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31 研究室訪問(東京工業大学)20191122

令和元年度研究室訪問(東京工業大学)20191122

 
令和元年11月22日(金)の振替休日に、大学研究室訪問を実施しました。これは本校OBの大学教授に研究室を公開していただき、大学や研究所における研究活動がどのように行われているのかを知り、生徒が自分の将来像を描く一助としたいという企画です。
今年度は、リベラルアーツ教育にも力を注いでいる東京工業大学の研究室を訪ね、行われている研究の一端をご紹介して頂いた。
訪問先(A)東京工業大学 大学院【大岡山キャンパス】(参加者21名)
リベラルアーツ研究教育院 林 直亨 教授(OB)
生命理工学院 林 宣宏 准教授
工学院 システム制御系 中島 求 教授
 
 概 要
  林宣宏研究室では、様々な物理的・化学的な実験手法を駆使して生命現象を分子レベルで理解することが主な研究テーマとなっている。
特にタンパク質の機能に着目して対象の謎に迫っているということを懇切に語っていただいた。
拝見させていただいたラボは高度な装置と設備に囲まれた明るく広い研究室で、ここで研究したいと思わせるような雰囲気に満ちていたのが印象的であった。実際に大学院生から、実験装置や研究についての話をしていただいた。
中島研究室では,機械工学と情報学の立場から人や人を含むシステムの諸問題を解明する研究を行っており、中島先生から、水泳のシミュレーションやバイオロボティクスに関するとても興味深いお話をしていただいた。研究の楽しさがこちらに伝わってくるようなお話であった。小石川でプログラミングや創作展のシミュレーションに取り組んでいる生徒も参加しており、多くの鋭い質問が出てきた。
また、林直亨先生からは、東京工業大学が近年力を入れて取り組んでいるリベラルアーツ(教養教育)についてのお話があった。東京工業大学の全体像や進路選択についても説明していただいた。生徒たちが専門の学院をどう選んでいいかという質問には、オープンキャンパスで各学院の先生に聞いてみることや入試課に聞いてみることがよい、と教えていただいた。
いずれの訪問においても、恵まれた施設・研究環境とその中で未知に挑む研究者の方々の熱い思いとチャレンジ精神に触れることができたことは、大きな刺激と収穫であった。
生徒たちも自分自身の将来を考える良い機会になったのではないだろうか。
お忙しい中、訪問に快くお付き合いくださった林直亨先生、林宣宏先生、中島先生、大学院生の方々、大変ありがとうございました。
 

 
生命理工学院 林宣宏研究室 工学院システム制御系 中島求教授から
研究内容について、お話しいただきました。


 
 
リベラルアーツ研究教育院 林直亨教授(OB)から、リベラルアーツ(教養教育)や
東京工業大学の全体像や進路選択について、お話しいただきました。                         
 

 
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