畜産科学科の日常を紹介します。
2020.12.10(木)
コウメ(乳牛:ホルスタイン種)の出荷がありました。
都内にある牧場へ移ることになりました。

酪農類型の生徒で見送りました。

顔が痒いのか、いつも床に顔を擦り付けて、顔がオガクズで白くなったり、
放牧すると土で顔が汚れているのが印象的でした。
落ち着いた性格で、牛乳もたくさん出してくれたり、とても優秀な牛です。
新しい牧場でも元気に活躍してもらいたいと思います。
乳牛の人工授精の様子

↑これは【直腸膣法】という方法です。
直腸に手を入れ、注入器を子宮体という部位まで導いて精液を注入します。
(とても難しいです。)

↑これは【子宮頚管鉗子法】という方法です。
膣鏡という器具を用いて、外子宮口を直接見ながら精液を注入します。
今年も残すことろあと2週間です。
寒さも強まってきました。すごく寒いです。体調管理には十分注意しましょう。
…思い返せば、今年の2月頃から新型コロナウイルスの影響で、生徒の皆さんは本当に大変な思いをしたと思います。
特に、3年生は最後の年に学校行事が何もできず過ごしてきました。そんな中でも日々の授業や管理などよく頑張ったと思います(全3学年)。
そして、年が明ければ卒業まで残りわずかです。最後まで気を抜かず、ひたむきに学校生活を楽しんでいきましょう。
さらに、来年は丑年!!
毎日牛乳を生産し、乳製品やお肉など人々の生活を支えてくれている”牛”。そして、”農家”の方々への感謝を忘れずに、新年に向かってこれからも頑張っていきましょう!!