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2学期始業式を行いました20190830

2学期始業式20190830


8月30日(金)に2学期始業式が行われました。

1学期終業式と同様、放送による始業式となりました。

 梅原校長先生から、「順応」と「適応」をテーマにお話がありました。3年生のオーストラリアでの海外語学研修の引率の印象から、多くの生徒が研修先のオーストラリアの環境に「順応」し、慣れることのできない生徒も意識的に「適応」しようと努力している様子が紹介されました。
 生徒の皆さんは、これからの長い人生の中で様々な環境の変化を経験することになります。その変化に対し、自然と「順応」できればよいのですが、うまくできないときは意識的に「適応」させることが必要で、その経験がその後の大きな環境の変化にも対応できる力となります。
 学生生活の中でも環境の変化やつまずきもたくさん経験することでしょうが、そのとき、どうやって切り抜けようか、どうやってこの状況に適応していこうかと考えられる余裕を持ってもらいたいと締めくくりました。

続いて、小石川消防署地域防災担当係長の山田和幸様より、下記のような防災講話がありました。
 毎年9月1日は防災の日です。防災の日は1923年(大正12年)9月1日に相模湾を震源としたマグニチュード7.9、震度7の関東大地震を契機に関東大震災の教訓を忘れないという意味とこの時期に多い台風への心構えの意味も含めて1960年(昭和35年)に制定されました。
 また、「津波てんでんこ」についての説明もありました。「津波てんでんこ」は、東北の三陸地方に伝わる災害教訓で、津波から逃げるときは、各自がてんでバラバラに高台に逃げろという意味です。この教訓に基づき避難訓練を重ねてきた岩手県釜石市内の小中学生が、東日本大震災の時、全児童・生徒約3千人が即座に避難し、生存率が99.8%という成果をあげて「釜石の奇跡」と呼ばれました。
 学校では避難訓練を行っていますが、家にいるときや外出先の街中で大震災が発生した場合はどうでしょう。ライフラインが寸断されて、電気、ガス、水道が使えません。携帯電話もつながりません。自分の判断で行動しなくてはいけないのです。
 地震発生時には、重要な3つのポイントがあります。
 一つ目は、自分の身の安全をはかること。
 二つ目は、パニックにならず冷静でいること。
 三つめは、正しい情報を入手し、正しく判断し、正しく行動すること。
です。
 毎回同じ訓練を行ってつまらないと思うかもしれませんが、訓練はその積み重ねが多いほど自分の身につくものです。地震がいつ起きてもよいようにしっかり準備しましょう。

続いて、生活指導部の村澤先生よりお話がありました。
 まず、メイクや頭髪の加工、アクセサリーについてのお話でした。約束事は、書かれていることだけがすべてではない、社会でも明文化されていないことがあり、独特の文化もあります。自分でよく考えてみましょう。続いて、健全な批判力についてと「批判」と「中傷」の違いについてのお話がありました。

 最後に、夏季休業中に様々なコンクールや大会などで活躍し受賞した多くの生徒の表彰が行われました。
 
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