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平成26年度 高大連携・出張講義

 

 

1.早稲田大学出張講義

 
・日時  7月8日(火)  13時15分~14時50分
・場所  本校視聴覚室(3F)
・講師  早稲田大学 先進理工学部 化学・生命化学科教授
     寺田 泰比古(テラダ ヤスヒコ)先生
・講義  「分子生物学で解き明かす、生命の誕生から老化まで」
・講義内容と当日の様子
 今回、最先端の技術・分野に関する知見を深め学問に取り組む姿勢を学ぶ貴重な機会とするため、2年生を対象に出張模擬授業を実施しました。寺田先生は、ヒトの遺伝子機能を明らかにする上で不可欠な「遺伝子ライブラリー」の設計・作製や、細胞が分裂する際の分子機構などを主に研究されています。
 講義では「分子生物学で解き明かす、生命の誕生から老化まで」というタイトルで、分子生物学という学問がどのように発展し、生物の老化や遺伝をどう解明しようとしているか、についてご教授いただきました。手塚治虫さんの作品を例に挙げながら「生命の謎」について私たちに強い興味を抱かせつつ、高度な分子生物学の内容についてお話ししてくださいました。発展的な内容ではありましたが、生徒たちは意欲的に理解しようとしていました。終了後、大学での専門分野の内容などについて質問している生徒もいました。これを契機として生徒たちが大学での研究に対する興味・関心を高め、学習や進路選択に役立ててくれればと思います。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

2.大学別模擬講義

 

 ・日時 10月28日(火)13時05分~14時25分

 ・場所 本校4F各教室 及び 視聴覚室・大講義室・地歴公民室・生物室

 ・講師 及び 講義内容 

  早稲田大学 山口 斉昭 先生 法学 
  「法律学を学ぶということ」
  東京外国語大学 宇野 公子 先生 国際
  「国際機関による経済開発」
  立教大学 小野 正嗣 先生 文学 
  「文学とは学ぶものなのか?」
  東京学芸大学 前原 健二 先生 教育学
  「『先生』になる道・教師の資格・私たちの教師観」
  東京農工大学 滝山 博志 先生 化学
  「『氷』と『チョコ』と『薬』の意外な接点」
  東京大学 窪川 かおる 先生 生物学
  「海洋と生物の進化」
  電気通信大学 森重 功一 先生 機械工学
  「産業を支える工作機械」
  東京工業大学 関嶋 政和 先生 情報工学
   「情報工学と創薬、医療」
  東京薬科大学 佐藤 隆 先生 薬学部
  「身近な薬学~薬ってどうして効くの?」
  明治大学 岡田 浩一 先生 経営学
  「経営学の面白さはなにか?」
  千葉大学 杉田 由加里先生 看護学
  「病院以外で働いている看護職の仕事の内容」

 

 今回、11の大学の先生方をお招きし、2学年生徒を対象に各学問分野の授業を行っていただきました。各生徒は自分の興味のある分野・将来進もうと考えている分野に関する講義をそれぞれ選択し、深い学問の世界に触れました。裁判官の立場でディスカッションを行うなど、知的好奇心を駆り立てられる活動がそれぞれの教室で展開されたようです。以下は受講した生徒の感想の抜粋です。

 

・法律においては、事実は1つでも、その解釈は1つではないことを痛感した。

・世界の情勢は多様であり、国際公務員の仕事もとても厳しく、想像以上に過酷なものだった。

・言語や文学が世界に与えた影響なども勉強してみたい。・自分が目標とする教師像が得られた。

・工学とはいっても、食品や医療品とも関係している学科があることを知り、化学工学に興味を持った。

・分かるということは、問題が解けるというだけではなく、そのものの原理が理解できること。そういう姿勢で物事に取り組むことが大事だと思った。

・微積が具体的にどのような形で機械工学に応用できるのか一例を見ることができた。大学になると、ここまで専門的になるのかと思って、楽しみになった。

・情報工学が生物、生命科学、医学、創薬などの研究にも幅広く応用されていて、実用的な学問であることを知った。

・薬学部では応用可能な幅広い知識を学ぶことができる。薬剤師以外にも、食品や化粧品などそれを生かせる分野がたくさんある。

・経営学に対する認識が変わった。本来の役割、その幅の広さや意外な深さなどがよく分かった。

・看護師だからといっても、医師のもとで助手のように働くだけが仕事ではなく、幅広い知識と応用力、多種多様な経験が要求されていることを知った。

 

 なお、講義の様子の写真等は「新宿折々」のページに記載しました。併せてご覧ください。

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