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東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)研究体験会に参加しました。

東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)研究体験~Meet the young Scientist! ~に参加しました。

 8月23日(金)、本校5年生7人で東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)研究体験に参加しました。IRCNとは、文部科学省の事業である世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の研究拠点の一つです。IRCNは脳に関する研究を通して、「ヒトの知性はどのように生じたか」を考察しています。
 
 参加生徒は、若手研究者のプレゼンテーションを聴いた後、パネルディスカッションや質問コーナーで研究者の方々と直接話す機会をいただき、日々の研究の話や研究者を志した理由などを伺うことができました。また、実際の仕事現場である研究室を見学させてもらい、どのような研究がなされているのか確かめ、最後はチームに分かれて学んだことについてプレゼンテーションをしました。
 脳の現象をモデル化(数式化)して新たな情報処理システムを考える研究、ウィルスを用いて脳の遺伝子を組み換える研究、脳を透明にし染色しながらその構造や機能を考察する研究、蛍光たんぱく質で脳の細胞を蛍光させてその働きを視覚的に観察する研究など、様々な分野からの脳の研究について学ぶことができました。
 世界でもトップレベルの研究所を見学し、研究者に直接質問できたことは、学問の奥深さを実感することができる大変貴重な機会となりました。
 
<生徒の感想>
・未知なる脳の研究にはロマンがあるとは思いましたが、大変なことも多いのだろうなと強く感じました。研究者の方々が楽しそうに「まだ謎が多い」と話す様子がとても印象的でした。
 
・「脳科学」という言葉から生物学や化学の分野をイメージしていたのですが、数学や物理学を役立てている研究者もいて、様々な視点から研究を進めているということに驚きました。 Q&Aのときに女性の研究者の比率について聞いたのですが、生物分野では半分ほどが女性研究者であるという話を聞き、もっと少ないと思っていたので衝撃を受けました。
 
・今回の研究体験では研究者のプレゼンテーションを聞くだけではなく、研究室の見学や少人数での質問タイムなど、大きな説明会や講演会ではできないことを体験することができました。また、研究者の働き方なども知ることができたので、自分の進路を考える上でとても参考になりました。

  
研究者の方々のプレゼンテーション        研究者の方への質問コーナー

  
研究室見学                   プレゼンテーション準備(1)

  
プレゼンテーション準備(2)          プレゼンテーション
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