校内を回っていたところ、被服室・食物室の前の廊下に、1年次生が夏休みに取り組んだホームプロジェクトのワークシートが貼ってありました。
ホームプロジェクトでは、自分で課題を見つけ、その解決策を考えて実行し、検証まで行います。
貼ってあるワークシートを見ると、それぞれに興味深いテーマを見つけてとりくんでいました。
節水方法を考え、家族で取り組み、3683円の料金減額の結果を出した例、プラスチックごみの捨て方を工夫して、1袋当たりに入るプラスチックごみを224g増やせて、ごみ袋の節約につなげた例、さらには、家族の絆プロジェクトとして、一緒に住む家族だけでなく離れて住む祖父母とのコミュニケーションについて工夫し実践した事例などたくさんの事例があります。
この取り組みは、単に家庭科の課題にとどまらず、探究的活動にもつながります。こういった活動に真剣に取り組むことで、思考力などが向上していきます。今後も身近な話題から、社会全体に広がる話題まで、自分なりに課題を見つけ、解決策を考えていってくれればいいなと感じました。

