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卒業生の活躍(1)

卒業生の活躍(1)


皆さん、こんにちは。
本日は本校の卒業生をご紹介します。


令和元年度 食品科卒業 Y・M さん
南九州大学 健康栄養学部 食品開発科学科 在学中

 
Y・Mさんの現在
南九州大学に進学し、食品の製造や衛生、開発について学んでいます。
農産高校での学びの中で、農業・食品、特に発酵食品や微生物に興味をもちました。
将来は、農産物の栽培から加工までを手掛けて、
オリジナルブランド品の開発等を行っていきたいと考えています。
 
農産高校に入学した理由
中学3年生の時に体験入学に参加しました。
麹の製造に「コウジカビ」というカビの一種が関わっていることを知り、
顕微鏡で菌糸や胞子を見て、「微生物」「発酵食品」に興味をもちました。
また、先生と生徒の距離が近く親しく話しているのを見て、「この学校にしよう」と思いました。

農産高校での学びについて
農産高校では他の学校には無い特色がたくさんあります。
食品科には「穀類加工室」、「醸造室」「食品分析室」などの実習・実験室があり、
充実した施設を使用した実験・実習があります。
専門的な授業はどれも興味深く、普通高校では学ぶことができないことがたくさんあります。

部活動は「醸造部」に所属し、みそ・しょうゆなどの発酵食品について研究しました。
この部活の活動で農業クラブのプロジェクト発表や東京都教育委員会が主催する「高校生夕張キャンプ」にも参加しました。
食品の知識を深めるだけでなく、社会性についても学ぶことができました。
将来に向けて社会性というのはとても大切であるということを学びました。

在校生に一言
「他の高校生にこれだけは負けない!! これについては自分が一番詳しいんだ!」と言えるものを見つけましょう。
自分にとっては「味噌」でした。自分自身の強みになると思います。
進路活動での面接や小論文で役に立ちます。農産高校は自分の強みを見つけるにはとてもよい環境が整っています。
レポートや課題研究の考察には「本」が役に立ちます。
図書室の本には考察のヒントがたくさんあります。
ネットではなく本の方が詳しく書かれているので、ぜひ活用してください。
 
中学生に向けて
農産高校は、将来、農業や食品に関することに携わりたいと思っている人にはとてもいい学校です。
基礎から学ぶことができるので、在学中に興味をもつことも可能です。
専門部があるのも農産高校の特色です。
ぜひ入学して、やりたいことを見つけてくださいね。
 

食品科主任 田中 智弘先生 より
中学生の時、体験入学に来たY・Mさんは、「みそ」の製造や食品に関係する「微生物」に興味をもち、
入学後は、醸造部の部長として活躍しました。
授業だけではなく、部活動でも「みそ」という食品を研究しました。
農産高校での出会いによって、興味をもった分野をとことん勉強し、関連する大学に進学しました。
やってみたいことが見つかると、学校生活の全般に前向きになり、
自分の力を伸ばすことができると思います。

農産高校の部活動では、運動部や文化部のほかに、専門部というものがあります。
醸造部、穀類加工部、畜産加工部、園芸部、造園部など専門教科の延長上にある部活動です。
専門教科の内容をさらに深めたい人は入部を検討してみてください。


興味をもつきっかけとなったみそ。本校のみそ蔵のようすです。




醸造部で取り組んだプロジェクト研究のパネル発表です。




 
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