07402940_総合芸術
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57専門性の高い約100名の特別専門講師(外部講師)によるきめ細かな指導を行います。演劇専攻 演劇を総合的に理解し、演劇の力を自分自身の力として人の心を動かすことができる人間の育成を目指します。他者との創造的な協同作業を通じて、コミュニケーション能力を育て、自己理解を深め、視野を広げます。そのために、①戯曲をもとに演劇作品を創る授業と、②身体や声にフォーカスした身体表現系の授業を、3年間を貫く二つの軸として学びます。その周囲に狂言や日本舞踊の古典芸能の授業、またスタッフサイドから演劇を学ぶ授業などが配置されています。●演劇専攻主任講師西川 信廣 プロフィール:文化庁派遣芸術家在外研修員として英国に滞在。 ブリストル・オールドビックやロイヤル・ナショナル・シアターでロジャー・リース、ピーター・ホールなどの演出助手を務める。現在は文学座を中心に幅広く活動中。文学座アトリエの会『マイ チルドレン! マイ アフリカ!』にて紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨・文部大臣新人賞。文学座公演『背信の日々』で読売演劇大賞優秀演出家賞、他多数。新国立劇場演劇研修所副所長。新国立劇場理事。日本劇団協議会会長。日本演出者協会理事。舞踊専攻【コンテンポラリーダンスコース】 「技術」と「表現」の二つの柱を並行して学んで行きます。基礎と応用技術を習得しながら、即興から群舞・ソロ作品創作へと進みます。具体的には、仲間との協同作業を通して自己理解を深め、創作・演技及び衣裳・音楽の工夫に取り組み、プロの照明家の協力を得て舞台上演法について総合的に学び、舞台経験を豊かに積み重ねて行きます。毎年、定期公演、成果発表会で作品を上演する他、AJDF神戸・創作コンクール部門に全年次で参加します。これまでにNHK賞、特別賞、審査員賞他連続受賞しています。●コンテンポラリーダンスコース主任講師片岡 康子 プロフィール:お茶の水女子大学教授としての研究教育活動を経て、現在同大名誉教授。文部省派遣在外研修員(91)。DANCE HOUSEを主宰(94)、国内外で公演活動を展開。作品はいずれも現代と人間の深部を照射した秀作として好評を博す。お茶大でのコンクール指導作品は4度の文部科学大臣賞を初めNHK賞他多数受賞。総芸では2度のNHK賞、優秀群舞賞他連続受賞。松山バレエ団顕彰「教育賞」(05)、全国舞踊コンクール優秀指導者賞他受賞。瑞宝中綬章受章(21)。【クラシックバレエコース】 将来的に世界に通用するクラシックバレエの基礎技術を、在学中の3年間を通してしっかりと身につけることを大事にしています。1年次は定期公演にコールドバレエで参加することから始まり、3月の後期成果発表会で課題作品を踊ります。2・3年次には、技術をさらに磨きながら、授業で学んだ作品を定期公演、成果発表会で上演する体験を重ねていきます。舞台経験を通じて作品世界の理解と表現力を高めていきます。●クラシックバレエコース主任講師押領司博子 プロフィール:英国ロイヤルバレエスクール・マリヨン・レイン、リン・ウォーレスに師事。橘バレヱ学校卒業。牧阿佐美バレヱ団入団。「NHKバレエの夕べ」白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形等ソリストとして活動。牧阿佐美バレヱ団所属各バレエ教室及び橘バレヱ学校教師を経て等々力駅前サンスタジオにバレエクラスを開講。2004年 新川崎シティアーツ開講。演劇コンテンポラリーダンスクラシックバレエ授業舞台表現科

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