今日の畜産科学科(8)
2020.4.17(金)
今日の畜産科学科の様子です。
今日はウシづくしです。

育成牛を放牧中 くもりの予報でしたが、晴れ間もあり、過ごしやすい一日でした。

ウシ

同じウシ

違うウシ
今日は、3月に産まれた子牛(キコ)に耳標(じひょう)を装着しました。
耳標装着の流れを紹介します。
空欄部分に入る語句を考えながら見てみてください。

(1)まずは、道具の準備をします。
右下にある赤い器具はアプリケーター(
A 装着器)といいます。

(2)耳標が触れる部分などをアルコール綿で消毒します。そして、アプリケーターに耳標をセットします。
この時、(
B 番号)が前後に見えるよう、向きを間違えないようにします。

(3)耳標を装着する部分をアルコール綿で消毒をします。
注意することは、耳には2つ太い血管が通っているので、その間に装着すること。

(4)アプリケーターではさみ、装着します。

(5)最後にイソジンを吹きかけ、消毒します。

耳標装着完了。
ウシに10桁の(
B 番号)がつけられるきっかけになった疾病は(
C )です。
すべてのウシに耳標が装着されています。
スーパーで売られている、牛肉のラベルにも必ず10桁の番号が書かれています。専用のサイトで10桁の番号を入力すると、そのウシがどのような流通経路で牛肉になったかを知ることができます。食卓に牛肉が出たときは、是非調べてみてください。
ちなみに、このシステムのことを(
D システム)といいます。
酪農類型の生徒は答えを見なくても分かりますよね?
あと、今日はコウメとメルクールという個体に人工授精(AI)を行いました。
学校再開予定まで、あと半月。
頑張りどころです。モ~少しです。
〈答え〉
A 耳標
B 個体識別
C BSE(牛海綿状脳症:クロイツフェルト・ヤコブ病)
D 牛トレーサビリティ