第63回 日本学生科学賞 東京都大会
第63回日本学生科学賞の東京大会で、本校生徒の研究8件が入賞しました。
日本学生科学賞は昭和32年に創設された中学・高校生の理科分野の公募コンクールです。小石川フィロソフィーや部活動を通して1年間続けた研究が認められたことを、嬉しく思います。
最優秀賞
高校の部「平面的に成長するスズ樹の研究II」5年生3名共同研究
スズ樹の成長と電位差の関係を丁寧に考察し、巨大スズ樹の作成に挑戦しました。
中学の部「予測通りに変われ!!」3年生個人研究
有名な化学マジック「青いフラスコの実験」で、色が変わる条件を詳細に分析しました。
中学の部「ケミカルライトの研究」3年生個人研究
条件を変えて繰り返し実験を行い、明るく長持ちするケミカルライトを作成しました。
優秀賞
中学の部「ポリ乳酸の合成と分子量測定」3年生個人研究
生分解性プラスチックであるポリ乳酸を合成し、その分子量から性質を考察しました。
中学の部「ホルムアルデヒド時計反応」3年生個人研究
しばらく時間が経つと突然色が変わる時計反応について、研究しました。
中学の部「気体の拡散とその先へ」2年生2名共同研究
目に見えない気体が空気中で拡散する様子を可視化する方法を検討しました。
奨励賞
中学の部「炎色反応の研究」3年生個人研究
デジタルカメラを用いて炎色反応を観察する装置を開発し、その色を考察しました。
中学の部「金色の金属樹の研究」2年生個人研究
表面にメッキを行うことで、金色の金属樹をつくることを目指しました。
最優秀賞を受賞した3件の研究は、東京都の代表として11月に行われる全国予備審査に進むことが決まりました。本校生徒の最優秀賞受賞は、4年連続になりました。深く探究しようとする気持ちが、先輩から後輩に受け継がれていることを感じます。
過去3年間の最優秀賞(東京都大会)
平成28年「変形体の自己拡張的自他認識力」中学の部
「スライムを用いたPFの作成」高校の部
平成29年「無電解ニッケルメッキの研究」高校の部
平成30年「簡便なカフェインの定量」高校の部