17心を育むさまざまな学校行事 音楽祭・文化祭・体育祭は、都立武蔵の三大行事と呼ばれ、どの行事も中学生・高校生が一体となって盛り上がります。高校生の委員長団が中心となり、附属中学校の実行委員会と全校生徒が協働して企画、運営しています。生徒主体で行事に取り組むことは、80年以上も続く都立武蔵の伝統であり、魅力となっています。また、様々な宿泊行事があり、クラスや学年の絆を深めるだけでなく、人間・環境・文化・歴史について学び、本校の地球学を進めていく原動力にもなっています。 プロのオーケストラでも利用されるホールを一日貸し切って音楽祭が開かい催さいされます。中高のクラス単位で競きそう合唱コンクールと、音楽系部活動の演奏による音楽会の2部構成になっています。高校生のアカペラによるハーモニーは圧巻です。 文化祭は中高合同で取り組みます。中学生は地球学の発表や各教科における学習成果物の展示など日頃の学習の成果を紹介します。高校生は演劇、アトラクション、飲食など趣しゅ向こうを凝こらしたクラス企画や、部活や有志などの団体がバラエティーに富む発表を行います。中高合同の文化部では、中高生が一体となって異学年が交流した催もよおしを行っています。 中高合同で取り組む体育祭は、学年ごとの種目を中心に中学生と高校生が共に協力して盛り上がります。伝統の学年種目は、中学1年生が「台風の目」、中学2年生が「いかだ流し」、中学3年生は「むかで競争」です。高校生は学年の枠わくを越こえた縦割りの応おう援えん団だんによる「応援合戦」が伝統になっています。また、中高一貫教育校ならではの中学生と高校生が共に力を合わせる種目もあります。
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