●韓国の高校生と交流しました
平成30年1月18日(木)に、韓国から36名の高校生の研修団が来校し、本校の生徒と交流をしました。韓国の「日本語スピーチ大会」や「日本文化クイズ大会」等で上位入賞を果たした、済州や釜山出身の高校生34名と引率の先生方をお迎えし、給食交流や部活動体験等で親睦を深めました。日韓文化交流基金主催のこの交流も、今年で5回目となりました。
バスで到着した一行を、3年生が名札を掲げて出迎え、教室まで案内しました。34名の高校生と6名の大人(先生、通訳、添乗員、基金のスタッフ)合計40名が5教室に分かれて、3年生とともに給食を楽しみました。韓国の高校生たちは日本語を熱心に勉強していることもあり、日本語で会話をしている姿も多くみられました。
5時間目は4学年による歓迎会が多目的室で行われました。英語と韓国語による司会進行に沿って、校長先生の英語による歓迎挨拶をはじめ、生徒会の生徒による学校紹介や歓迎挨拶、韓国の生徒による日本語のスピーチ披露に続き、最後は剣道部による日本剣道形の披露が行われ大変盛り上がりました。韓国の生徒たちはとても感情豊かで、会を楽しんでいました。
6時間目は3~6年生の有志との小グループでの交流会でした。三鷹生は韓国生とペアになり、お互いに自己紹介を行いました。緊張を和らげるため、Kahootというクイズゲームを楽しみ、大いに盛り上がった後は、日本のお菓子を囲んでのおしゃべりタイムでした。それぞれのグループで楽しい交流ができました。また、鷹校生は韓国生の流暢な日本語に大変感心し、母国語以外の言語を習得することに対して、大いに刺激を受けたようです。
放課後は、部活動体験です。音楽部では自然に歌いだしたり、リズムをとったりして楽しんでもらえたようです。また、一昨年大ヒットしたアニメの主題歌をギター7本で披露すると歓声があがりました。演奏披露の後の体験タイムでは、太鼓の素晴らしい演奏や得意のピアノの演奏を披露する韓国生もいて、充実した交流ができました。剣道部では、実際に竹刀を持ち、面を打つ体験をしました。韓国では、剣道はそれほど一般的ではなく、また人の頭を叩くことに抵抗のある生徒もいましたが、初めて実際に体験できたことに興奮している姿が印象的でした。
歓送会では、本校の交渉のピンバッジを送ったところ、韓国の生徒直筆の記念の書をくださいました。団長であるカン・コンテク校長先生は、本校のもてなしにとても感動され、良い交流ができたことに感激の言葉を述べられました。