07450010_桜修館中等
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6年生5年生4年生1年生〜3年生論 文最優秀賞1、研究テーマ 鉛筆について、平らになるまで使う方法と、常にとがらせておく方法のどちらがよいか、長持ちという観点から研究する。2、検証方法 鉛筆の芯は圧力に比例した速さで削れると仮定して、「芯が削れる速さ」を「1文字あたりに芯を消費した長さ」として表し、計算によってどちらがより長持ちするかを検証した。また、同級生7人を対象に実験を行い、800文字毎に削る鉛筆(平らになるまで使う方法)と100文字毎に削る鉛筆(常にとがらせておく方法)でそれぞれ1cmあたりに書くことができる文字数を調べた。3、考 察 計算では、芯が削れる速さは使用された芯の長さの2乗に反比例するということがわかった。つまり、書いた文字数が多くなるほど芯は削れにくくなるため、平らになるまで使う方法のほうが長持ちすると言える。 実験では、800文字毎に削る鉛筆は100文字毎に削る鉛筆の、平均3倍以上の文字数を書くことができるという結果になった。 これら計算・実験から、平らになるまで使う方法のほうがより長持ちするという結論に至った。しかし、平らになるまで使う方法が常にとがらせておく方法よりただ優れているということはなく、平らになるまで文字を書き続けると字がつぶれて汚く見えるということにもつながりかねない。そこで、鉛筆を削る際に完全には削りきらず、芯端にやや丸みが残った状態でとどめておくという方法を提案する。この方法なら両者の利点である、長持ちさと字のきれいさを生かすことができる。今後はこの方法について研究を進めていきたい。1、研究テーマ インターネットでの音楽視聴の利点は手軽さと手短さであり、この時間的な特徴がヒット曲に与える影響を明確にする。また、それによって時代によるリスナーの視聴スタイルを理解する。2、検証方法 CD主流の時代(1999~2001年)とインターネット視聴普及後(2017~2019年)のヒット曲を比較材料とし、以下の観点でデータをとり分析した。①曲全体の時間 ②曲の開始から歌いだしまで(イントロ)の時間 ③曲の開始からサビまでの時間3、結 論 曲全体の時間が23秒、サビが始まるまでの時間が15秒短くなったことが分かった。イントロの時間には変化がなかった。また、CD主流の時代は人気アーティストの曲がヒットしやすいのに対し、最近はアーティストが有名かどうかはあまり関係なく曲がヒットするという傾向がある。4、考 察 1つ目は曲の時間に変化が起こった要因についてである。インターネット視聴により音楽が手軽に聴けるようになり、リスナーは音楽をBGMとして捉える機会が増えたために全体的に短く飽きない曲が好まれるようになったと考えた。2つ目は不特定多数のアーティストの曲がヒットするようになったこととの関係である。これはサブスクに様々なアーティストの曲で作られたプレイリストが多く存在し、それにより簡単に新しい音楽に出会える仕組みになったからだと考えた。・難関大志望者説明会・外部模試・夏期講習・共通テスト説明会・出願面談5000字の研究論文作成。自分自身でテーマを決めて、担当の先生に指導を受けながら1年間かけて作成します。論 文最優秀賞情報収集をする自己の適性を把握する・外部模試・夏期講習・学部・学科調べ・文理選択・學びフォーラム (社会人による講演会)・大学講演会自分で課題を設定し、自分で検証し、自分なりにまとめる力を育成します6年間のゆったりとした時間の中で将来の夢や目標を考え、高い志を持ち、進路実現を目指します志望学部・学科を決める・外部模試・夏期講習・志望校決定・6年次科目選択・卒業生懇談会受験校を決める自己形成充実 → 社会との関わり → 学問との出会い自分の夢を考える自己を見つめる・移動教室・職業調べ・職場体験・学力推移調査・中高一貫模試鉛筆はとがった状態を保つべきかインターネットでの音楽視聴によるヒット曲の時間の変化自己実現研究論文桜修館での集大成進路指導

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