実践的経営学習として、地域イベントを活用し、販売実習や食材の提供などを行っています。農業クラブは、約7万人の全国の農業を学ぶ高校生が参加する組織です。研究活動、環境調査、農業に関する競技、国際交流などを行っています。2本校は、花と緑に囲まれた「食と緑と農を創造する」農業科の高校です。東部地区唯一の農業に関する知識・技術が学習できる学校として数多くの卒業生(令和3年度まで9155名)を輩出してきました。農産高校は、「食と緑と農の学園」として、農業教育をとおして、豊かな人間形成を目指しています。生命の大切さや人格を尊重する態度を身につけ、農業の新たな可能性を追求する人材を育成します。教室で基礎から学習し、豊富な実験、実習をとおして実践的な経験を積み、知識と技術を確実に身につけていきます。「農業」という勉強は、今まで学んでこなかった学習になります。ですから、スタートラインはみな同じです。共に学ぶ仲間と協力し、助け合いながら、生きる力を育んでいきます。また、大学、専門学校等への進学や地域を支える企業等への就職など幅広い進路に対応できるよう、教職員が一丸となり、生徒一人一人の夢の実現に向け、全力で取り組んでいます。地域に信頼され、魅力ある学校となるよう努めています。是非、本校へ見学に来てください。東京都立農産高等学校長 江森 忍地域連携スクール・ミッション目指す学校像目指す生徒像学校農業クラブ活動農業に関連した知識・技術を身に付け、農業の見方、考え方を生かして、社会の持続可能な発展に貢献する態度を育むことを目指して、一人一人の心を育てる個に応じた教育を推進し、次世代農業を創造する専門的な学び、社会の課題を解決する探究的な学びを通して、自他の生命や人格を尊重する態度と豊かな人間性を身に付けた、農業の新たな可能性を追究する志の高い人材を育成します。「食と緑と農を創造する学校」として、農業の専門教育をとおして、地域社会を支える人材をはぐくみます。本校で学習した農業に関する学びに誇りをもち、「将来へ向けて一歩を踏み出すことのできる生徒」を育成します。校章の由来農産高校のある地域では、江戸時代に『花しょうぶ』が改良されたところとして、歴史にその名を残しています。『花しょうぶ』は繁殖力が強く、色とりどりのエレガントな花をつけます。これは、本校の未来を象徴するもので、『花しょうぶ』に『稲穂』をあしらい、農産らしさがデザインされた校章となっています。
元のページ ../index.html#2