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【9月16日】生物の授業で生徒が発表授業をしました。(今日の新宿)

本日、2年生のあるクラスで、生徒が講師になってゲノム編集につてのミニレクチャーが行われていました。
この生徒が先日、自主的に『ゲノム編集とは何か』という新書本を読んでいたところを、生物基礎担当の先生の目にとまり、「バイオテクノロジーの授業の冒頭で講義をしてみたら?」ということで、15分程度での講義を先生が依頼したとのことです。
この生徒は新書本の他に専門書も読み、イラストや動画を駆使してCas9という酵素とガイドRNAを使った遺伝子改変の方法を説明してくれました。
クラスの生徒たちからは「とてもわかりやすかった」と好評でした。講義後も質疑応答が活発になされて大いに盛り上がりました。質問者の一人から、ウイルスベクターを使った遺伝子操作と比べた時のゲノム編集のメリットは何かという質問が出たので、そこからは先生の授業に引き継がれ、ウイルスベクターを使った初期のiPS細胞作製方法に加えて、mRNAを用いた新しいiPS細胞作製方法と、その技術が新型コロナワクチンの製造にも使われていることへと話が発展しました。
知的好奇心の高い生徒のおかげで、まさに「知の森 新宿高校」の名に相応しい授業になりました。
 参考図書 山本卓『ゲノム編集とはなにか』講談社

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