持った中学生の皆さん、ぜひ杉並工業の説明会にご参加ください。

学校に直接問い合わせていただいても構いません。

みなさんのご入学をお待ちしています。