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校長屋敷

                                
Vol10
   mardi1mars2022
 
◆2月21日、令和4年度 学力検査に基づく選抜 第1次募集が実施されました。世田谷総合では、我々校内関係者の事前予想をはるかに上回る志願者を迎えることができ大変嬉しく思っております。来年度は学級増により40人の定員増となる本校ですが、人数が増えた分だけ、ますます活気のある学校を目指していきたいです。
◆vol8でこちらに書かせていただきました、生け花インターナショナルフェア2021へ参加した模様をダイジェスト版でYoutube配信しております。下掲しましたQRコードからアクセスしていただきご覧いただけますと幸甚です。
さて、こちらのイベントに参加することで、普段はお目にかかることのできない様々な国の大使や大使夫人、書記官の方と直接お話しさせていただくことができました。コミュニケーションツールとしての外国語の有り難さや大切さを再認識できたイベントでした。英語や仏語のやり取りに加えて驚くほど日本語が堪能(こういう言い方は大変失礼に当たる場合もあるので注意しなければいけないのですが)な大使館職員の方もいらっしゃり、やはりそういう方は印象に残ります。相手の国の言葉を話す、ということはその国に対して最大限の敬意を払うことに繋がります。日本のことをとてもよくわかっていらっしゃるのだな、と我々が嬉しく思うように、我々も外国に行った際、その国の言葉を話せれば同様な印象を与えます。「一言の挨拶でも相手の言語で」というのは決して形式的な儀礼ではなく異文化理解の入り口にある大切なことと考えたいです。このイベントを通じて様々なご紹介をいただいております。トルコ共和国大使館からは高等学校で英語を教えていらっしゃる先生をご紹介いただき、さっそく オンラインで直接お話しさせていただきました。本校の先生方と向こうの先生方とのオンライン交流を今企画中です。その後は両国の生徒同士の交流に繋げていけるといいなと考えています。
◆外国語の話になりましたので、最後にもう一つ。私が高校生だった頃、「ベストヒットUSA」というテレビ番組がありました。ここで司会をされていたのが、小林克也さんでした。その後も音楽の世界、ドラマの世界など様々な分野で大活躍されている方です。ご存知の方も多いかと思います。当時は今とは大違いで、東京にいても洋楽と言えばLPレコードと横田空軍基地から放送されていたFENという番組くらいしか情報がなかった時代です。この番組が始まったことは私にはとても嬉しかったのですが、この番組が本当にいいなと思えたのは、アメリカのミュージシャンにインタビューする小林克也さんの「英語」でした。この人の英語、かっこいいし上手いな、って初めて番組を観た時から思ってました。こんなに英語のできる日本人の「大人」は衝撃的でした。その後、留学したわけでもなく、ラジオやテレビで一生懸命勉強しました、という記事をどこかで読み、さらに驚いたことも覚えています。最近、ある新聞のコラムで克也さんの「ベストヒットUSA」裏話のようなものを読む機会がありました。番組を担当されていた当時40歳で、ご自身の英語力にはそれなりの自信があったそうですが、西海岸出身のバンドメンバー同士の会話が聞き取れなかったり、仕事上様々、まずいな、と思うことがあったそうです。それで、もう一度勉強するしかない、と思い立ち、語彙を増やすために英字新聞を一面からくまなく最終面まで読んだりと、この時期、生涯で最も集中して英語の勉強に取り組まれたとのことでした。80歳になられた今も、勉強を続けていらっしゃるとのことです。
本当の意味で、coolな人は謙虚だし、謙虚な人はcoolだよな、と。彼の生きるスタンスに感動です、あらためて。
本当にかっこいい人というのは、いくつになってもかっこいい、わけです。
☚生け花インターナショナルフェアのダイジェストはこちらから
 
校長屋敷vol 10 佐藤のぶ

Vol9
   mercredi2jan2022
 
◆2022年の新年が明け、早1か月が過ぎました。寒さは相変わらず厳しくも、夕刻の冬の日差しは心なしか春の気配を漂わせるようになりましたVol8でお知らせした、ダンス部関東大会東京都第1位通過の後、1月16日の全国大会に進出し、HIPHOP部門男女混成Large編成の部、第3位に入賞しました。部員全員参加で一丸となって踊る迫力の演技で勝ち取った賞です。心から祝福したいと思います。
 
ワンチーム体験
 
◆この校長屋敷vol1にも書かせていただきましたが、私の中でスポーツと言えばサッカー、ということで、東京都内のいくつかのチームに所属し、世代カテゴリー別over40 over50 でこの15年くらいは活動してきました。それに加えてこの度、over60からのお誘いを受け加入しました。つい先日、東京都下M市の招待試合があり、年齢緩和枠で試合に出させていただきました。近隣6市の代表チームで短い時間ながら各チーム一日で5試合をこなすという凄まじくハードなスケジュールで開催されました。新しくチームに参加した選手が何人もいたので、チームの中では最年少?の私にボールを集めて展開する、というかなり無茶なプランが示され、みんな曖昧に笑いながらプランを承諾して最初のゲームが始まりました。私の知り合いは私をチームに誘ってくれた一人だけで、後は年齢は高いものの、元国体選手や、大学体育会で活躍した選手など、俗にいう「足元のいいヒト」揃いでしたが、皆プライドも技術もあるから、新参者の私に中々ボールを入れてはくれません。互いに知っている選手同士での効率の悪球回しが中心になり、私がゲームメーカーのポジションにいてもこれでは役割が果たせないという状況が続きます。その状況を打開するために自ら相手のボールを奪いに行ってそれを味方に繋いで戻して、という中で自分の技術やプレースタイル、そして考え方をアピールしていきます。自分というものを積極的に知らせていくために必要なことですが、運動量も上がり、うまくいかないことの繰り返しから始まるので、未知の人たちに混ざって試合をするときの一番苦しい時間帯です。
最初のハーフが0-0終わって、最初はみな、結構つっけんどんな調子で、動きが連動しない理由などを勝手にポツポツ話し出します。でも次のハーフは話し合ったことを少しずつ生かして互いにプレーの中で味方に応えていきます。それが互いに分かるのがスポーツのいいところです。アイコンタクトで意図が伝わり合う瞬間がいくつか積み重なって、信頼関係が生まれます。2つ目のハーフが終わった時には、「昔一緒にやってた懐かしいチームメイトが戻ってきた」という感じで互いを受け入れあっているようなチーム内の変化を感じます。そうすると今度は、より具体的な約束事を話し合うことになります。別の試合がいくつか間に挟まり、かなり時間の空いた後の3つ目のハーフ。今度はどんどんボールが私に入ります。自分が信頼されている安心感と余裕ができて、本来の自分の悪いクセが遠慮なく出てきて球離れが悪くなったりします。圧倒的なボール支配率にもかかわらず点が取れません。このハーフの後、ズバリ、前線のプレーヤーたちから私に対して早めの球離れを要求されます。私も、ボールが回りだしたのはいいことだけど、このままでは点が取れない。次はもう少し高い位置でボールを受けたい、と提案するとその方がシュートチャンスが増えるかも、ということで了解されポジションを修正します。4つ目のハーフ、この修正が見事にはまり、完全に相手を崩して3-0で終えることができました。こうなってくると、最初のハーフの後の、互いに相手をけん制するような、しらっとした雰囲気はみじんもなくなりした。互いに試合の得点シーンでの良かった動きを思い出して話題にしながら、次も勝とう、という雰囲気が自然に高まります。5つ目のハーフは決勝戦となり、over60では最も選手層の厚いと言われるH市チームとの対戦でしたが引き分けに持ち込み、PK戦にも勝利して、なんと嘘みたいな話ですが優勝してしまいました。朝できたチームが夕方ワンチームに成長するというプロセスを全身の筋肉痛や疲労と闘いながら新しいチームメイトたちと共有できた素晴らしい一日でした。まさにワンチーム、ワンチームというのは、一つの社会であり、人間関係の縮図です。本当にそれを実感しました。
でもね、こんな素敵なことは長いことサッカーをしてますが、めったに起こりません。数年に一度あればいい方。
普段は、「お前のせいで負けた、腹立つわ」「お前に言われたくない」「もう、いい加減にやめろよ、みんな下手だから負けたんだろ」というレベルで終わるのが常の、わたくしの草サッカーレベルであります。
生涯スポーツの時代です。仕事に支障がでないように今年も頑張ります。
 
 
校長屋敷vol 9 佐藤のぶ



Vol8
   lundi20déc2021
 
◆Vol7を書かせていただいたのは、10月の初め、まだ夏の名残が、緑豊かな校地に十分感じられる頃でした。今はもう、冬真っただ中となりました。2021年もあと10日ほどで幕を閉じます。セタソウの秋を全力で駆け抜けてここまで来たな、という印象です。
さて、vol7で告知させていただきました11月の公開講座3本とも、大好評のうちに無事終了いたしました。さらにダンス部が関東大会を東京都第1位で抜け出し1月の全国大会に出場します。12月は、各界の様々な方々よりご推薦をいただき、設立以来50年以上の歴史を誇る、生け花インターナショナルのイベントに、在京21大使館の大使や大使夫人も参加する中、芸術系と工業系の融合した「ものつくり」を推進する高等学校ベンダーとしてブースを持たせていただき参加させていただきました。日本橋のロイヤルパークホテルが会場となり、学校を代表して3名の生徒も参加しました。もちろん、日本の高等学校がこのイベントに参加するのは史上初のことです。得難い経験となりました。
学校では毎日何かが起こります。計画して準備を進めてきたことも含めて、何がどんな形で起こるのか予測がつかないことも多々あります。「予測を超えて」、「予想外に」、良いことばかりが起こればよいのですが、なかなかそうはいきません。生け花インターナショナルへ参加できたことは、良い意味での、「予想外」でした。大きな事故や被災がなかったことも学校としてとても有り難いことでした。当然、これは「予想外」ではなく、「想定内」としなければならないところではありますが。
年が明けると1年間の総決算としての3学期です。同時に令和4年度ゼロ学期という位置付けで、様々な準備が始まっていきます。世田谷総合が、「セタソ」としての個性の輪郭をますます明瞭にして、より多くの方々に認知していただけるよう学校を上げて取り組んでいく所存です。今後ともご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
☆11月20日 公開講座「伝えるための英会話」
 一人一台ずつPC端末を使いネイティブ講師のヘルプを得てPaulHerveyのFor what it's worth?のディクテーションに挑戦しました。聞き取れた内容を
他の参加者に向けて伝え、コメントもするという、かなり高度なことにも挑戦しました。少人数、ネイティブ講師3名という恵まれた環境ならではの取り組みができました。


☆伝えるための英会話講師(英語ネイティブスピーカー3名)と本校ダンス部生徒との交流会
→ 流れないソーメンを食べながら。。。。。。7月感染症対策のため中止したフィリピンコミュニティーの方たちとの「超ロング流しそうめん」Somen flowing over a hyper long splitted  bamboo交流の代替イベントとして実施しました。来年はぜひ夏に、校内の畑で栽培している紫蘇を薬味に、地域の方も交えて大規模に実施したいです。




☆ダンス部11月27日 関東大会1位通過 ㊗1月全国大会出場へ
 毎日の厳しい練習に耐え、栄冠をつかみました。部活動だけでなく、様々校内行事でも大活躍中。
                


 
☆11月27日 フランス語公開講座 「フランス語超入門」
本校では初めての開講でしたが、かなりデキる方々にお集まりいただき、充実した講座となりました。本校1学年の保護者の方(お母さま)にもご参加いただきました。大変に有難うございました。
                                          
            
 
☆12月14日 日本橋ロイヤルパークホテルでの「生け花インターナショナルフェア2021」ベンダーとして参加
インドネシア、クウェート、アンゴラ、ボツアナ、タンザニア、コートジボワール、チュニジア、トルコ、ギリシャ、ペルーの各国大使夫人やそのほか各国の大使館職員の方々と直接お話をさせていただく機会を得ました。ボツアナ大使は大変気さくな方で、本校の活動に大変興味を示されたこともあり、楽しくお話をさせていただくことができました。世田谷総合のベンダーブースに直接お越しいただいたり、こちらから各大使館ブースへ伺ったりする中で本校のPRと各国の高等学校とのオンライン交流を直接お願いすることができました。現在撮影したソースの公開についての許諾を申請中です。許可が出たところで動画や詳細な写真で当日の模様をお伝えする予定です。この日のために準備した、日、英、仏 3か国語のフライヤーもここに掲載しますのでご覧ください。

セタソのベンダーテーブルです。





 

 


 
校長屋敷vol 8 佐藤のぶ

vol 7
                                  samedi 2 octobre 2021
 @@翠風祭が無事終了しました@@ 
 今年の本校文化祭、翆風祭が終了しました。9月11日(土)に開会の予定でしたが、台風の影響による大雨で1日延期。日曜日、月曜日と開催しました。開会式では、この翆風祭を通じて、「友達のいい所を見つけよう」という話をしました。文化祭、というのは、発表の場、ですから、普段とは違う人の姿が見られる可能性が高い。作られた作品、展示、演じられる様々なパフォーマンス、その準備の時や、裏方作業、後片付けの時も含めて、普段は見えにくい、友達の「いい所」が見つけられるチャンスです。ぜひ、人のいいところたくさん見つけてあげてください。そして機会があればそれを直接伝えてあげてください。人のいい所を見つけてほめる、というのは、その人を認める、ということです。人のいいところがたくさん見つけられる人は、やっぱり、他人からもよく認めらる人だったりするのです。ということを主として伝えました。
 閉会式では、学校の行事はすべて、「良いきっかけ」を生み出すための一つの仕組み、あるいは装置として機能していると伝えました。学校に様々な行事があるのは、それぞれの行事を通して生徒の皆さんが、何かを得る、「きっかけ」になることを願っているからです。行事が終わった後、自分自身の中で、やはり、何か「良い変化」があって、それが自覚できるとしたら、それ以上のことはありません。なんとなく前より楽しくなった、とか、そういう感覚的なことでも構いません。皆さんの多くに、そういったことが起こっていることを願っていますということを主として伝えました。
 
 今年もコロナ感染症対策で外部のお客様をお迎えすることはできませんでしたが、本校総力取材&編集による 「翠風祭2021バーチャルツアー」動画を本校HPトップに上げましたので、是非そちらをご覧いただければ幸甚です。文化祭の様子と合わせて、本校の特筆すべき学校施設もご覧いただけます。 
 学校紹介兼文化祭virtual tour
https://www.youtube.com/watch?v=Uw829A8q3XE
 
 @@ものつくり動画@@ 王様パレット作りました
本校「ものつくり棟」での工作機械(フライス盤・旋盤・3次元加工機等)を駆使した金属加工に挑戦しました。本格職人技能を持つ本校実習担当の先生の指導の下、素敵な作品に仕上がりました。製作過程を動画にしました。
本校で「ものつくり系」を選択すると実際にこういう工作機械を動かして作業をします。興味のある方は是非ご覧ください。
 
 
 
ブラスパレット制作
https://www.youtube.com/watch?v=XexY8-Iyglo
 
 
@@「ニコタマ知の発信地」@@ 大人のための「文化の秋」到来。
 11月は「ニコタマ知の発信地」ニコタマセタソ 世田谷総合からの「大人向け」イベント告知です。
公開講座では、陶芸教室・伝えるための英会話・フランス語超入門 今期はこの3本立です。ご参加をお待ちしております。昨日より申し込み始まりました。感染症対策のためいずれも少人数での実施となります。ご希望の方はお早めにお申し込みをお願い申し上げます。
   トップページのお知らせ 令和3年度公開講座のお知らせ  からお申し込みください。


ポスターの中に記載されているものではなく、こちらをお使いください。お手数をお掛けして申し訳あません。

 ▼公開講座のHP(講座一覧が掲載されているページ)に繋がるURL 
 
https://www.syougai.metro.tokyo.lg.jp/sesaku/kaihou/kouza.html

 



  


 何かを学びたくなる季節です。来春受験生がいらっしゃる保護者の皆様、数年後に受験を迎えるお子様のいらっしゃる保護者の皆様、『ここでウチの子を学ばせたらどうなるかな?』という視点でこの秋11月の各種講座へのご参加をご検討いただければ嬉しいです。
 
 
                                                                                                                                                             校長屋敷vol 7     さとうのぶ      

 
Vol6                                
    jeudi19 août 2021                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
 
◆夏休み、あと2週間あります。緊急事態宣言が延長され、先の見通しの立たないことも多々ありますが、本校の生徒も、本校を受験しようと考えてくださっている中学生の皆さんも、最後まで充実した夏休みを目指してください。実際にどこか遠くへ出かけることができなかったかもしれないけれど、本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりすることを通じて、自分の内面を広げて感性を高めることも、実際に遠くへ出かけるのに匹敵する意義があると考えます。家族のために地域のために時間を使うこともとても意義深い。状況に合わせて、その時々でやれることを精いっぱいやってみてください。普段と違う時間の使い方ができるということをどうか大切に。最後まで充実した夏休みを目指しましょう。
◆総合学科について
中学生の皆さんとその保護者の皆様へ
以前もこの、校長屋敷vol4で、総合学科のイメージについて書かせていただきました。「厚みのあるキャリア教育」がポイントだと書きました。総合学科に対する取りあえずの認知として3点挙げました。(1)どの高校でも履修する「学校必履修科目」に加えて、「多岐にわたる選択科目授業がある」(2)何かをやりたい、でも何がやりたいかまだ決まらない。高校に入学してやりたいことが見つけたい。(3)職業科に行くほどの決意はないが、普通科で学ぶ以上の何かが欲しい。という説明をさせていただきました。それでも「総合」という言葉は、その言葉通りあまりにも多くのことを含んでいるイメージが強く、「これが総合学科です」と誰もを納得させる説明にはどうしてもなりません。東京都に総合学科が晴海総合1校しかなかったときは、晴海=総合学科でしたが、現在は10校あります。それぞれの学校の母体校も様々です。それぞれがそれどれの特色を持っているとお考えいただければと存じます。我々のSETASOでは、美術系を中心とした「ものつくり」や盛んな体育系部活動に加え、国際理解交流や第二外国語学習の拡充に努めていきます。そういう特色の中で「総合学科」としてのキャリア教育の強みを発揮していきたいと考えています。一日も早く大規模な説明会を開催できることを望んでいます。現在のところは本校ホームページを中心に情報発信を続けてまいります。時々他の志望校と合わせてチェックしていただければ幸甚です。 
◆SSICI  SetaSo International Cultural Immersion (世田谷総合国際文化イマージョン)では、7月末に外国人コミュニティーの方々を本校に招いて、Somen flowing over a hyper long splitted  bamboo  (超ロング流しそうめん)を企画して、薬味のシソまで畑に育てて準備していましたが、感染症対策のために中止となりました。でもさらにパワーアップして次回に備えます。
◆英会話ワンポイントレッスン、“ROB&NOB” episode5アップしました。前回と同じ、本校チームズ 校長屋敷(外国語 全生徒全職員)とYoutube(下のURL)に置きました。今回のは少し難しいです。頑張って答えを見つけてください。

roandnob←ROB&NOB episode5  
                                                                                                  https://youtu.be/4XDya555_yw


◆諸般の事情により数年来稼働していなかった陶芸棟の特注電気釜をついに再稼働させました。今後の陶芸の授業、陶芸公開講座、国際交流でも活躍してくれそうです。
sara


◆11月の各土曜日には、陶芸、フランス語、英語の各種公開講座を連続で開催予定です。「ニコタマ知の発信地」を目指して張り切って準備をしていますが感染症対策でまだ実施できるかどうか先行き不明です。
とりあえず「フランス語入門」は11月20日(土)10:00~16:00。ここ数年通りの5時間クラッシュコースで実施予定です。ポスター(テキストの表紙)だけ宣伝用にここに載せます。今年は
「完全に勉強を放棄しつつもキャンパスをふらふらしていた1980年代初頭の仏文科の学生たち... の一部」という大変わかり難いモチーフで描きました(笑)

poster                                                         

                                                                                                                   校長屋敷vol 6    佐藤のぶ



vol5                                 
    mercredi 30 juin 2021                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
 
◆6月がもうすぐ終わりますね。感染症対策下での梅雨空ですが、そのイメージとは裏腹に、時々サラッと涼しい風が吹いて、なぜかとても過ごしやすい日が何日かありますね、この季節。今年も何日かありました。そういう、穏やかな「風」の日が休みの日に当たると大変嬉しかったりします。いい季節です、雨もたくさん降りますけれども。そういう意味では。
 
◎体育祭で感じたことは、広報誌ハナミズキにも書かせていただきました。最上級生としての「良いリーダーが育っている」というのは行事を毎年引き継ぎながら行っていく上でとても大切なことです。育成する側、される側に素晴らしい人材がいて力を発揮しているのを感じます。実行委員会のメンバー、各団の代表メンバーが、体育祭そのものを盛り上げるために縁の下の力持ちの役割もしっかり果たしていました。
部活動を通じての経験が素晴らしい一体感に繋がったと推測できる場面もありました。団のパフォーマンス中、ダンスの曲の音声が途絶えてしまうことがありましたが、その団では、動じることなく、気持ちを切り替えて自分たちで歌いながら最後まで演じ切りました。その姿は観ている生徒たちに何かを伝え、それぞれが所属する各団を超えて、なお一層の大変気持ちのいい応援に繋がりました。アクシデントが途中で起こっても、最後までやり切る、という日頃の活動の積み重ねがこういう時にも生かされたのだろうと思います。
 
△SSICI  SetaSo International Cultural Immersion (世田谷総合国際文化イマージョン)では、6月16日の最初のミーティングを経て、今年度開催するイベントの案を次々打ち出しました。コンテンツ制作は着々と進めていきます。7月末には、外国人コミュニティーの方々を本校に招いての交流会を予定しています。
 
〇英会話ワンポイントレッスン、“ROB&NOB” episode3アップしました。前回と同じ、本校チームズ 校長屋敷(外国語 全生徒全職員)に置きました。まもなくepisode4を続けてアップします。
You heard it from the man himself ! ですね。だんだん多くの生徒が見てくれるようになってきました。有り難いことです

 ←ROB&NOB episode3        https://youtu.be/uc2cEZkpt9Y

 最後に一本だけ、映画の話。6月の中旬頃です。そのサラッとした涼しい風の土曜日に、「グリーンブック」を観ました。私はもともとロードムービー的な作品が好きなので、とても期待して観ました。人種差別の問題、をほんとうに鮮やかに扱ってはいますが、ここでは、語学屋としての視点で、気になったセリフの紹介をしたいと思います。これはまさに大人の言葉であります。これから大人になる子供たちも、大人である大人たちにも、共有してもらいたい大切なメッセージだと感じました。
 ストーリーの中では、だいぶ後半の方です。路上でパトロール中の警官に車を停められ、不条理な取り調べを受けます。雨が降りしきる中、運転する車の外に出された主人公は、「何で、黒人のために運転手なんかしてるんだ?」という警官の問いに答えます。それに対する警官の心無い言葉に激怒し、思わずその警官を殴り飛ばしてしまいます。その後留置場に入れられた主人公に対して、一緒に留置場に入れられた黒人ピアニストが語りかけます。

 
ピアニスト:So your little temper tantrum……was it worth it? You don’t win with violence,
      Tony, you win when you maintain your dignity. Dignity always prevails……..
              “暴力は敗北だ。品位を保つことが勝利をもたらすのだ。”

上の日本語訳は、映画の字幕からです。英語は私のディクテーションです。そっちは 間違っていたらごめんなさい。
字幕は素晴らしいですね。誰が付けたかわかりませんでしたが、プロの仕事ですね。さすがです。
少しだけ、説明すると、
Temper tantrum  → 小さい子供が、何か自分の思い通りにならないことや気に入らないことがあって、泣き叫んだり、ものを投げたりする様子のことで  す。Temperが聞こえてきて次のサウンドがtaなら、かなりの確率でこの組み合わせ。そう思って聞かないと、この場面からは、なかなかtantrumとは聞き取れません。

prevail →   dignity(品位)の方が、violence(暴力)よりも強いのだ、という意味での「勝る」として使われています。まさに品のある言葉の選び方。自分の語彙に取り入れて上手に使い回していきたいですね。

素晴らしい字幕の品位を落として恐縮ですが、「? まだ少しわかりにくいかな」、と思った人に向けて、もう少し細かく訳を付けると以下の感じです。参考にして、もし映画を見ることがあれば、聞き取りにも挑戦してみてください。
 
“それで、君の、そのちっぽけな、大人げない振る舞い、、、、そんなことする意味ありましたか?
トニー(主人公の名前)、暴力なんかでは勝つことはできないんだよ。品位を保つことで勝つ。
品位が暴力に勝るんだよ、いつだって。“

 
校長屋敷vol 5 佐藤のぶ

vol4
    vendredi 4 2021
 
緊急事態宣言の延長です。6月20日まで。このpandemicの終焉を心から願うばかりです。各自、予防対策を自覚実施することをお願いします。最大限の工夫と対策を凝らして教育活動を進めていきたいと考えています。
 
◆さて先回立ち上げのお知らせをしたSSICI  SetaSo International Cultural Immersion (世田谷総合国際文化イマージョン)です。プロジェクトチームのスタッフ募集をさせていただきました。教科横断的に14名の先生方がスタッフ(含ROB&NOB)に入ってくださいました。大変嬉しくまた有り難いことだと感謝しています。
まずは、セタソウを売り込むコンテンツの制作(互いに中身のリンクし合う紙と電子)から始めようと思います。6月16日に最初のミーティングを開催して制作内容の検討に入ります。
「トウキョウニハネ、セタソウ、トイウ ナカナカユニークナガッコウガアッテネ…….」という認知のされ方を目指して頑張ります。
このPTの発足に加えて、東京都より、海外学校間交流推進校の指定をいただく運びとなりました。感染症の蔓延が一段落し、海外研修ができる日に向けてこちらも着々と準備をしていく予定です。

◆英会話ワンポイントレッスン、“ROB&NOB” episode2 アップしました。前回と同じ、本校チームズ 校長屋敷(外国語 全生徒全職員)に置きました。各方面よりそれなりの反響をいただいております。感想や要望を伺いながら改善を重ね、作成スキルをもっともっと高め、より愉しんでいただける続編を作っていきたい所存です。
 
◆今後の学校の歩みについてです。機会をいただき私の方から本校の保護者の皆様にはお話をさせていただいているところです。世田谷総合が目指す教育活動の姿は何なのか?世田谷総合の特色をどう伝えるか?「中学生とその保護者の皆様方にも、どうしたらこの学校の良さがわかってもらえるか?」
を日々考えています。
 そのためには、まずは、私たち教職員一人一人が、自分の学校をよく知ること、だと考えます。
よく知るためには、よく学ぶことだと思います。生徒に常日頃言っていることと同じです。そのうえで私を含めたすべての職員の熱量を、合意の上で注ぐべき所に集中的に注ぐことが大切だと考えています。進学重点校が、個別の難関大に的を絞ってそれぞれの受験科目ごとに入試対策演習を徹底して行うように、総合学科においても熱量の注ぎどころを集中させることで、学校の特色化やそれに連動する教育効果がある程度見えてくると考えます。注ぎどころは「厚みのあるキャリア教育」の部分だと考えます。
総合学科に対する取りあえずの認知としては:
(1)どの高校でも履修しなければならない「学校必履修科目」に加えて、「多岐にわたる選択科目授業がある」
(2)何かをやりたい、でも何がやりたいかまだ決まらない。高校に入学してやりたいことが見つかるといいな、という生徒向き。
(3)職業科に行くほどの決意はないが、普通科で学ぶ以上の何かが欲しい、という(2)と似た動機を持つ生徒向き。
   
この(1)(2)(3)に対して、図で回答するなら下の図のようなイメージです。興味を持っていたただいた中学校様があれば、出向いて私共からより詳しく説明させていただきたい所存です。
                                                                       
  既にすべての方々がご存じの通り、セタソウが文句なしに優れている、というわけではありません。学科を問わず、近隣の素晴らしい伝統校に比べれば、まだまだこれからの学校です。あくまで、セタソウ目線で、セタソウに一番好意的な目線で描いた未来を含む現在の姿と考えていただけると有り難いです。
ついに公開❕
*ROB&NOB episode2 公開中 → https://youtu.be/n7BkKtqJ5PU


*セタソウものつくり紹介 砂型鋳造でつくる「校長屋敷」→ https://youtu.be/8NjX8zQwk5k


広い校地・施設をフル活用5月末某日 同日同時刻の活動から
美大セミナー

ものつくり棟での団旗の製作第一体育館でのダンス部ビデオ審査作品制作

校長屋敷vol 4 佐藤のぶ

 
 



vol3
                                                      
jeudi 13 mai 2021
 
GWが終わりました。しかし依然として勢いの衰えない感染症に対して、様々な対応策を講じながらの学校生活が続きます。学校行事や時程をはじめ、教育課程上のいくつもの変更等が今後も見込まれます。本校関係者の皆様方におかれましては引き続きましてご理解・ご協力のほど、切にお願い申し上げます。
さて、このGW中、感染症対策のため、徹底した無観客試合の形で女子サッカー部の公式戦が行われました。ベスト8を賭けた試合は1-0で粘り勝ち、次の準決勝を賭けた試合では4-0と快勝。準決勝では全国大会常連の強豪校、修徳高校と対戦しました。この試合以降、限定ではありますが、youtubeでのライブ配信がありました。さすがにここで敗退してしまいましたが、どんなに失点しても、最後まで投げずに試合をやりきろうとするひたむきさに感動しました。vol1にも書きました通り、わたくし自身もさんざんサッカーをやってきましたし、今もやっていますので、勝つときの気持ち、勝つか負けるかの瀬戸際の時の気持ち、勝ち目がもうない時の気持ち、を自分なりに想像します。彼女たちの試合を観ながら、どんな気持ちでいるのかな、と思いを馳せる時、あのひたむきさと最後までやりきる気持ちは、わたくしにとっては本当に尊敬に値するものでした。あの「淡々とした凛々しさ」を見習いたいと思います、自分がサッカーをするときにも。自分は全くできてませんのでlol 生徒たちから学ばせていただきました。感謝です。
さて、前回の続きで「セタソウブランド」です。今皿作りを始めました。まずは自分がやってみて、これからお話しする、SSICIという新規立ち上げの校内プロジェクトチームの活動にリンクさせていきたいと考えています。SSICI  SetaSo International Cultural Immersion (世田谷総合国際文化イマージョン)です。
immersionは、どっぷりつかること、没入、というニュアンスを持った英単語です。あえて日本語にせずそのまま使うことにしました。
世田谷総合高校は教育目標の中で「グローバル人材の育成」を掲げています。近い将来様々な国の人と一緒に地域の行事に参画したり、隣り合って暮らしたり、ということがこの国でももっと普遍的になると予想されています。そういう時、偏見を持たず、自然な形で他者を受け入れ、自己主張と他者受容をバランスよくやっていける、そういうマインドを持てるように今から準備していきましょう、という「育成」です。市井のグローバル化に自然に対応できる人を育てたいという想いです。これをSSICIの中でやっていきます。
コロナ禍でしばらくは海外に直接出ることはできません。今はオンラインを駆使して海外と交流できる時代です。もちろん国内近隣にいらっしゃる外国人の方々との交流も大切です。ものつくり学校紹介の一端として、手作り感覚満載の交流の記念として、サラdeセタソ(セタソウの皿)を生かしていきたいと考えています。昨日の職員会議で、校長直轄のPTということで提案させていただきました。参加していただける先生方とともにこのプロジェクトを長い目で育てていきたいと思います。
最後にICT関連のこと。本校でも東京都が本格導入を図っているクラウドサービス、チームズ、を少しずつ利用し始めています。短い動画をアップしたり、課題の指示を出したり、オンライン出欠確認などを始めています。
最終的には、学校で行われるほぼすべての授業をオンライン配信できるようになるのが目標です。試行錯誤もありますが学校全体で少しずつ進めていきます。
私も動画をアップしました。英会話ワンポイントレッスンです。本校JETのROBと校長の佐藤NOBとで、
“ROB&NOB”第一回目アップしました。本校チームス 校長屋敷(外国語 全生徒全職員)に置きました。本校の生徒はおうちの方と一緒に観てください。よっぽどのことがあれば(まずないな)一般公開しますが。。。






 

 
校長屋敷vol 3 佐藤のぶ
vo2
     lundi 26 avril 2021
 
 3度目の緊急事態宣言発令となり、本校でも今週から様々な対応を行っていきます。生徒の学習・教育活動全般にできるだけ支障が出ないようにすることを第一に考え、最善の努力をしていきたいと考えております。ご家庭におかれましても学校HPを適宜ご覧いただき、情報の確認ならびにご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、校長屋敷vol1に対しては、各方面より実に様々な感想・反応・ご忠告・ご助言をいただきました。本当に有難うございます。そのほとんど全てに感謝申し上げます。
 今号では始めに、私が4月着任当初、最初の職員会議の冒頭で、すべての先生方にお伝えしたことのいくつかをご紹介いたします。
 (1)校長として最初にお伝えしたいこと
(2)学校経営上の大きな話3つ(授業と服務・スペシャリストになってほしい、ただの自負でいいから・風通しの良い学校)
(3)喫緊の課題として
(4)今後の課題
の四つについてお話をさせていただきました。
 
(1)想像力・バランス・熱量 を大切にしていただきたいという話。「こうすればいいのでは? こうしたらどうなる?」を利点・欠点を考えつつ、仕事をバランスよく進行させてほしい。基本的には、「前向き」に。熱量が落ちるとすべてが落ちる、という話。
(2)◇きちんと生徒を伸ばす授業をしてほしい。そのため生徒に対してそれ相応の要求もする。だから教員もきちっとする。その一々を言わないけれども、事故を起こさない、信用を無くさない、という話。
◇多種多様なrole model としての姿を生徒に見せられるように、先生方お一人お一人が何かのスペシャリストになってほしい。今自負のある人はさらに磨きをかけてほしい。総合学科ではそのことが特に大切という話。
◇先生方が楽しそうに仕事をしている姿は生徒を惹きつける。学校が明るくなる。楽しそうでいいな、と興味を持ち、いつか仲間に入りたいなって思う生徒がいるかもしれない。楽しくないのに楽しそうにはできません。そのためにも、上下縦横すべてに話が通る、相談できる職場にしたいですという話。
(3)募集対策をしっかりしていきましょう。学校の魅力、できることをしっかりアピールして、どんな学校なのか、分かりやすくしていくことで中学生に選んでもらえる学校にしていきましょう。素晴らしい施設・設備がある学校です。コストもかけてます。その期待にも応えていきましょうという話。
(4)総合学科の行方とあるべき立ち位置をもう一度みんなで考えましょう。それらを踏まえて、セタソウはどうするのか?何を前面に打ち出すのか? ダンス部・女子サッカー部・美術系進路、国際理解もやる、まだもっと何かあるはず、先生方の熱量で、保護者も生徒も巻き込んで学校の活力を上げていこうという話。
 
  話をするのはカンタンです。期待とお願いを伝えるだけなら誰でもできます。当たり前ですがどこまでその話を実現できるか、です。私自身が常に先頭に立って(立過ぎないようにも気を付けて・・・)さらに生き生きとした、セタソウを目指していきます。次号では現在計画進行中の、セタソウブランドと、ものつくり学校としてのアピールを掲載します。引き続きましてどうぞよろしくお願い申し上げます。
校長屋敷vol 2 佐藤のぶ
 


vol1
samedi 17 avril 2021
はじめまして。
トップページでご挨拶申し上げました、佐藤 信孝 と申します。
この短信の第1回目は学校長である、わたくし自身に関連することの紹介をさせていただきます。
トップページにサッカーユニフォーム姿で登場しました。子供のころからずっとサッカーをしてきました。現在も都下三市でカテゴリー別で合計4チームに所属し、年間を通じて試合に出ています。たいして練習もしないで試合に出るので、1年じゅう体のどこかに怪我をしてますlol 。だから学校で私に出会った時、足を引きずっていたり、首が曲がっていたりしても気にせず普通に接してください。怪我と私、私と怪我、表裏一体です(笑)
自動車やオートバイが好きです。若い頃から随分乗り継ぎ、いじり倒しました。40代の終わり頃、サッカーの試合で大怪我をした後、リハビリで自転車の素晴らしさと巡り合いました。今は、古い1970年代のイタリアの自転車等に乗り、のんびりサッカーの試合会場まで漕いで行くのが週末の愉しみです。。。
へたくそな絵を描いて楽しんでいます。大人向けのフランス語入門公開講座をこの20年、ほぼ毎年行っていますが、その表紙の絵を描いたりしています。まったくの自己満足の域にとどまります。(今年もやります。セタソウでやります。11月20日(土)の予定です。詳細はまたこちらでお知らせします。)
音楽も大好きです。これも下手の横好きで、学生時代から様々楽器を演奏してきました。
音楽家として最も敬愛するのが、ビル エバンスです。好きな方も多いと存じますが、ここでふと興味を持たれた方はぜひ聴いてみてください。ネットで検索、Bill Evans です、Porgy とかいいですね、初めて聴くと心が洗われる(気がする)かもしれません。
子供が二人います。二人とも男子でもう成人しており子どもではありませんが。
彼らは、スポーツといえば、サッカー以外に選択肢のない家庭? で育ち、二人とも小学校低学年から高校時代までサッカー三昧の生活でした。ある意味、かわいそう・・・・・・・
その後はそれぞれが究極の文系、究極の理系と全く別々の世界に進んでいきました、、これは親である私にしてもうまく説明のつかないことです。分かっているようで分かっていないというのはやはりこういうことでもあるのかもしれません。 
 わたくしの教科は外国語(仏・英)です。教員になった後、東京都で最初に開校した総合学科、晴海総合高校に在職した10年間は主としてフランス語を教えていました。当時は、総合学科の語学系列に所属すると2年時から3年時にかけて、最大でフランス語の初級・中級・応用をそれぞれ2単位ずつ計6単位学び、さらに多文化理解という関連科目を選択すると合計8単位の履修となりましたので、英語の代わりにフランス語を用いて大学受験にも対応できる学習量でした。この系列での学習を経て大学に進み、現在もフランス語を用いて仕事をしている卒業生が少なからずいます。総合学科での多様な選択科目との出会いが将来の進路を決めたひとつの典型的な例かもしれません。
 わたくし自身の語学力。多分この25年くらいの間、さして上がりもせず、下がりもせず、というところです。取り敢えず教壇を離れて7年経ちましたが、様々な仕事の関係で英語やフランス語から離れることはありません。今は生涯学習の時代です。できることなら、これからさらに高めていきたいです。90年代前半のバブル崩壊前後に、通訳ガイドの資格を取って以来、TOEFLなどを受けてどうしたらスコアが上がるかを、自分を実験台にして検証したりしていました。その後に実用英語検定1級、実用仏語検定準1級を取得しました。今の私の語学力はその頃以上なのか以下なのかわかりません。取り敢えず、どちらも現在普通に仕事やプライベートでは使っています。
長い自己紹介となりました。末長いお付き合いを今後ともお願い申し上げます。有難うございました。
校長屋敷vol1 さとうのぶ
〒157-0076 東京都世田谷区岡本2丁目9番1号
電話 : 03-3700-4771 ファクシミリ : 03-3700-0866
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