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R1 京都大学高校生フォーラム in Tokyo 20191026

R1 京都大学高校生フォーラム in Tokyo に参加しました
 
 10月26日(土)に「京都大学高校生フォーラム in Tokyo」が開催されました。本校からも生徒が出席し、5年生の川端さんが自身の研究について発表を行いました。

 はじめに、京都大学 数理解析研究所 無限解析研究部門 准教授の星裕一郎先生から、「身近な数学・身近でない数学」についてのご講演がありました。星先生によれば、「大学で学ぶ数学は身近なものではないが、高度に抽象化されており、一見全く関わりのなさそうなことを解き明かす可能性もある」とのことでした。また、ご自身が数学を研究する目的について、「人がよりよく物事を理解したり、認識したりする方法を見出すこと」とお話しされました。
 次に、京都大学 経済学部1回生で都立高校出身の奥村さんから、京大生の生活についてお話を聞きました。一人暮らしの苦労や楽しさ、京都という環境のすばらしさについて伺い、京大生にあこがれを抱いた人も多かったのではないでしょうか。

 続いて、都立高校3校の代表者による研究発表がありました。
【発表1】クサガメの採餌行動における感覚の利用について 都立小石川中等教育学校 川端さん
【発表2】爆弾低気圧の発達条件~黒潮との関係~ 都立戸山高等学校 飯田さん
【発表3】オイラーのトーシェント関数の階乗 都立八王子東高等学校 池田さん
分野の異なる多彩な研究発表が続き、会場からは時折感嘆の声が上がっていました。

 最後に、演者全員が集合してパネルディスカッションが行われました。ディスカッションの議題は「京大関係者にはなぜノーベル賞受賞者が多いのか」、「研究活動でもっとも苦労することは」、「将来やってみたい研究について」などで、パネリストは思い思いの考えを話していました。観覧席からもたくさんの質問があり、会場は大いに盛り上がりました。
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