07450010_桜修館中等
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『国際社会に生きる民主的・平和的な 国家・社会の形成者を育成する』 社会科では社会に生きる人間としての在り方生き方を考えます。地理的分野では空間的な視点から、歴史的分野では時間的な視点から人間社会における営みについて考察します。それらの基礎の上に、公民的分野の学習を展開し、公民的資質を養いながら、国際社会に生きる民主的・平和的な国家・社会の形成者を育成します。 教科の特性として、社会的事象に関する幅広い基礎的な知識はもちろんのこと、各種の資料を読み取る方法や分かりやすく表現する方法を身につけ、的確な資料活用能力の定着を図ります。社会的事象について多面的・多角的に考察し、現代社会における解決していかなければならない課題を追究する態度を育成します。『創造活動や鑑賞活動を通して、自分自身を表現し、人に伝える力を身につける』 前期課程では、身近なものをテーマにしながら色や形の表現の基礎を段階的に学びます。絵画、デザイン、立体造形など様々な作品の制作を通して、表現すること、鑑賞することの楽しさを味わいましょう。全ての活動を通して自分自身を表現し、発信する力を育んでいきます。 後期課程では、前期課程で学んだことを活かし、素描、絵画、工芸、ポスター制作など、より幅広い表現方法を学びます。制作と鑑賞を充実させていく中で、自己を表現する活動を追求していきます。『考えぬいて解決する学びの楽しさを味わってください』 中等教育学校という6ヵ年一貫教育の利点を生かし、前期課程から物理、化学、生物、地学の4分野に分かれ、それぞれの学問領域を体系的に学習します。自然現象についてより深く考えるために、1年生の授業から実験、観察の機会を多く設け、考察する活動を主軸に授業展開しています。 理科は暗記科目ではありません、なぜ?どうして?という疑問点を見つけ、答えを導き出す論理的思考力が欠かせない学問です。「理科論理」という授業はありませんが、理科という科目自体が「理科論理」なのです。理科の中で培った論理的思考力は、将来生きていく上で必要な問題解決力となり、それは社会で求められている人材には必要不可欠なものといえます。あらゆることに興味関心をもち、考えぬいて解決する学びの過程を楽しいと感じられる人に、桜修館の門を叩いてほしいと願います。『高度情報社会を生き抜くための教科です』 情報科は高等学校で初めて学ぶ教科です。また、一般的に全国の高校生が学ぶ必修教科の中で一番新しい教科です。情報科はなぜできたのでしょうか。高度情報社会である現在、私たちは多くの情報に囲まれています。それにより以前よりも多くの情報を処理し続けなければならない時代となりました。その時代のニーズに合わせて情報科はつくられたのです。 多くの情報があったとしても、その真偽をどのように検証すれば良いのでしょう。そしてその情報をどのように記録すれば良いのでしょう。さらにその情報を相手に効果的に伝達するには、どのように発信すれば良いのでしょう。また、その情報をどのように受け止め、処理をしていけば良いのでしょう。 これらを考えるのが情報科です。未来を生きる力の一つとして身につけるために学び、研究をしましょう。『運動を論理的に考え、より充実した 実践ができるようにします』 クラスマッチ(5月実施、全学年対象)やマラソン大会(2月実施、1学年〜4学年対象)などの行事を目標に設定し、学年に応じた試合や競技ができるように各種目の技能を高めていきます。学習カードなどを活用し、言語で動きや作戦を表現できるようにし、運動を論理的に考えることも行います。 1・2学年は「運動の楽しさや喜びを味わうこと」をテーマとし、運動の基礎基本の習得と仲間づくりを目指します。3・4学年は「運動が得意になること」をテーマとし、各運動技能の向上、公正、協力、責任などの態度の習慣化を目指します。5・6学年は「運動の理解を深めること」をテーマとし、個を生かす教育の充実と豊かなスポーツライフの基礎作りの観点から生徒が運動種目を選択し、自主的に試合や運営ができるよう審判法についても学びます。社会科美術科理 科情報科保健体育科

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